気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

初夏

2022-05-31 16:04:20 | 生物、自然

先週の西の浜。ヨット練習が気持ちよさそう。

お城下の民家のユリ。この家の先に行くと、時々話をするおばあさんが玄関前のプランターの手入れ中。使い残しの野菜を植えてみごとリサイクルしてる。今朝はりっぱな大葉が育っているので、「すごい!上手ですねえ!」「こやーんか(指でサイズを示して)とば、大きうなったと。米のとぎ汁と油粕混ぜてやると。持って行かんですか。」と、大葉の植木鉢をひっくり返そうとするので、「えー、こんな大きいの、いいんですか?」「その、茎ば、持って。」と結構大きい植木鉢を逆さに。二株あるのの一つをくれると言うので、スコップで分けて手持ちのビニール袋に入れた。ばらけた土を戻そうとすると、よかよか、するけん、と。リュックに入れて葉っぱフサフサ上から出して。「うわーうれしい!せっかく育てたのに、すみませんねえ。」「すぐ大きうなる。それは、水汲むと?」「水槽でその辺で取ってきた魚を飼って。水を少しずついれかえて。」「父ちゃんの好いとるとね。」「いや、ワタシが好きで。」そうねえと笑って。

浜に出ると日差しがかなり強くなって暑い。満潮でモゾモゾエビも取れないから途中で遊歩道に上がった。海の家に行ったら先に相方がいて、跡継ぎのラリーさんとしゃべってる。店の修復、改装など大工のSEさん(サバイバル大将)が見に来ていろいろ相談に乗ってもらった話など。一昨日うちの門の修復の見積もりを持ってきてもらって修学旅行生3人を民泊させた愉快な話を聞いたりしてしばらくゆんたく、その後海の家に行ってもらったのだった。

ワタシらキープのネスカフェ(おばちゃんといつも飲んでた)を入れてしばらくあれやこれやと。ラリーさんの海の家計画はなかなか大変そうだけど、工夫しながら人の手を借りながら、なんといっても希望があるからいいね。東京とは全く違う、苦労はあるけど楽しい暮らしが始まってる。

熊本の写真。

お城の堀にいたゴイサギ。

ホテルのバイキング朝食。前回も泊ったけど、たっぷりの質量種類で気に入ってる。郷土食のからし蓮根や太平燕(タイピーエン)や地元野菜たっぷり。テイクアウトのコーヒーもある。

うちの庭のドクダミ。今はクチナシが咲いてる。

 

 

 

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熊本へ♪

2022-05-29 20:14:28 | 旅行

復旧した熊本城。24日に一泊の予定で熊本市へ、目的は近代美術館の和田誠展。高速でまっしぐら、ホテルに車置いて路面電車で会場へ。エレベーターに行くと、なんと「休館日」の札が!!公立の美術館だから休みは月曜と思い込んでた不覚…。しかたなく、ビルの一階広場の出店で、相方の元気の素あん餅を買った。お茶屋さんにお買い得缶(小)2缶千円というのを見つけてそれも。2缶分山盛りとおまけに2すくいもオマケして袋に詰めてくれた。暑い日だったけど、初めての熊本城見学することにした。

清流が流れる川の向こうにお城の長塀がずーっと続く。大木がすごい。見学できる場所は限られていて、まだ石垣が壊れたままや、瓦が落ちたり、壁がひび割れて落ちてたり、元のままに修復されるのは相当年月かかりそう。ロープの前で警備してるおじさんに聞いたら石垣を直せる職人は日本に10人、熊本には5人来てるそうだ。

お城の天守閣までは階段とエレベーター完備。修学旅行生と一緒になり、ワイワイにぎやかなのをやり過ごしつつ上まで。何と言ってもこの城の規模の大きさ、姿の美しさは今まで見た中では一番かも。地震で崩れた時の熊本市民がどんなにショックだったことか。

相当に高さのあるてっぺんからの景色を見てゆっくり下り。帰りは町なかをぶらぶら歩いて。お城であん餅を食べたっきりなので早めの夕食、相方の好きなとんかつ屋をスマホで探した。

ワタシはヒレカツ。おじさんが熱々を揚げてくれる。旨い!早い時間なので客はほかに無く、カウンターにある見慣れないガラス瓶の漬物?を何ですか?と聞いたら、梅の醤油漬け、ってことは熊本の人じゃないですね、と言われた。

