花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~マメ化植物の話題 1~

2021-06-07 09:30:22 | Weblog
~マメ科植物の話題 1~


マメ科植物には、ネムの木のように樹高4m、茎の太さが10cm以上になり、樹木のようなものから、葛のように茎が数メートルに伸びるものなど、幅広く別れています。
マメ科植物は、すでに縄文時代から食用として栽培されていたようです。

このように、マメ科植物は、我々の生活と切っても切れない深い関係を持っています
そこで、今回はマメ科植物について考えてみました。

ネムの木は、梅雨の晴れ間に房状の淡いピンク色の花を咲かせます。
この花からは、なんとも言えない甘い香りが匂ってきます。

四国遍路中、山道をあるいていると、どこからともなく、ネムの甘い香りが漂ってきました。

※ 写真はネムの木の画像です。

花が咲き終わると、マメ科独特の形をした大きな莢が成ってきます。

樹木のような形態をしていますが、木ではないので、用材として使われることはありません。
柴にするぐらいの用途しかありませんでした。

比較的真っすぐ伸びるので、土手が崩れないよう、土手の足元にこの木を横木にして、杭で止めていましたが、これくらいしか使い道はなかったようです。

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