これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

かんたんパスワード帳

2022年02月27日 22時37分37秒 | エッセイ
 先週、ウイルスバスターのパスワードがわからなくて困ったという記事を書いたら、ブロ友さんから「ダイソーのパスワード帳が使いやすかった」とのコメントをいただき、俄然興味を持った。もっとも現在は販売されていないらしいが。
「たしかに、あると便利よね。作ってみようかな」
 要は、小さなノートがあればよいのだ。スーパーで食材を買うついでに、2階の文具売り場をのぞいてみた。思ったとおり、欲しいものが並んでいた。
 まずはA6サイズのノート。



 A4のクリアファイルの4分の1の大きさだ。これくらいコンパクトなものがいい。
 売り場には、さらに小さなB6もあったのだけれど、迷った末にこれにした。
 それから、インデックスも必要だ。



 SNSにブログサービス、オンラインショップ、信販会社、旅行会社などなど、設定したパスワードを数えてみたら50個以上あった。ランダムに書き込んでいたら、目当てのものを見つけるまでに時間がかかる。ここはひとつ、インデックスを使ってきちんと分類し、効率アップを目指したい。
「やっぱり、50音順がわかりやすいよね」
 ノートが小さい分、インデックスが大き過ぎることに気がついた。一覧できる方が便利だろう。
「半分に切っちゃえ」



 あとは、見出しをつけて貼るだけ。
 おそらく「あ」行が一番多い。ここは4ページ分確保しておこう。「か」行から「た」行は3ページずつでよさそうだ。「な」行、「は」行は少ないので2ページずつ。「ま」行以降はさらに少ないので、まとめてしまおう。
 最後は「わ」行で終わり。「を」や「ん」から始まるサイトがあれば面白いのに、残念だ。



 このインデックスは透明だから、字の上に貼っても隠れないし、書き込むこともできる。どんどん機能的な商品が登場しているとわかった。
「できた!」
 ページを設定したら、あとはサイト名とID、パスワードなどを順次記入していく。変更することも考えて、行数にはゆとりを持つとよさそうだ。
 実は、ログインしたままのサイトも多く、予期せぬタイミングでログアウトされていると冷や汗をかく。
 これを機に、しっかり管理していこう。


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パスワードを忘れました

2022年02月20日 22時01分23秒 | エッセイ
 ウイルスバスターの契約をすると、端末を3台まで保護できる。
 これまでパソコン2台に使っていたが、残りの1台分をスマホにしようと思いついた。
「あれっ、パスワードを入力してくださいだって。何だっけ」
 IDやパスワードはしっかり記録している方だ。探せば見つかると軽く考えていたが、それらしいものはどこにも見当たらない。
「おかしいな。でも、アカウントがあるから、前に設定したはずだよね」
 正直いっておぼえていない。シリアル番号等が書かれた書面を確認すると、契約したのは2012年らしい。
「10年前のことなんか、思い出せないよ」
 となると、「パスワードを忘れた方」という箇所をクリックして、リセットするしかない。登録アドレスに変更URLが届く仕組みになっているのだが、いつまで待ってもメールが来ない。
「あっ、古いアドレスのままになってた!」
 パスワードを忘れ、アドレスも使えないのではお手上げだ。問い合わせ先に電話を掛けようとしたら、21時以降は時間外になっていた。もはや打つ手はない。
「しょうがないなぁ。明日まで待つか」
 でも、ちょっと恥ずかしい。「アドレス変更の手続きをし忘れて、パスワードもおぼえていません。どうすればいいですか」などと、トロい質問をするのだから。
「このババア、どうしようもねえな」と思われるのはシャクだ。気持ちだけでも、10年前にタイムスリップして、パスワードを探してみよう。
 2012年。たしか、ヤ〇ダ電機でパソコンを買い、セッティングやプリンタの接続等をやってもらったのだっけ。そのとき、ウイルスバスターもインストールしてくれたはずだ。人任せにしているから、当事者意識が足りなくて、パスワード記憶喪失になったのだろう。
 当時の手帳を引っ張り出してみたが、やはり何の記録もなかった。屋根裏の収納庫には、パソコンの外箱がそのままになっている。中を覗いてみても、パスワードに関連したメモなどは残っていない。
しょうがない。のろまで迂闊なオバさんとして電話を掛け、助けてもらうしかなさそうだ。
 そのとき、小物入れの引き出しに、捨てるに捨てられない封筒があったことを思い出した。裏面に、何かのパスワードらしきものが書かれていたのではなかったか。
「ひょっとして、ひょっとする?」
 10年経つと、封筒だって、こんなに劣化する。



 この裏側に、アルファベットと数字が組み合わされた文字列が書かれているのだ。一度も使ったためしがなかったけれど、捨ててはいけない気がして、ずっと引き出しにしまったままだった。
 ウイルスバスターを立ち上げ、文字列を入力し、ログインを試みる。マウスポインタがグルグルと渦巻き、少しの間考えているようだった。3秒後には認証され、無事にログインできたのには驚いた。
「やったぁ!」
 思わず、こぶしを上げてガッツポーズをとる。
 記憶、まだまだイケるかも?


