金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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126:磯田和一 『書斎曼荼羅 1 ―― 本と闘う人々』

2012-09-27 08:21:39 | 12 本の感想
磯田和一 『書斎曼荼羅 1 ―― 本と闘う人々』(東京創元社)
★★★☆☆

息抜き本。
「IN★POCKET」に連載されていたもの。
文筆業に携わる人々を中心に、増え続ける本と戦う人々の
書斎の有様をイラストと文で紹介した本。
登場するのは、関口苑生、京極夏彦、佐野洋、大沢在昌、林望、真保裕一、
藤野邦夫、逢坂剛、小池真理子、藤田宜永、山田風太郎、花村萬月、
磯田和一、菊池信義、阿刀田高、縄田一男、井上夢人の17人
+特別取材として小池利栄子氏。

この本に登場する大部分の人々にとって、本は消費するものじゃなくて
所有するものなんだなあ……というのが非常によくわかる。
尋常じゃない本の量。
わたしは部屋のスペースの関係で、図書館に寄付したり、
古本屋に売ったりして定期的に処分しているけど、
それでも本はいつの間にか増える。
全部所有しようと思ったら、わたしの狭い部屋なんか
あっという間に生活空間がなくなっちゃうよな~。
図書館みたいに大量の本が整然と棚に収まっている家にあこがれる。
あ、でも、棚とスペースがあっても、
自分が「出したものを片付ける」習慣を身につけるか、
片付けてくれる人がほかにいないと整然とした環境は維持できないのか。

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2 コメント

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大沢在昌 (戦後史の激動)
2012-10-06 20:45:49
大沢在昌、で私もブログに書きました。今後ともよろしくお願いします。
返信する
>戦後史の激動さん (晶子)
2012-10-08 20:43:43
ご訪問&コメントありがとうございました
大沢在昌さん、わたしは新宿鮫くらいしか読んだことないんですけどね
返信する

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