ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




料亭松し満。中央区新富2-10。1985(昭和60)年9月8日

平成通りの京橋税務署の、ということは昔は新富座の裏にあった料亭。新富町がかつて花街だったというのが実感できる建物だ。花街としての始まりは1868(明治1)年に築地居留地と同時に開設した新島原遊郭だという。それが思ったように客が来ず、明治4年には廃止になる。ところが明治5年に守田座(明治8年に新富座と改名)が移って来て、料亭や芸者置場は息を吹き返し新富座を中心に花街として発展したという。花街の名称を返上したのがいつなのか気になる。
松し満は創業して200年になるというから、新島原遊郭よりも70年くらい古い。現在はマンションが建てられたが、松し満は写真向かいのビルで料理屋を続けている。



京橋税務署の横から見た西側。1984(昭和59)年頃


林田繊維
新富2-10
1985(昭和60)年5月3日

1枚目の写真の右手へ行った松し満の隣、道路の角にあった民家。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (山崎和三 大宮和食山崎)
2023-01-21 04:01:45
ここで修行して居りました。是非写真のコピーを頂けないでしょうか?宜しくお願い致します。宜しくお願い致します。0486480102
 
 
 
>山崎和三様 (流一)
2023-01-21 12:56:58
承知しました。写真はブログからコピーできると思います。
お店に飾るのでしょうか?
 
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