気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

夏の遊び♪

2016-07-31 15:13:54 | 生物、自然
今年はムラサキダコが多い。水っぽくて食用にならないのが残念だけど、カラスや魚のご飯にはなる。

うちの玄関への通路生垣にアシナガバチが巣を作った。通路でなければ退治しないんだけど、来客やうっかり触ることも考えると、かわいそうだけど昨夜になって殺虫剤でやってしまった。ごめん。


土曜日のヨット。北よりの風で安全な航行、初めてちょっと遠出。浜玉のあたりまで行って戻りは追い風で高島と鳥島の間を通って。鳥島は2度通って充分楽しんだ。
夕方七山温泉へ。夏休みだから、併設のプールで遊んだ子どもたちでうるさいかも、と思ったけど、6時過ぎなのでもういなかった。でもやっぱり、お湯がぬるい!初めはひとり占め、後から若奥さんが入ってきた。浸かっているときに、「今日はぬるいですね。」と話しかけたら、「めちゃぬるいです。お湯の出口もちょろちょろで。」「たぶん子どもがプールの後で入ったからじゃないですか?」「ああ、そうですね。」それから、話しだしたら、2年前に転勤で来た福岡の人。ワタシもですよ、と言うと、「えっ、そうだったんですか。ここって独特のワールドですよね、保育の仕事してたんですけど、親も子どもも(福岡と)まったく違って、ええ~?ってことばっかりで。」「そうですよ、ワタシも引っ越して来たころはそりゃもう、カルチャーショックで。」と、温泉話(情報交換)から、地域で上手く暮らしていく気持ちの持ち方、福岡の話、次々盛り上がって。ぬるいお湯でも十分温まった。出てから、いやー、福岡の人はよくしゃべる、と相方に言うと、誰のことや?福岡の人は?げな。


今朝のヨットハーバー桟橋にはカツオノエボシの子どもが数匹泳いでる。足までの長さ15cmくらい。こんなとこで繁殖してるのかい?うっかりジャボンと落ちたらえらい目に会うなあ。

今日の風も北寄りで安定してるので、昨日よりもう少し先まで走った。西の浜はイカダ大会で大賑わい。東の浜も水上バイクがわんさと出てくる。
ずーっと東方面へ快適に航行♪いいねえ、いつも高速バスから見る景色を海から見るのは、自分でヨットを動かすなんてすごいよね、この歳になってできるなんて思わんかったねえ、楽しいねえ♪この辺でアンカー降ろして海水浴なんていいと思わん?何言うと?ヨットマンに何しよるとですかて、あきれられるぜ、などとだらだらおしゃべりしながらのんびりと。もちろん、四方八方ほかの船が来ないか、魚網を引っ掛けないか、風向は?などと注意を払いつつ。
いっぱい遊んだ一日。
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夏の生物

2016-07-28 20:14:39 | 生物、自然
水槽にもぞもぞエビをたっぷり入れた後のイソギンチャク、こんなに捕まえて太ってる。いつもはへろ~とスマート。

そしてゴンズイ。群れてよく動くから面白い。この水槽のデカコショウダイの片目がぷつんとなって白く濁ったのは毒針にやられたかな?今までは一緒に入れても平気だったんだけど。
昨日入れたコウイカの赤ちゃん、やっぱり先住の魚たちに食べられたみたい。残念。旨いはずよ~。

今朝の砂浜は近くのテニスクラブの子どもたちがランニングしてる。日焼けで男女とも真っ黒け。UVが悪者扱いの昨今、(ワタシもご多聞に漏れず紫外線ダメージはなるべく避けたいけど。)すがすがしいね。波打ち際でもぞエビ取ってると、テニスのコーチのお兄さんが「何ですか?」とのぞき込む。いつもの説明。「テニスですか?何人ぐらい?」「20名くらいですね。あの子たちは九州大会に出るんで。」時々通り過ぎる子に「大丈夫?具合悪い?」「脇腹痛いです。」「あんまり無理するなよ。」などと声かけながら監督してる。「海は面白いですよ。ほら、今日もコショウダイの子ども取った。」「へー!」「子どもたちにも海を楽しんでほしいですね。」「そうですねえ。せっかく近くにあるんだからですねえ。」海の家にはこの子たちが時々飲み物を買いに来る。おばちゃんは座ったまま「そこんと、選んで。どれでも150円。」客が出て行くと「あの緑んとのよう売れるね。なんのジュースね?」見に行くと、炭酸飲料。ほかには水と緑茶とジュースなど。「暑いときは炭酸飲料が売れるよ、ワタシも三ツ矢サイダー0をよく飲むよ。」「また買うてこにゃ。」

