これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

よみうりランドで遊ぼう

2018年06月21日 20時21分33秒 | エッセイ
 大学4年の娘とよみうりランドに行った。
「よかった、お母さんと一緒だと、お金払わなくていいから」
 ……娘は金遣いが荒いので、いくらバイトをしても貧乏だ。懐の心配をせずに遊べる機会を狙っていたらしい。
 フリーパスを買い、あれこれ乗ったが、コースター系は富士急が基準になっているせいか、だいぶ物足りなかった。唯一、気に入ったのが立ち乗りのループコースターMOMOnGAだ。



 スリルよりも、風を切る爽快感が心地よい。
 クレージーヒューストンも楽しかった。



 12人乗りのシートが、この高さの鉄塔を上下する。急上昇するパターンと、急下降するパターンがあって、景色とアップダウンの両方が味わえた。
「ゴーカートは?」
「いいね」
 無免許の娘が運転したいというが、結構な行列ができている。人気なのだ。



「何か、子どもばっかりで恥ずかしい」
 ファミリーコースにしたせいか、ほとんどが家族連れである。中にはカップルもいるから、ひと安心だ。
 まもなく順番が来て、私は助手席、娘が運転席に座った。
「おもしろいね」
 アクセルをべったり踏んでも、追突するほどのスピードは出ない。器用にハンドルを動かし、くねくね道もなんのその。笑っているうちにゴールに到着した。
「教習所に通いたいな」
 では、卒業前に行きなされ。
 一番楽しめたのは、ジャイアントスカイリバーという、ゴムボートの乗り物だった。



 唯一の問題点は、乗り場まで階段を上らなければならないということだ。ボートがエレベーターで「ヒューン」と上がっていく隣を、客がヒーヒー言いながら歩いているのは滑稽だろう。5階? 6階? かなりの段数を上がらないと、このアトラクションには乗れない。
 観覧車から見ると、高さがよくわかる。中央の白いもののてっぺんまで、客はフラフラになってたどり着く。何か、おかしくない!?



 それでも、行列ができている。着いてしまえば、あとは下るだけ。ゴムボートはところどころで跳ねて、回転して、予想できない動きをする。笑顔も弾け、階段の苦労は忘れて歓声を上げるのだ。
「はーはー、面白かった。でも、1回でいいや」
 若い人や、若ぶっている人は、何回でもどうぞ。
 童心に返って遊んできたが、残念ながら、体は返れなかった。
 客用のエレベーターをつけてよ~!


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コメント (13)
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