金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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91:ロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』

2011-07-25 17:18:19 | 11 本の感想
ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』(評論社)
★★★☆☆

貧しいながらも、祖父母4人と両親とともに仲良く暮らす少年・
チャーリー。
彼がチョコレートを食べられるのは、誕生日のときだけ。
チャーリーの住む街には、ワンカの経営するチョコレート工場が
あるが、その工場には人の出入りする姿が見られない。
どういうわけか、ワンカが工場を見学させてくれることになった。
招待客はたったの5人。
ワンカ社特製チョコバーの包装紙の中に
金色の招待券を見つけた者だけが工場を訪れることができる。
誕生日プレゼントのチョコレートには招待券が入っておらず、
あきらめていたチャーリーは、偶然にもこの招待券を手に入れる
幸運に恵まれる。

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映像を先に見ちゃダメ!!というのは今までの経験から
わかっていたのだけど、見たのは6年前だし……と思ったのです。
しかし、やっぱりダメでした。
もうどうしても映像的なイメージが固定されてしまって
純粋に本の世界に入っていけない。
映画を見たときは、前知識がなにもない状態だったのだけど、
あの映画はかなり原作に忠実だったのね。
映画の記憶をなぞるだけになってしまって、
純粋に本の評価ができないのだけど、
映画がよかったので★3つ。

原作のある映画は本当に気をつけなきゃいけない。
原作→映画の順だと、「どう表現しているのか」という
見方ができるので問題ないのだけど、
わたしの場合、逆は無理。

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