Nonsection Radical

撮影と本の空間

アベノミクス世代

2017年05月12日 | Weblog
いわゆる”バブル世代”というのは、ネットの論調を見ていると遊び呆けていた世代ということらしい。
そのバブル期を上回るのが現在のアベノミクスによる長期景気拡大期間だ(パチバチ)。
なんでもバブル期の51ヶ月を上回る52ヶ月を突破したそうで、ならばもうすぐ戦後最長の岩戸景気57ヶ月をも追い越すであろう。
この際数字のマジックなどという野暮なことわ言わず、この長期景気拡大を素直に受け止めようと思う。
バブル期がバブル世代と呼ばれるように、現在の景気拡大はアベノミクス期、アベノミクス世代と後年呼ばれるようになるだろうか。
バブル期の人々が好景気を良いことに遊び呆けていたと言われるように、アベノミクス世代も後年なにがしかの判断を下されるであろう。
好景気の時に活発な”経済活動”を行ない、その結果さらに好景気を生むという循環があったわけだから、今の時期も後から遊び呆けた世代と言われるかもしれない。
それは実態とは違うと反論も出るだろうが、バブル世代を遊び呆けた世代と決めつけるのだから、当然後年の決めつけを今の世代は甘受しなければならない。
あるいは、遊び呆けずに地道に景気拡大を続けてきたと”主張”するならば、遊んでも真面目でも結果は変わらないという判断も受け入れなければならない。
アベノミクスを背景に、世の中も当然変化しているわけだが、これも後年どのような判断をされるかをも背負っていかなければならない。
それはバブルの”つけ”を長期間にわたって払い続けたのと同様に、アベノミクスの”つけ”を次の世代に審判されることになり、一方的なレッテル貼りや悪魔の証明に対応しなければならないということだ。
はたしてどのような審判が下されるのであろう。



牛浜駅前
東京都福生市牛浜
撮影 2017年4月14日 金曜日 15時30分
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