金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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113:あさのあつこ 『No.6 (#3)』

2005-10-15 11:59:44 | 05 本の感想
あさのあつこ『No.6 (#3)』(講談社)
★★★☆☆

具体的な目的も定まり、物語が加速する…はずなのだけど、
なぜだか間延びした印象。
おもしろいのにいまいち作品世界に入り込めない。
なぜだろう……と考えたところ、あさのさんの作品で
大切にされていると思われる登場人物同士のコミュニケーション、
とくに「言い合い」が個人的に好きじゃないからみたい。
現実世界でもぺらぺら埒もないことをしゃべる人って苦手だし。
しゃべってるあいだにさっさと動け!と思ってしまうので、
ネズミと紫苑のやり取りに始終いらいらしてしまうのです

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