みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

*ソロモンの偽証 第Ⅰ部事件

2012年09月10日 | ✿読書
最新長編現代ミステリー。構想15年、連載9年、作家生活25年の集大成。8月24日刊行 開始。


待ってましたあ!待ってましたあ!首を長~くして!
宮部みゆきさんの現代小説です!





全部で3冊発売されます。
第1部が2012年8月24日発売。
第2部が2012年9月21日発売予定。
第3部が2012年10月12日発売予定とのこと。





まず、第1部。
ページ数にして741。
次はどうなる~次は~次は~!で、あっという間に読んでしまいました。
え~!?第2部は9月21日~!?
待ち遠しい・・・。





第1部あらすじ・・その法廷は十四歳の死で始まり偽証で完結した。
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した十四歳。
その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。
目撃者を名乗る匿名の告発状が、やがて主役に躍り出る。
新たな殺人計画、
マスコミの過剰報道、
そして犠牲者が一人、また一人。
気づけば中学校は死を賭けたゲームの盤上にあった。
死体は何を仕掛けたのか。
真意を知っているのは誰!?





冒頭から繰り広げられる心理描写がすごい。
あたかも、登場人物が、目の前で演じてくれてる錯覚に陥ります。


一人ひとりの目鼻立ちまで、着ている服まで、はたまた息遣いまで
感じ取れます。


主人公は14・15歳の中学生。
この思春期の入り口にたつ子供たちって案外、自己中なはず。
けど、この物語に出てくる中学生は、大人顔負けの思考力を持っています。


そこんとこ 若干、首をひねりながら、
いや、この展開は宮部ワールドならではないか!
と、子供たちの言動に驚きながら、ページが進みます。





そもそも、このタイトルのソロモンとは、古代イスラエルの王さまの名前。
知恵者のシンボル的な方。
つまり、「知恵者・・?」が「いつわって証明や証言をしてしまう・・?」ということか。
ああ、わくわく。


早く、第2部が読みたい!



【追記
ただいま、東京レポ(9月8~9日上京)まとめ中です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  今日はこの辺で

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« *フレーム | トップ | *東京報告≪真珠の耳飾りの少... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Neko★)
2012-09-10 10:01:04
十四歳の死?
死を賭けたゲームの盤上?・・・

なんだか恐いです。。。
そんなにリアルなのですか?
ますます恐いなあ~

それより、東京レポが楽しみで~す
返信する
はなこころさま (Hawks Fan)
2012-09-10 12:42:56
お帰りなさい。

楽しみにしています。
返信する
こんにちは。 (小梅)
2012-09-10 13:20:47
おぉ~、宮部みゆき先生の作品ですか?
面白そうですね。私も買ってみようかしら?

東京レポ、ただいま作成中ですか?
土曜日は主人と上野にいた私達夫婦。主人と2人で「はなこころさんも、いるのかなぁ・・・」と話していたんですよ(笑)
レポを楽しみにしておりますm(__)m
返信する
こんばんは (マミ)
2012-09-10 18:38:22
はなこころさん、こんばんは。

ワクワクするストーリーですね。眠れなくなりそう。

フェルメール見に行ってこられたんですね。↓

去年、京都に来たわ~。ちょっと前には、「画家のアトリエ」見たんです。光と影がゾクッとするような手法は、忘れられない作品ですね

博多にお出掛けします[m:50]
返信する
Unknown (都月満夫)
2012-09-10 20:20:07
いや~。私は最近本を読んでいません。
根気がなくなってしまって、じっくり読めなくなってしまって・・・。
本は読まなくちゃいけませんね^^
したっけ。
返信する
Unknown (ようこ)
2012-09-10 22:28:02
こんばんは
読書好きのはなこころさんがハマっているんですよね。
目の前にいるような錯覚に陥るほどの人物描写。ホントに素晴らしいですね。
返信する

✿読書」カテゴリの最新記事