金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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115:江國香織 『思いわずらうことなく愉しく生きよ』

2005-10-15 12:02:36 | 05 本の感想
江國香織『思いわずらうことなく愉しく生きよ』(光文社)
★★★★☆

悲しくて、奇妙に明るい、三姉妹の物語。
三人のうち誰に似ているかと考えたら、おそらく自分は次女の治子。
仕事ができるという点をのぞいては、だが…
『号泣する準備はできていた』所収の
「洋一も来られればよかったのにね」で、
「私は独身女のように自由で、既婚女のように孤独だ。」
というフレーズがあったのだけど、この人の本を読むと
結婚がますます恐ろしくなる。
ドメスティック・バイオレンスが怖すぎる。

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