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チョコレート難民(2)

2022年02月13日 21時54分14秒 | エッセイ
 バレンタイン商戦に乗り遅れ、どのサイトを覗いても「SOLD OUT」ばかりなので、すっかりやる気が失せてしまった。夫や娘と食べる「家族チョコ」も適当でいいかと投げやりになったとき、京王プラザホテルのオンラインショップを思い出した。
「そうだ、たしか、チョコもあったよね」
 チャチャッとホームページにアクセスすると、すんばらしいチョコレートが目に飛び込んできた。



「うおっ、なんと豪華な!」
 商品説明を食い入るように眺める。



 限定10台。
 ここでも時間がものを言う。厳しいなぁ。
 お値段16,000円。
 そ、それは、もう無理!
 というわけで、目の保養で終えることにした。
 幸運にも、このチョコをゲットした方は、どこから食べるのだろうか。
 いきなり、ピアノの本体には手を出さない気がする。椅子とか、ピアノの内部に入っている丸いやつなんかからいただくのではないだろうか。
 私が注文したのは、もうちょっとお手軽なコレである。直前だったけれど、在庫があったようで助かった。ホテルのオンラインショップは、難民にやさしい。意外と狙い目なのかもしれない。



 中はこうなっている。
 シックな雰囲気が素敵でしょ?



 小さな箱は、「あと2000円買えば配送料が無料になる」とのメッセージにつられて注文した。



 カラフルで、抹茶やらキャラメル、バナナなどの多彩な食材を使っているところが気に入った。もちろん味もgood♡
「全部2個ずつなんだね」
 おはぎを食べ始めた夫を差し置いて、バレンタインデー前日なのに、フライングして娘と食べ始めた。
「でも、これは1個ずつみたい」
 娘の指差すチョコレートに目をやる。たしかに、右端のチョコは対になっていないかも……。



「……いやいや、ピスタチオが落ちてるだけでしょ」



 はい、チョコの陰に隠れていました。
「ははは」
 年に一度ぐらい、日頃は手の届かない、ホテルのチョコを食べるイベントがあってもいいだろう。
 来年、京王プラザホテルの顔になるチョコは、どんなデザインなのかしら。
 今から貯金しようかなぁ。


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チョコレート難民(1)

2022年02月06日 22時36分07秒 | エッセイ
 2月14日はバレンタインデー。
「そろそろチョコを買わなくちゃ」
 気がついたら一週間前になっている。すっかり、職場で配るチョコの存在を忘れていた。自転車通勤になってから、ターミナル駅には縁がないので、ネットでよさそうなものを探してみよう。
「ゲッ、全部売り切れじゃん。どうしよう」
 某百貨店のeデパートも、ヨドバシドットコムも頼りにならない。売れ残りを警戒して、品揃えを薄くしているのだろうか。やはり、店舗まで行かないと、気に入った商品は買えなさそうだ。
「でもでも、遠くに行くのは面倒くさい。スーパーで見てからにしよう」
 たしか、近所のスーパーでバレンタイン特設会場を設定していたはず。そこで見つけられなかったら、イヤイヤながら、お菓子屋さんに行くことにした。
「あ、フェレロロシェだ」
 スーパーに行ったら、まずは人気のイタリアみやげ、フェレロロシェ5個入りが目にとまった。



「これ、美味しいし可愛いし、あげたら喜ばれるよね」
 買い物かごに入れようとしたが、よく見たら在庫が4個しかない。最低でも6個は必要だから、これはボツだろう。
「はい、あなたにはこれ、あなたには別のよ」
 などと差をつけるわけにはいかないのだから。
 名残惜しかったけれど諦めた。特設会場には、他にパッとする商品がない。大人がアンパンマンやポケモンのチョコをもらってもねぇ……。かといって、普通の板チョコでは味気ないし。数はあるけど、欲しいものが見つからない。
 だったら、通常のチョコレート売り場に掘り出し物がないものかと足を運んだ。
 このスーパーは、昨年リニューアルしてから、品揃えが格段に増えた。チョコレート売り場も、国産メーカーの手前に外国産の商品が並んでおり、結構華やかだった。端から順に視線を動かしていたら、見覚えのある商品があった。
「あれ? フェレロロシェだ」
 なんと、こちらには3個入りのフェレロロシェが20個ぐらい並んでいた。嬉しくなって、自分の分まで確保する。



「よかった~!」
 さっそく家で味見をした。



 チョコをコーティングしているナッツも、コクの中身も美味しい。



「うん、きっと歓迎されるよ、これは」
 ひとまず、職場のノルマは達成できたようだ。ホッ。
 ついでに、隣にあった商品も紹介したい。



 なぜか、ピピッと来て衝動買いした。これもきっとイケると思う。
 さてさて、これで義理チョコは準備できたが、肝心のおうちチョコはどうしよう??
 さすがにスーパーでは、本命、というより家族で楽しむ商品は見つけられなかったのだ。
 チョコレート難民、まだ続きます……。


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