『冒頭から繰り広げられる心理描写がすごい。
あたかも、登場人物が、目の前で演じてくれてる錯覚に陥ります。
一人ひとりの目鼻立ちまで、着ている服まで、はたまた息遣いまで
感じ取れます。
主人公は14・15歳の中学生。
この思春期の入り口にたつ子供たちって案外、自己中なはず。
けど、この物語に出てくる中学生は、大人顔負けの思考力を持っています。
そこんとこ 若干、首をひねりながら、
いや、この展開は宮部ワールドならではないか!
と、子供たちの言動に驚きながら、ページが進みます。』
以上、
かつて、このブログに掲載した小説「ソロモンの偽証 第一部事件」を読み終えた後の私の感想です。
・・すみません。
この「首をひねりながら、」の状態が、どんどん膨らみ
どうも、立派すぎる中学生の言動についていけず
結局、第二部決意 第三部法廷
本は購入したものの、読み終えていない。いえ、読み進めることができずに
いるままなのです。
解説・・人気作家・宮部みゆきのベストセラーを実写化した、ミステリー2部作の前編。ある中学校で起きた不可解な生徒死亡事件と、その真相を暴こうする女子生徒が開く学校内裁判の行方を追い掛ける。監督を務めるのは、『孤高のメス』などの成島出。『超高速!参勤交代』などの佐々木蔵之介、『小さいおうち』などの夏川結衣、『八日目の蝉』などの永作博美といった実力派が結集、大規模オーディションを敢行して舞台となる中学校クラスの生徒役33人を選出。事件を機に浮かび上がる、人間が抱える闇の深さに息をのむ。
あらすじ・・クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが……。
この前篇は、小説の 第一部事件と第二部決意のあたまのほうを
映像化したものだと、思われます。
タッ!タッ!タッ!タッ!と、物話は進みます。
膨大なページ数の小説を2時間そこらでまとめるのですから
そうなりますよねぇ。
登場する中学生たちはプロの子役ではなく、すべてオーディションで選び、入念なリハーサルで芝居を練り上げた。のだそうです。
(お笑いコンビ“まえだまえだ”のお兄ちゃんも出演していますよ。)
最後、エンドロールで出演者の名前が流れたとき
あれ?藤野涼子????
藤野涼子は、主人公の少女の名前なのです。
え?役名で流れてるのと思いきや、そうではなく
そのこ、藤野涼子という役名と同じ芸名でデビュー!なのだそうです。
そうそう、
藤野涼子ちゃんは、
尾野真知子さんの、
中学時代を演じるわけですが、このめだつおでこのほくろが
藤野涼子ちゃんにはないのが、すごく不自然なんですよね~~~。
いじめ、暴力、自殺、不登校など、中学生が抱える闇。
これは、先日観た「くちびるに歌を」の中学生たちとは
少し、次元が違います。
大人の欺瞞が緻密なタッチで描かれてはいます。
生徒たちを脇でしっかり支える大人のキャスティングも絶妙です。
すべての謎を解く後篇・裁判をたっぷりと楽しむためにも、
緊張しながらの伏線の整理、必須です。
法的には何の効力もない“校内裁判”を開くのは、何よりも中学生たちが真実を求めてやまないから。
とにかく、うなりますよ、まあ~しっかりした中学生たちだ。
そうそう、
他校の生徒ながら、この事件と裁判に深くかかわる男子生徒の存在が、
どうやら、物語に複雑な要素を加味しているのですよ。
この子は、キーマンなんだ。
うわっ、
私、読んでない分の原作、読みますっ!いますぐ。
配役は、この映画主演者。
おーけい。
『そもそも、このタイトルのソロモンとは、古代イスラエルの王さまの名前。
知恵者のシンボル的な方。
つまり、「知恵者・・?」が「いつわって証明や証言をしてしまう・・?」ということか。
ああ、わくわく。』
↑これも、
かつて、このブログに掲載した小説「ソロモンの偽証 第一部事件」を読み終えた後の私の感想です。
さて、ソロモンは、いったい誰だ!?!?
あたかも、登場人物が、目の前で演じてくれてる錯覚に陥ります。
一人ひとりの目鼻立ちまで、着ている服まで、はたまた息遣いまで
感じ取れます。
主人公は14・15歳の中学生。
この思春期の入り口にたつ子供たちって案外、自己中なはず。
けど、この物語に出てくる中学生は、大人顔負けの思考力を持っています。
そこんとこ 若干、首をひねりながら、
いや、この展開は宮部ワールドならではないか!
