ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




寺岡商事。中央区日本橋大伝馬町2。1985(昭和60)年4月29日(2枚とも)

写真左奥へ行くと江戸通りへ出る。写真右の利見商事のビルの先が銀杏堂と江戸屋で、この、江戸通りと並行する「大伝馬本町通り」が旧奥州街道の道筋であり、明治期には鉄道馬車が走ったという。
『日本近代建築総覧』に「寺岡ビル、S3~4、3階建て、施工:清水組、もと富士銀行系の銀行という」としている。2階建ての屋上にプレハブの家が乗っているような感じで3階建てにはみえない。
昭和7年の火保図には「三十六銀行東京支店」、昭和30年頃はすでに「KK寺岡商店、コンクリート3階建て」となっている。「ウィキペディア」には、第三十六銀行は1942年に日本昼夜銀行に買収され、1943年に安田銀行に合併された、とある。




写真左の家は宝輪社。バイク関係の店らしい。べったら市で有名な宝田恵比寿神社はすぐそばである。それにちなんだ店名だろうか。寺岡商事の向かいは東京フォトアート。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 江戸屋、銀杏... 吉沢タクシー... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。