ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




至誠堂書店、綿宝堂金物店。中央区日本橋人形町2-6。1985(昭和60)年9月8日

写真には人形町通りの人形町2丁目6・8番地が写っている。至誠堂書店と綿宝堂(内田金物店)の看板建築を紹介しようとしたが写真がない。遠くから撮った上の写真が唯一のもので、写真左手の2軒並んだ店がそれだ。現在では2軒とも改装されたか建替えられたかして店も変わり、写真の正面の姿は見られない。
至誠堂は大正15年の地図に「書籍至誠堂第一分店」で載っている古い店である。小さい店だから置いてある本も少なく、ぼくは雑誌しか買ったことはない。青いビニールシートがかかっているのは火事になったからである。
銅板貼りの綿宝堂はやはり大正15年の地図に「内田金物店」で出ている。


清濱田。日本橋人形町2-6
1987(昭和62)年6月7日

1枚目の写真左のビルの左の路地を入ったところ。写真奥の車の通っている通りが人形町通り。この路地を住吉小路というらしい。このあたりは昭和8年に人形町の町名が成立する前は住吉町だった。清濱田は創業50年になる割烹店。そこのご主人は「住吉小路」の名称を子供の頃には聞いていないという(タウン誌「にほんばし人形町」2006年春号)。いつ頃から言い始めたのだろう。

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