らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

大阪のおばちゃんと「ヒョウ柄服」

2023-12-12 | 地元紹介

一般的に大阪のおばちゃんの定番ファッションといえば「ヒョウ柄服」というイメージがあります。
先日、NHKが近畿のローカルニュースの中でこの件について放送していました。

「大阪のおばちゃんとヒョウ柄服の由来」
大阪でヒョウ柄服が人気となったのは、元々輸入されていた海外のハイブランドの動物の素敵な柄の洋服が一部の人に人気だったようで、そこから、1980年代にそれを真似した安い服が大阪で売られるようになり、オシャレという事で動物柄が流行ったのではないかという事でした。
しかし、最近ではヒョウ柄服を着ている人が意外と少なく、アンケートしていてもほとんど見かけませんでしたが、そんな中、一人の女性がヒョウ柄服をを着て通りかかり、インタビューしたところ、この女性は東北出身の方でした。
この女性の話では、大阪はヒョウ柄服のイメージがあって、大阪はみんなヒョウ柄服を着ていると思っていたようです。
しかし、実際はそうでもなくて「あれ?」って感じたという事でした。
この女性のヒョウ柄服は息子さんからプレゼントされたものだそうで、好きで着ている訳ではないという事でした。
息子さんも「大阪の女性はヒョウ柄服」と思ってプレゼントしたのでしょうね。

「ヒョウ柄服についてのアンケート結果」
街ゆく人にヒョウ柄服について尋ねたところ次のような結果でした。
・持っているが勇気が出なくて着ていない。
・着こなせない。
・買わない、見て楽しんでいるだけ。
・持っているが飽きたから着ない。
・年いってきたから派手過ぎて。
など年配の女性たちは嘗て購入したものの今は着ていないという人が多くいました。
50人の調査結果は、ヒョウ柄を持っている人は17人で、「持っていても派手過ぎて今は着るのを控えている」などと言う人が殆どでした。
このアンケートからは、全国的な大阪へのイメージとは反対に、持っている人は意外と少なかったようです。



「ヒョウ柄の購入者」
実は今、大阪でヒョウ柄服を購入している主な客は地元の人ではなくて、観光客なのだそうです。
10年前までは客の殆どは地元の人でしたが、今では3割程度で、関西以外から訪れた人がお土産として購入していくのだそうです。
関西以外の方に、大阪土産にヒョウ柄服の人気があるという事は、矢張り大阪のおばちゃんにはヒョウ柄服というイメージが強いのでしょうか。

更に今年は「アレのアレ」で阪神が日本一になったことで、「ヒョウ柄」ならぬ「トラ柄」が大人気になっているそうです。
通天閣がある新世界のあるヒョウ柄服専門店では、通常の販売の2か月分に当たる200着が僅か3日間で売れたという事でした。

「ヒョウ柄服購入ランキング」
ヒョウ柄服は大阪だけではなく、全国的にも支持されているアイテムのようです。
ネットを見ていると、2016年にZOZOTOWN(スタートトゥデイ)が行った「ヒョウ柄アイテムを買っている都道府県民ランキング」の調査がありました。
それによると、ヒョウ柄アイテムを買っている都道府県の順位は、
・第1位は「埼玉県」
・第2位は「大阪府」
・第3位は「岐阜県」
・第4位は「東京都」
・第5位は「福岡県」という結果でした。

ヒョウ柄アイテムといえば大阪府のイメージがありますが、この調査では大阪は第2位で、第1位は埼玉県でした。
埼玉県民は他県民よりも単価の高いヒョウ柄アイテムを購入していて、年間購入金額も圧倒的に高かったという事です。
「大阪のおばちゃん=ヒョウ柄服」というイメージは過去のものとなりつつあるようです。

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1 コメント

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ヒョウ柄 好評  (もののはじめのiina)
2023-12-12 09:45:39
> 阪神が日本一になったことで、「」ならぬ「トラ柄」が大人気になっているそうです。
そうですょね。大阪は「トラ柄」が似合う気がします   ^^
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/f9c8d8c2ada3dbbe8062cf5da3286e43


> 「咲かない千葉(魚市場)」の誤変換も面白いですね。ユーモアのある誤変換、大好きです。
おかげさまで、誤変換も随分と集めました。
iinaブログの総集編も大詰めです。

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