ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




公益社書店。神奈川県小田原市国府津3-10
左:1989(平成1)年8月13日、右:2012(平成24)年4月6日

国道1号線の国府津駅に間近の本屋。建物は見たところ鉄筋コンクリート造のビルにしか見えない。もしそうなら、この辺りでは戦前築のビルはほとんど見かけないので、かなり貴重な物件かもしれない。今気が付いたが、建物上部のレリーフは、「公益」の文字を植物で飾ったものだ。
公益社書店の右は、Google地図で「魚半倉庫」で、その店舗は公益社書店の数軒左にあるらしい。左写真の撮影時では魚半倉庫の建物がなんだったのか分からないが、その建物の前に魚半のトラックが止まっている。




左:鈴木屋酒店。小田原市国府津3-8
右:朝日配管。小田原市国府津3-10。2012(平成24)年4月6日

公益社書店を挟んで、その並びにある商家。古い木造日本家屋の商店建築というと、出桁造りが多いような気がしていたが、鈴木屋の入母屋造りの店を見ると、こういう造りの商店もけっこう見かけるような気もしてくる。江の島の土産店、箱根の日本旅館、小田原の料理屋なんかが連想される。ただし出桁造りとは、屋根の造りが異なるだけのようにも思える。

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