Nonsection Radical

撮影と本の空間

目的のための手段

2017年11月03日 | Weblog
撮影というものをしているので、当然のように機材についての情報サイトを見ているわけだけど、”カメラ好き”なわけではないので新しいものが出たからといってほしくなるわけではない。
”実力”に見合った必要なものがあればいいというスタンスなんだけど、それでもあれば便利、これがあれば広がると思うものもあるわけだが、だからといって手に入れるわけではない。
そういう点である種観察者的な目で機材の発展を見ているわけだが、スチールカメラ以外の世界では日本のメーカーは出遅れている感が否めないと感じる。
簡単に言えば既存の大企業以外で新たな機材を作ろうという意思と結果が日本から生まれない。
特に最近は街歩き動画ばかりしているので、その関係で言えば、動画機材ではほとんど海外製の天下である。
そうそう儲かるわけではない小さな市場だけど、需要はある。
だから信頼性は未知数だとしても、次々に発表される機材を手にいれて試用しユーチューブなどにアップしている人も多いし、それを見て手に入れる人も多いようだ。
ただそういう情報に接しても、ほとんどが個人的には役に立たない。
自分の使い方とは関係のない情報ばかりで、購入するきっかけにはなり得ないのだ。
何かできそうだから買ってみようという立場ではないのは、ひょっとすると後退思考なのかとも思うが・・・
それでもオズオズと手に入れたスタビライザーなどは結構効果があって認識を新たにしたわけだけど、では新製品が出れば買い換えるかというとそんな気にはなれない。
それでも日々進化する機材の情報に目をやっているのは海外企業の積極性を見るのが楽しいからかもしれない。
そういう積極性は今の日本にはないものだから。




盛町下舘下 1
岩手県大船渡市盛町下舘下
撮影 2017年9月21日 木曜日 10時10分
コメント
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