と、子供たちの言動に驚きながら、ページが進みます。』
以上、
かつて、このブログに掲載した小説「ソロモンの偽証 第一部事件」を読み終えた後の私の感想です。
・・すみません。
この「首をひねりながら、」の状態が、どんどん膨らみ
どうも、立派すぎる中学生の言動についていけず
結局、第二部決意 第三部法廷
本は購入したものの、読み終えていない。いえ、読み進めることができずに
いるままなのです。
解説・・人気作家・宮部みゆきのベストセラーを実写化した、ミステリー2部作の前編。ある中学校で起きた不可解な生徒死亡事件と、その真相を暴こうする女子生徒が開く学校内裁判の行方を追い掛ける。監督を務めるのは、『孤高のメス』などの成島出。『超高速!参勤交代』などの佐々木蔵之介、『小さいおうち』などの夏川結衣、『八日目の蝉』などの永作博美といった実力派が結集、大規模オーディションを敢行して舞台となる中学校クラスの生徒役33人を選出。事件を機に浮かび上がる、人間が抱える闇の深さに息をのむ。
あらすじ・・クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが……。
この前篇は、小説の 第一部事件と第二部決意のあたまのほうを
映像化したものだと、思われます。
タッ!タッ!タッ!タッ!と、物話は進みます。
膨大なページ数の小説を2時間そこらでまとめるのですから
そうなりますよねぇ。
登場する中学生たちはプロの子役ではなく、すべてオーディションで選び、入念なリハーサルで芝居を練り上げた。のだそうです。
(お笑いコンビ“まえだまえだ”のお兄ちゃんも出演していますよ。)
最後、エンドロールで出演者の名前が流れたとき
あれ?藤野涼子????
藤野涼子は、主人公の少女の名前なのです。
え?役名で流れてるのと思いきや、そうではなく
そのこ、藤野涼子という役名と同じ芸名でデビュー!なのだそうです。
そうそう、
藤野涼子ちゃんは、
尾野真知子さんの、
中学時代を演じるわけですが、このめだつおでこのほくろが
藤野涼子ちゃんにはないのが、すごく不自然なんですよね~~~。
いじめ、暴力、自殺、不登校など、中学生が抱える闇。
これは、先日観た「くちびるに歌を」の中学生たちとは
少し、次元が違います。
大人の欺瞞が緻密なタッチで描かれてはいます。
生徒たちを脇でしっかり支える大人のキャスティングも絶妙です。
すべての謎を解く後篇・裁判をたっぷりと楽しむためにも、
緊張しながらの伏線の整理、必須です。
法的には何の効力もない“校内裁判”を開くのは、何よりも中学生たちが真実を求めてやまないから。
とにかく、うなりますよ、まあ~しっかりした中学生たちだ。
そうそう、
他校の生徒ながら、この事件と裁判に深くかかわる男子生徒の存在が、
どうやら、物語に複雑な要素を加味しているのですよ。
この子は、キーマンなんだ。
うわっ、
私、読んでない分の原作、読みますっ!いますぐ。
配役は、この映画主演者。
おーけい。
『そもそも、このタイトルのソロモンとは、古代イスラエルの王さまの名前。
知恵者のシンボル的な方。
つまり、「知恵者・・?」が「いつわって証明や証言をしてしまう・・?」ということか。
ああ、わくわく。』
↑これも、
かつて、このブログに掲載した小説「ソロモンの偽証 第一部事件」を読み終えた後の私の感想です。
さて、ソロモンは、いったい誰だ!?!?
ソロモンの偽証 前篇・事件3月8日鑑賞
・・・
中学生設定には、常に違和感がありました。
けれど、それでも、面白くて、さくさくっと読みました~
映画の後編まで続きを読みそうですね~~
けど、昨今ご無沙汰です。
理由が最後かな?
これも老眼悪化の影響です。
これは難しそうかなってどうしようかなって思ってたんだけど小説見てからと思ったらこれも読みきるまで時間かかりそうだし(笑)
さくっと短縮化された映像で見てきます。後編も楽しみですね。
宮部みゆきさんを 是非読んでみよう!
・・・・・と
先日 図書館でお借りしましたよ♪
たくさんあるなかで 選んだものが
まず・・・・・
対談物
小説でなく・・・・・です
でも なんとなく 人となりがわかり
たいへん面白かったです
あと 小説を一冊♪
楽しみです
自分を、叱っています。
宮部さんの作品
なんだか、最近違う方向へいってしまって
残念でしかたないのに
このソロモンは
純粋な宮部ワールド
ですものね。
希少です。
第三部法廷
から、読みます。
宮部さん
そのころ、最高でした。
「悲嘆の門」のページでも
お話しましたが
「鳩笛草」のころ
あのころが、ほんと最高でした・・・。
原作読み終えていなきゃ
ならないのに、
まったくもって、おはずかしい・・。
これは
まさに宮部ワールドです。
後篇が始まる前に
必ず
読み終えようと、思います。
なに読みますか?
やっぱり、宮部さんは
「火車」から
入ってほしいなあ。
あのぞくぞく感
たまりません。