ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




美濃幸酒店。品川区南品川1-9。2009(平成21)年4月12日

前の道路は南馬場商店街の通り。ここでは南馬場通りと言っておく。写真左へ行くと京急の高架と第一京浜を越えてゼームス坂へ入っていく。京急の南馬場駅があった頃はそれこそ駅前の商店街だったと思うが、今は商店街という感じはほとんどない。
写真右の看板建築風の建物は美濃幸酒店の増築部分ではないかと思う。写真左の屋根が少し高い出桁造りの家がアオイ(青井)雑貨店。Googleマップでは「化粧品店」としているが、ティッシュペーパーからシャツまで売っている。家の右半分を店舗にしているが、左のガラス戸に化粧品のポスターを貼っているので昔はそこも店舗にしていたのかと思う。


上:アオイ雑貨店。南品川1-9
2009(平成21)年4月12日
左:二軒長屋。南品川1-8
2013(平成25)年9月22日

左の写真の二軒長屋は旧東海道の西の裏通りに残っている建物。『品川宿場通り南会』のマップでは「後地通り」としている。後地(うしろじ)とは目黒線の武蔵小山駅の方に後地交差点があり、その辺りの古い地名らしい。ネットではその程度のことしか分からなかった。

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