Nonsection Radical

撮影と本の空間

昨日の続きのようなもの

2013年07月29日 | Weblog
いつの時代も「近頃の若者は・・・」が事実なら、いつの時代も「近頃の若者は」”オトナ”の顰蹙を買ってきたのでしょう。
それは”オトナ”の価値観とは違うもの、受け入れられないもので自分たちの存在場所を作り出す行為だったんじゃないのかなぁ。
それが結局「進歩」で「革新」で「改革」につながっていったのでは。
そうやって次々と新しいものが生み出され、便利で楽しく様々な方向へ生きていける事につながったんじゃないのかな。
そのあたりを昨日のリンクにある都築響一さんのインタビューに感じたりするんだけど。
メジャーな世界の一員になる事が成功であるという考えは、”オトナ”の作り出した世界での価値観で、その価値観をも”無視”する動きを若者がし始めているというのが興味深い。
そうやって考えてみると、今の社会の成功というのが、すでに魅力のないものなのかもしれないという、身もふたもない話になってしまうのが面白い。
新しい価値観なのかもしれない。
そういう価値観に対して既存の側は打つ手がないんだよね。
存在しないに等しいのだから。
既存の側がすり寄るしかない。
これって価値観の移行なのかもしれない。
そういう”ムーブメント”は他の分野でも現われるだろうな。
現われて欲しいよね。
楽しそうだよねぇ。
そういう端境期に今あるかも、と思うと希望がわいてくるね。





師崎 3 愛知県南知多町


山陽電鉄 須磨浦公園駅前 神戸市須磨区
コメント
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