本日は八幡平から黒谷地まで。
昨年はお盆過ぎまで残雪があっためがね沼。今年も、それに迫る勢いで雪が残っています。沼が濁っているのは、一昨日の豪雨の影響。
ガマ沼は、一昨日の豪雨もまったく影響なく、青々とした湖水を湛えています。トドマツ林の向こうには、岩手山が黒々と鎮座します。
紺碧の空を水面に映す八幡沼。最高のお天気に恵まれた夏休みの日曜日は、展望デッキに観光客、登山客が溢れそうでした。
沼の畔のトウゲブキ、ニッコウキスゲ、モミジカラマツは盛夏の色合いを呈しております。
八幡沼湿原の草原。スゲの類いの葉が十分に伸び、風が吹くたびになびく様は、個人的に心揺さぶられる風景です。
黄色と白の花が終わると、今度はエゾオヤマリンドウやサワギキョウといった紫色の花が咲き始めます。里は真夏日の熱帯夜でも、山は着実に秋に近づいています。あと一月半もすれば、この草の波も黄金色に輝き始めることでしょう。
月末に岩木山に行きますが、こう雄大さは見られません。