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アイアンマン2

2010-06-14 | 映画
TOHOシネマズディ(1000円)で見てきました。

前作は前半のヒーローを自分で組み立てるDIY感覚が楽しかったのと
「ダークナイト」のシリアスさとは違う、
良い意味でのB級感が気持ちよかったのですが・・・

前作ラストで「私がアイアンマンだ」と発表してしまったトニー・スターク。
そのニュースを見ながら手を動かすのは、
かつてトニーの父とアークリアクターを開発するも、表舞台から消された男の息子。
父の手に残った設計図を元に、アイアンマンの力の元=リアクターの開発に成功します。

一方、あの告白から半年。社長兼ヒーロー:トニー・スタークは
かつて父が行った大イベント「スターク・エキスポ」の現代版を開催したり
「アイアンマンは兵器か否か」で公聴会を開かれたりと大忙し。
現在アメリカの兵器開発を担当するハマー社社長はアイアンマンのコピーを作ろうとするも
なかなかうまくはいかず・・・

そんな状況にトニーが「死」を強く意識し、自暴自棄になっていく過程や
ペッパー、ジムといった周囲の人物(ジムの顔が変わってるのは気にしない方針で)、
さらに前作のエンドロール後に出てきたあの人も動き出し・・・
という展開になってくるわけなのですが。

ネタバレにならない程度に感想を。
DIY感覚は前作より控えめ(トニーのアーマーは小改造だし)ですね。
ウィップラッシュの手作り感はいいのですが。
で、そのウィップラッシュさんのキャラが前作のオバディアさんよりは
多少は濃いんだけどやっぱり薄味な印象。
これでもミッキー・ロークに言われてキャラ濃くしたんだよなぁ・・・

ブラックウィドウは男性向けサービスキャラですな。
スカーレット・ヨハンセンがんばってます。
アクションもきれいだし、たぶんこの先にも出番期待していいかなぁ。

あと注目したいのはハマー社長の俗物っぷり。
ウィップラッシュとあわせてトニーの鏡像になってるんだろうなぁと。

メカニック部門では、ウォーマシンのごってり感もいいんだけど
量産型がおもちゃほしくなるデザイン。
基本フレームに追加装備で4バージョン作れるって・・・
バンダイは早くプラモで出すように。
戦闘シーンが暗い上にスピード速いんで何してるかわからないうちに
ぼろぼろやられるんだけどね・・・

で、ボンクラな彼氏に「SATC2」じゃなくてこっちをデートムービーに選ばれた女子は
ペッパーに感情移入して見ると楽しいかもしれないと思ってみたよ。
正直「中学生かっ!」と言いたくなるレベルだったけどw

あ、今回もエンドロール後のアレはあります。
ただ、アメコミ知識がないと「あれは何なのさ?」と思う代物ですけど。
次作品「ソー」の武器、ミョルニュルムジョルニア(トールハンマー)なんですけどね。

前作より「楽しい」とは思えなかったけど、
2年前の豊作でアメコミ映画に求めるハードルが上がっちゃったかな?という
そういう気もするような映画でした。

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