Nonsection Radical

撮影と本の空間

都会の雪は人災

2016年11月24日 | Weblog
関東でも雪が積もり朝から電車が遅れた。
その電車に乗っていたんだけど、なぜ遅れるんだろうと普通誰も考えないことを考える。
様子をうかがっていると、雪によって線路が云々とか、設備的なことで遅れているわけでもない。
単に人の乗り降りに時間がかかっているだけのようだ。
人の様子を見ていると、雪用に装備を整えている人などほとんどいなくて、普段の服装のままでいる人が特に男のサラリーマンに多い。
当然革靴だ。
女性でヒールの人だっている。
これで移動するのだから、どうしても普段より慎重になり移動に時間もかかる。
それが積もって電車が遅れるというのが原因なのではないか。
今日も都内で何十人かがころんで医者に行ったというが、なぜころんだかの調査発表はない。
でも革靴やヒールだと転びやすいだろう。
そういうリスクを抱えて普段の格好でいる理由は、カッパを着て山ぐつを履いて移動するオッサンにはわからない。
なにかきっといいことがあるのだろう。
そうであっても、心の中では「融通の利かない奴ら」と思う。
雨が降れば雨降りの態勢を整える、雪なら雪のためにと切り替えることができない人が、仕事への柔軟な対処が出来るのだろうかと心配になるのだけれど、それは余計なお世話というものだろう。



長後の街並み 8
神奈川県藤沢市長後,下土棚
撮影 2016年10月26日 水曜日 15時45分
コメント
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