ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




古萌(こほう)会館。中央区銀座8-16。1987(昭和62)年12月27日

昭和通りの蓬莱橋交差点付近の裏路地で、中銀カプセルタワービルの後ろにあった長屋。同じ造りの看板建築の三軒長屋が2棟並んで建っていた。今はビルに替わった。
古萌会館というのは会社名で、そのホームページによると関西調理師紹介所である。このあたりから築地にかけては料亭が多くある。客が立て込んだときには古萌会館に電話すれば板前を派遣してもらえるのだと思う。昭和28年5月に銀座8-11で創業したという。当時の住所で銀座東8-11ならこの長屋の場所である。現在では少し北へ移って、小さいビルに入っている。
古萌会館の左の家にショーウインドウがある。東屋履物店だった名残だ。古萌会館の右の家は、かつては秋山テーラー。
下左写真の角の家は、上写真左端の建物。


左:1987(昭和62)年12月27日、右:1990(平成2)年5月6日

この長屋は『Index to Anthologies> 東京真空地帯 中央区銀座』で取り上げられている。

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