ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




会計検査院。千代田区霞ヶ関3-2。1986(昭和61)年7月27日

設計=大蔵省営繕管財局、施工=竹中工務店で1935(昭和10)年に竣工した中央官庁庁舎。中央官庁の建物としてはわりと後期に建ったせいか、壁はもはやスクラッチタイルではなく、小さな白いタイルを張っているので、外観はかなりモダンに見える。玄関上部の付柱が文部省や旧自治省などにも共通する飾だが、それもあっさりしたものだ。上の写真ではそれがよく、というよりさっぱり判らないが、『近代建築散策>会計検査院』にすばらしい写真が掲載されている。
霞が関3丁目南地区の再開発により、2004年に解体された。会計検査院は現在、中央合同庁舎第7号館(霞が関コモンゲート)東館にある。



会計検査院の正面玄関。この玄関部分は霞が関コモンゲート東館に移築されているという。1986(昭和61)年7月27日


2004(平成16)年2月11日
すでに玄関は封鎖されていた。

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