ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




神田交流変電所。千代田区神田鍛冶町2-11。1992(平成4)年7月5日

JR神田駅のすぐ北、山手線と中央線が分岐する内側にある神田交流変電所の旧建屋。現在は建て替えられて、一八通りの門には「東日本旅客鉄道株式会社/神田交直流変電所」の表札がかかっている。写真の建物だったときの地図では、1950年頃の火保図では「東京鉄道管理局神田変電区開閉所」、1969年の住宅地図では「赤羽給電区神田交流変電所」、1986年では「給電保全事務所/秋葉原保全所」。
建物に関してはなにも判らない。デザインは昭和7年に建てられた神田変電所と同じモダニズムである。建築年も同じ頃のように思える。
変電・饋電(き電)・通信のもろもろ』というサイトに神田交流変電所が解説されている。この施設の役割は電気に関する知識がないと分からないのだが、一八通りの向かい側にあった神田変電所が直流変電所で、写真の交流変電所と統合したのが今の交直流変電所なのだという。
消えた近代建築>JR東日本神田変電所』によると平成13年に取り壊された。

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