金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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36:柳家小三治 『ま・く・ら』

2009-10-03 23:29:08 | 09 本の感想
柳家小三治『ま・く・ら』 (講談社文庫)
★★★☆☆

これもKライブラリーから拝借。
先輩の私物。
「まくら」っていうのは、落語の本編に入る前の
イントロみたいなものなんですって。
で、これは柳家小三治の「まくら」を文章におこしたもの。
(と書いているが、柳家小三治がどんな噺家なのかわたしは知らない)

寄席で話したものをそのまま文章化しているため、
最初は読みづらくて「読み通せるかしら……」と思っていたのだけど
(やっぱり文章として書かれた一人称とはちがうからね)
だんだん慣れてきたのか、半分を過ぎたあたりから
すいすいと読み進められました。
やはり話をして生計を立てているからには、
常にネタをさがしておらねばならん……と
自分の怠け心を深く反省しましたことよ。
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