夏の生き物話。いつも行くプールの玄関で、男児2人が見てるそばで店長?というのか、オーナー?の女性が、デッキブラシでアシダカグモを追い出してる。するとカウンターの電話が鳴って途中で戻って行ったので、ワタシが足先でツンツンと植込みの方へ追い立てて逃がした。ガラスドア越しに見てた彼女が、あー、すみませーん、と。アシダカグモ、うちのトイレに何年もいたんだけど、今年は出て来なかった。ゴキブリの天敵、大事にしてたのになあ。こんど、見つけたら連れて来ようかな。
このプールでは、一週間前くらいにシャワー室にトカゲの子がいた。ちょろちょろ壁際を這ってるのでヤモリだと思って、もう一人いた顔なじみさんに、「ヤモリがいる。」と言うと、見にきて「さわれます?」「大丈夫ですよ。」「逃がしましょう。」窓を開けに走る。ワタシが捕まえると、青いきれいな線キラキラのトカゲだった。小さいのに振り返って指を咬もうとするので、「こらこら、逃がしてやるんだから咬むなよ。」と言い聞かせて窓からポイと逃がした。あとで、なんであんなとこにいたんだろうと考えたら、もしかして、ワタシかも?プールに来る直前に庭仕事してて、脱いだ作業着を洗濯かごにの放り込んだけど、すぐ横がプールのバッグをかける場所なので、もしかして服に付いてたのが…。だって、周りにトカゲの侵入するところ、ないよねえ。
夏はあらゆるところに小生物が出没する。面白いね♪
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今日もムラサキダコ、魚話

2016-07-27 12:47:02 | 生物、自然

浜には防波堤から戻ってくる釣り人。「釣れますか?」「いや全然。」と苦笑い。
石垣の防波堤近くには稚魚がいろいろ集まってくる。見てるだけで楽しい。今日もムラサキダコが来てる。まだ元気なのが一匹、波打ち際で今にも打ち上げられそうなので、足でつついて沖の方へ押しやろうとしたら墨を吐いた。一回、二回。体力消耗するだろ、しっかり泳げよ。

しばらく歩くと、木の葉みたいなのがひらり、コウイカの赤ちゃん。2cmぐらい。すくってボトルに入れた。飼うのは難しいけど、一日だけいてね。

海の家のカメたちの家が広くなった。前の風呂桶は横にどかして、ステンレスのしっかりしたのに3匹がゆうゆうと。戸をあけ放った店のテーブルで海を見ながらおばちゃんとインスタントコーヒー。
「南風やね。落とし(急な風)の来る。ヨットん時はロープば外せば良かと。しっかり持っとるとバタ~て倒れる。」「今週は乗れそう。」「ススキの来よらんかね。昨日は釣って来よったけど。」「そう言えば昨日プールで一緒だったおじいさんが、仮屋湾でエンジン付きの船借りて、いっぱい釣れたって。25cm以上のキスから、イトヨリ、カワハギとか。こっちでは釣れんて。魚屋でもこんまか(小さい)とまで売っとるから、制限せにゃ、て。」この人、昭和22年にこちらに来て、なんて素晴らしいきれいな所だと感動したらしい。お城もまだできてなくて、水は遠浅できれいで魚もいっぱい釣れた、なんでこんなになったでしょうかね、魅力がなくなってしまいましたね、と。火力発電所や大島や、埋め立てですっかり変わったんだろうな。
おばちゃん、「制限しとると。こまかとは打たせで網にかかるとよ。網を船で引いて取ると、打たせ。かかったとは放しても生きとらんからこまかとはすり身にして。打たせも何月から何月までて決まっとるとよ。私も一回、行ったことのある。漁港のほうに。あっちは言葉の、えすか。(怖い)男も女も無か。唐房んにきやら。」「漁師言葉で荒いんだ。」「うちはお父さんの厳しかったけん、そんな言い方するな、ていつもおごられよった。こっちは城内言葉てあってね。」「上品なんだ。」「もう、昔から住んどる人もおらんごとなったから。太閤酒造の○○さんの身内も住んどらしたけど、まだおらすかね?」そんな昔話も。

