花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~ カンパニュラ(パール) ~

2007-01-21 11:37:10 | Weblog
~ カンパニュラ(ぱーる シリーズ) ~

● カンパニュラ ブルーパール、ホワイトパールの品種紹介と、カンパニュラの種まきについて書いてみました。

★ (ブルーパール)
ダークブルー、ブルーボールと同じカーパチカ計です。
花色はダークブルーよりはうすいブルーですが、草姿もコンパクトで9~12cmの鉢かポリポットに植えてあります。
これと同じ仲間に白色の花を咲かせる「ホワイトパール」があります。
今まで紹介をしたダークブルーやぶるーぼーる等は、株分けや、挿し芽でなければ増やしてゆく事が出来ませんでしたが、このパールシリーズは種で増殖をしてゆく事が出来ます。

◆ このように手軽に種で増えますからブルーとホワイトパールを使って気軽に花壇やプランターでアレンジを楽しんでください。

★ (カンパニュラの種子)
カンパニュラの種子はとても微細な種で取り扱いが困難で、発芽までには大変気を使わねばなりません。
ところが、近頃では、このような微小な種子 (ベゴニア、トレニア等) の種子にコーティング技術が取り入れられて種子の大きさが仁丹粒ぐらいに揃えていますからとても取り扱いが楽になりました。
このコーティング種子を288穴のプラグに蒔いてゆきますと、それぞれのセルに1個ずつうまく入って芽が出て来ます。

★ (コーティング種子)
このコーティング種子には、大きく分けて二つのタイプが有ります。
1、播種後に水遣りを致しますとコーティングが「くずれてくる」タイプ。

2、播種後、水を与えますとコーティングが半分に割れるタイプ。

◎ 今までは、このコーティングが割れたり、くずれたりし難く又管理方法も不十分で芽が出にくい場合があ有りましたが、今日ではコーティングも改良され管理もよくなったので発芽率もとても高くなっています。
◆ 今週は、カンパニュラについて書いてみましたが、今「アルペンブルー、ホワイト、ピンク」の苗の販売と、3月から販売予定の苗をポリポットに移植中です。

※ 次回はこの時期にはふさわしい苺(イチゴ)について書いてみたいと思っています。


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