食べてみますかと小皿に3個出してくれた。カリカリ、確かに醤油の味、さわやかで美味しい。家庭でふつうに漬けるらしい。こんな発見もあって、街歩きは楽しい。ホテルではゆっくり大きいお風呂に浸かってから、ダラ~とテレビチラチラ見たりしてゆっくり就寝。

翌日は熊本城の駐車場に車を停めて歩いて近代美術館へ。

和田誠さんです。仕事の質量ともになんて素敵なものを残してくれたんだろう。本当に好きで楽しく描いてたんだなあ。

2時間半くらい?じっくり楽しんでから会場を後に、また広場の市場で買い物。地元野菜など買いこんで満足して車へ。

帰りはまっすぐ高速では面白くないのでフェリーで島原に渡ってから帰ることに。フェリーは1時間ぐらい、相方は運転しないで少し休める。と思ったらここでもまた修学旅行生がどどどど~!

男女ともにグループでワイワイ、高校生かと思ったら世田谷の中学だって、東京の子は大人っぽいねえ。でもまあ相方が少し休めたからいいか。

島原に渡ったら、周りがトウモロコシ畑だらけ。こんなに作ってるとは知らなかった。てことは、売ってるなと思ったら、やっぱり無人販売があって、小さいけど皮むきトウモロコシが5本で100円!帰って蒸したら甘くて美味しかった!

スマホのナビに従って帰路、とここでキカイにだまされた。なんか、どんどん西に向かってるぞと、やっぱり長崎方面じゃん!もう一度設定し直して大回りしてようやく佐賀県方面へ。

佐賀県はなんといっても麦畑。ようやく見慣れた風景になって8時前に帰宅。

道まちがったおかげでいろんな景色が見れたし、なかなか楽しかった。島原のトウモロコシは旨かった!

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上五島からの旅

2022-05-26 19:26:49 | 生物、自然

楽しいクルージング3日目は平戸の度島泊。漁恊に許可もらって離島にしては広くて立派な漁港に停泊。民宿でお風呂か食事もらえないか聞いたら、ウニ漁にみんな出ているので忙しくてとてもできないと断られた。サバイバル大将がウニを分けてくれないか掛け合ったら、夕方帰ってきたら少し分けてくれるということに。集落を歩いてると暑くなってくる。小学校の近くにはこいのぼりがはためく。売店で野菜や食材、氷など買いこむ。サバイバル大将がアイスを一箱買ってみんなに分けてくれた。美味しいね!一本残ったのは漁協のお姉さんにプレゼント。

で、釣り組はおかずの魚を釣り始めたけど、ほとんどベラ。

こんなユリも咲いてる。港の岸壁にはコバルトスズメが群れていてサンゴが生きてる!こんなとこまで?海水温上がってるんだ。

夕方漁船が戻ってきた。大量のウニ!2千円くらいで山のようにくれた。サザエもいっぱい。おまけにゆでた小さいワサビ貝というのも。漁師のおじさんがもらったと言う大きなタコを、要るね?とひっくり返し、岸壁のコンクリの床にバシバシたたきつけて柔らかくして、ほら、足、何本?と三本切ってくれた。金はいらん、て。

タコ足は、生で(生きたまま)薄切りでみんなで味見、甘い。漁師さん、こんな生きとると食うとは一生に一度くらいしかなか、って。あとはスライスしてバーナーでサッとあぶって刺身!

漁師の奥さんがウニと混ぜてウニ醤油も旨かよ、と言うので、割った中身を混ぜようとしたら、あーあ、もっときれいに、汚なかとこば、ちゃんと取らんと、と教えてくれる。そうか、ウニって商品として出す前の処理が手間なんだ。それで、今日は夜中一時二時て言うわけ。漁師さん、ありがとう!苦労して育てて限られた短期間だけ潜って取ってそしてきれいに処理して市場に出してくれるのだ。一仕事終わってタバコ吸いながら朗らかにくつろぐ漁師さんとお迎えの奥さんたちの話聞いてるとなごむね。

