「ボクもうおもちゃになんて興味ないの」
「そんな羽で遊ぶほどお子ちゃまじゃないし」
「ホント、ぜ~んぜん興味ないの~ふふふ~ん♪」
・・・・・という小芝居をして飛びかかるチャンスを狙っている風情。
☆☆☆
昨夜、ひなたがいつもの様に窓辺に座って外を眺めていたんです。
しばらくして窓辺の枠からひょいっと飛び降りようとした瞬間、
足の爪が枠と壁のわずかな隙間に挟まったらしく
右後ろ足一本でいきなり逆さづりの状態に(危)。
ウギャウギャウギャウギャウギャウ!!!!!
という今まで聞いた事のない声で絶叫するひなたさん!
そして慌てる私!と父!
咄嗟に噛まれる&引っ掻かれる事覚悟で両手で抱きかかえようとしたんですが
本気で暴れるもんだから上手く爪が外れてくれない。
その内右手に結構な痛みが走ったのでその場で父にバトンタッチ。
その時偶然爪が窓枠から外れて何とか脱出出来たひなたはもう恐怖心から
毛を逆立てて隣の部屋までダッシュで逃走。(といっても数メートル)
「もう大丈夫だからっ!」と父と声をかけながら視界に入って来たのは
瞳孔をまん丸にし毛を逆立て、背中を丸めて立ったままこちらを凝視するひなた。
そしてあちこちから流血してる私の両腕と、同じく左手から流血している父。
更にその腕から落ちたとみられるカーペットの血痕でした。orz
それ以上血を落とさない様にティッシュで血を押さえながらひなたの傍へ行き、
ケガがないかチェックしましたが幸いな事にひなた自身にケガは無し。
それがわかって一安心してから自分達の両腕の手当てにとりかかったのでした。
ただ精神的ショックが大きかったらしくて今日一日ずっといつも以上に後追いして来たり、
件の窓におそるおそる及び腰で近づいて様子を伺ったりしていました。
その様子を見ていて思わず「あれはね~、窓さんが悪いんじゃないんだよぉ~」と、
言ったってわかる筈もないんですがつい言ってしまう私。
何だ「窓さん」て。知らん人が聞いたらひくわ。(汗)
今、私の両腕には合計10枚の絆創膏が貼ってあります。
いやーこれで外歩くの恥ずかしいわぁ(汗)。
これじゃいかにも何かやらかした感アリアリなので、
いっそ包帯でも巻いてみようかと思ったけれどムレそうなのでやめときます。
それに一番痛いのは腕部分じゃなくて結構傷が深いらしい中指なのでね。
中指使えないって結構不便よ。
食器棚開ける時とか、丁~度傷口がぶつかるんだコレが。orz
そうそう、私達が自らの手当てをしている間、遠巻きにこちらの様子を見ていたひなたさん。
ちょっとずつ近づいて来て傷だらけの腕をクンクンして来てたのは
悪い事しちゃったとか思ったのかなーなんて想像したけど
ありゃ多分嗅ぎ慣れない絆創膏と消毒薬の匂いを嗅いでただけなんだろうな(笑)。