橡の木の下で

俳句と共に

平成22年「橡」1月号より

2009-12-28 10:08:42 | 俳句とエッセイ
書出しは紅葉かつ散る文二通
綿虫といふ郷愁のとぶ日なり
霜月や日当たる方を拾ひゆき
髪あづけゐて眺めをる街枯るる
少年のゲームに集ふ雨寒し
               亜紀子

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草稿12/28

2009-12-28 10:01:45 | 一日一句
寄辺なき顔が映りて暮早し  亜紀子

通りすがりのウインドウ
幻影のような自分のような

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