水槽に入れたコウイカ赤ちゃん。まん中の石みたいのがそう。上手に擬態してる。明日までもつといいな。
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ムラサキダコ、ゴンズイ

2016-07-26 12:15:18 | 生物、自然
夏だよ~!波打ち際にはヨコエビ類がウジャウジャ、それを狙って小魚の群れ、そのあとから中魚、40cmくらいのボラなんかが浅瀬に現れる。
ボラが数匹、近くまで来たなあと思ったら、衣を脱ぎ捨てたムラサキダコ。これ、狙ってたんだ。
昨日は今季初のコショウダイが現れた。小さく黒いのがフラフラ、ゴミか海草のふりしてただよってるのを、3匹すくった。大きいコショウダイの水槽に入れた。
そして今朝、初のゴンズイ玉。昨年はついに見当たらなくて寂しかったけど、2cmくらいの群れをすくって、(20匹ぐらい)大コショウダイ水槽と、カワハギ水槽、小鯛水槽、小メジナ?水槽に分けて入れた。毒針魚だけど、触らなければ大丈夫、黒に黄色の縞模様で固まって泳ぐ姿がなかなか楽しい。

写真ではガラスの赤い点々の藻の向こうにゴンズイ、見えるかな?小コショウダイは上手に隠れて見えない。
海の家のおばちゃんにゴンズイ取れたよ~と見せた。方言ではギュウギュウと言うらしい。さすがにこれは食べようと言わないけど。釣り人からもらった小鯛は、「大きゅうして食べよう。活き造りにして。」食べるばかりではない。つがいのカブトガニがいたときは「誰も通りかからんかったから、見せられんかった。」と言うと、「見せんがよか!子どもはひっくり返したり引き離したりするけんが!」とかばう。海の番人。夏になると店の中から海を見ていて、その辺に荷物があって取りに来ないと、「そこ、沈んどらんじゃろね?」と気にしてる。子どものころからこの海の家で育って、水死人を何人も見てるから。

夏は海。生命踊る場所。
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夏休み♪横取りの小鯛

2016-07-25 11:05:39 | 生物、自然
いつもの浜も海水浴客が。釣り竿を振る父親の横では、6歳くらいの男児が手持無沙汰で水をぱちゃぱちゃしたり、水を入れたおもちゃのトラックの荷台で泳ぐ魚を見てる。
「元気やね。この魚、持って帰ると?」と聞いたら、父親が、「いや、放します。」すかさず、「もし、逃がすんだったら…もらえませんか?」ワタシも厚かましいとは思うけど、欲しい気持ちの方がだんぜん強い。「いいですよ、どうぞ。」「ありがとうございます!」ボクにごめんね、と言いつつ、荷台の魚を取ろうとしたら、「取りましょうか?」と、小さな手ですくおうとする。えらい子だあ!でも子どもの手では捕まらないのでワタシがすくってボトルに入れた。水の中で元気に泳いでる。ダメージはなさそう。お礼を言って帰ってきた。子どもは「ねえ、またタイ釣って!」とせがんでる。ヘンなおばちゃんに横取りされたと、絵日記に書くのだろうか?
アワビとヤドカリしかいない水槽に入れたら元気になった。ちゃんともぞもぞエビも食うようになったし、ひとまず安心。


例年のように夏休みの土曜夜市が始まった。初日はチャリティーのバザールがあるので、相方とカランコロン下駄ででかけてタオルのセットや(散歩知り合いの奥さんが元気に売り子をしてる)Tシャツを買った。ご近所さんの和菓子もお付き合いで。

段ボール製の黒獅子も引き出され、にぎやか。

昨日は海の家のおばちゃんが釣り客にもらったスズキを分けてくれると言うので、もらいに行った。活かし方の悪かけん、刺身にはならん、と言いつつも、きれいにおろして、頭と骨も、汁にしたら旨かけん、と入れてくれた。夕食はスズキのフライパン焼きと、骨と頭を煮てあく取り、とうふとエノキとオクラを加えてみそ汁。旨かった!
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