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市民大学 村上春樹文学講座/ 本物を見抜く目

2023-12-25 17:29:11 | 

今回はクリスマスということで 羊男のクリスマス 絵本が題材。

春樹さんの本は今まで数冊読んだだけなので、

絵本があるとは知らなかった。

『羊をめぐる冒険』人気の本。いろいろな本に羊男が出てくる。

講師のプリント: 村上春樹にとっての「永遠のヒーロー羊男」

 

講義の終わりに質疑応答があり、とても興味深い。

女性が質問していた。自分は春樹さんの本を一冊も読んでいないけれど

この講座に申し込みしました。

私だったら、申し込みしないだろうし、彼女は勉強家なのだなって思った。

羊男について、彼女は、戦後から、名も無い人々が日本を築いてきた。

羊男はそういう人たちのことかなと思ったと。

講師も、うなずいていた。

 

毎回、鋭い質問をする男性がいる。全体で男性の方が多いかな。

ある男性は 〇△▢ の本を読んでとても励まされた。

人生が変わったって。

春樹さんの本では有名な本だけれど思いだせない^^;

また他の男性が、こんなことを質問していた。

村上春樹さんの本は、何を言いたいのか分からないものがある。

自分の感性が鈍いのかもしれない。

ノーベル賞をとれないのは、そんなことが原因ではないかと。

 

講師は、ノーベル賞をとる作家は、老人と海 というような

勇気をもらえる本とか、中国のある地方の生活を描いた本とかと

話していた。

英訳が大切で、春樹さんの本の英訳に問題があるようなことを

話していた。一般に翻訳者って一流の人だと思っていたけれど。

講師は中国出身で、中国語、韓国語、日本語は確かですが、

英語も確かなのでした。人柄もすばらしと感じた。

 

『騎士団長殺し』には歴史:南京事件も書かれている。

そのことに触れている評論家は一人しかいなかったと。

 

講師は、彼の本は50カ国で翻訳されて読まれているので、

それで良いというように話していた。そうかもしれない。

私は『そうだ村上さんに聞いてみよう』のような

ユーモア溢れる本が読みやすい!?

~~~

本物を見抜く目を養うには?

山本周五郎は若い時、質屋に勤めていた。

質草の本物と偽物を見抜くには、本物を数多く見ること。

そうすることで、偽物が瞬時に分かる。

フェイクニュースなど昔より増え続けている。

 

 


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