散歩や農作業をしている時、大きな木の枝にムクドリが群れて止まっているのをよく目にします。
それらのムクドリ(椋鳥)が最近群れをなしてよく畑に現れます。
今日はムクドリについてご紹介します。
ムクドリ鳥は元々、農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされているので、畑に来ているムクドリたちは多分枯れ草の下の虫やミミズなどを探しているのだと思います。
この「ムクドリ(椋鳥)」、分布は東アジア東南部(中国、朝鮮半島、日本)で、日本国内ではほぼ全域に生息し、都市部などの人家付近や田畑などでもよく見られる留鳥です。
ムクドリは椋(むく)の木の実を好んで食べることから「椋鳥」と呼ばれるようになったと言われていますが、基本的には雑食性であるため、植物の種子や果物、熟した柿の実等、幅広く食べるようです。
・畔で餌を探しているムクドリです。
昔、ムクドリについて面白い研究があったようです。
それは、ムクドリが農作物に害を及ぼす害虫を捕食する数を金銭に換算したもので、その概要は次のようなものです。
平均的なムクドリの家族(親2羽、雛6羽)が1年間に捕食する虫の数は百万匹以上と研究されており、当時害虫を1匹駆除するのに1円かかると言われていたため、ムクドリ1家族で年間に百万円以上の利益を国家にもたらす「農林鳥」と称えられたと云うものです。
年間100万円以上も国に利益をもたらす野鳥がいます。国会議員は勿論、国や地方の公務員さん、ムクドリに劣らないように国家国民に益をもたらして下さいね。
・30mほど手前から10倍ズームで撮影したものです。
この時点で私に気づいた半数くらいが飛び立っており、残ったこれらの鳥たちも飛び立つ直前の様子です。
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江ノ島の帰りに藤沢に寄ったとき、駅前ロータリーのけやきにムクドリが群れ、あまりの多さに
驚き、珍しかったです。報道によると、他地区でも似た現象が起き糞害や鳴き声の騒音が社会
問題になっています。
それで、ムクドリを駅(益)鳥というのでしょう哉