釣ったベラも焼いて。

海の幸を楽しみながらの夕餉。暗くなるとこんな月が!みんな思わず立ち上がって…。写真じゃ伝えられない存在感。

翌朝、サバイバル大将がこんなでかいミノカサゴを釣った。相方とワタシは沖縄で何度も見てるけど、彼は初めて。とがったとこは全部毒があるから気を付けて絶対触らないように、と言ったら、慎重にごついペンチのようなのとキッチンハサミで上手く切り落とした。

朝ごはんはTさんが作るトマト、キュウリ、厚揚げ、豚肉などの入ったスープ、卵を回し入れて。豚肉とインゲンの炒め物も美味しかったよ。この4日間はホットサンド作ったり、旅館の海の幸定食だったり、現地調達の魚、タコ、サザエなど豊かな食生活。みんなでワイワイ食べるとことさらに旨い。

さあ、出発、停めれそうな漁港を探しながら進むと、浅くてダメだと岸壁から止められたりして。最後は向島に。また釣り。船に乗り込む地元の漁師さん(ダイビングスーツの、ウニ、サザエ取り)が、大潮で浅くなるけん、船は別の場所に移した方がよか、と注意してくれる。じゃあ、帰ろう、と。もう湊浜漁港は近い。

夕方無事帰港!いい旅だったなあ♪離島は鹿に植物食べられた野崎島以外はウグイスほかにぎやかな鳥の声とカエルの歌。夜は静か~。

もっといっぱいのエピソードがあったけど、まあこのくらいで。仲間に入れてくれた皆さんに感謝!

 

 

 

 

 

 

 

 

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上五島へのクルーズ♪

2022-05-21 14:20:52 | 生物、自然

 

15日朝、湊浜から出航、一日目は上五島へ直行まっしぐらのクルーズ。TさんのすてきなクルーザーにはヨットベテランのSIさんと相方とワタシ4人。別にSEさんが自分の船で、計5人の旅。

イギリス製のクルーザーにはこんなガス台とオーブンがあって、揺れてもブランコみたいになって水平を保てる。面白いね。

ワタシは泊まりのクルーズは初めてで、しかも8時間乗りっぱなし、昔の船酔い当然の自分じゃ考えられない。出航時の天候は曇り、かなり風が強く初めからけっこう揺れる。長時間なのでちょっとやばいかもと酔い止めシーバンドを手首に装着。

牛さんのいる波戸岬?七ツ釜を過ぎ、加唐島、松島を見ながら通過点の平戸の生月大橋へ。ここは海流のせいでかなりの流れ、渦を巻いて波が押し寄せる、うわあ、揺れる揺れる!難所とはこれだあ!ジェットコースターのように縦に横に揺さぶられ、て言ってもワタシは乗ってるだけ、ほかの男性3人は必死?で船の操作。なんとか無事通過。スリル満点!

夕方ようやく目的地の無人島野崎島に到着。世界遺産の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に指定されている。教会は山の上にあって、けっこうな距離なのでみんなの意見で行かず。

住人じゃないけど船で来た地元の男性に話を聞くと、害虫のヌカカという小さい蚊が今の時期蔓延してて首や手首足首から潜り込んで刺すらしい。ただごとじゃない猛烈な痒みで病院に行くしかないとか。一応虫除けスプレーは用意してきたので話にビビッてみんなお互いに全身くまなく吹き付け合って、展望台まで10分くらい歩いた。

人は居ないけど鹿が400頭くらいいるそうで、元の段々畑のあたりにも大勢、草を食べてる。サバイバル大将が「なんか、食べられるの、ないかな?」と畑、住居跡の草に目をやりながら歩く。あとでビジターセンターの人が言うには、食べられるのは鹿がほとんど食べるので残ったのは毒草か食べられないのだけだって。そう言えば島全体なんとなく荒涼感が。

展望台から。

そのうちフェリーが到着してビジターセンターの建物が開館、係りの人に説明を聞いて昔の建物のカギを開けて風通しをするのに付いて行った。

昔懐かしかまど。集落の家の跡が寂しい。五右衛門風呂とか、洗面台とか残ってた。

この日はここで停泊なので釣り好きがさっそく釣りに取り掛かった。防波堤で叫んでるのはSEさん、大物釣ったみたい。すごい!りっぱな鯛!

さっそく半身は刺身、頭はスープ用、カマと骨付き半身は焼く。ごちそうだあ♪その後アラカブ11匹も釣って翌朝煮つけに。ワイルドな男の料理で楽しい夕食、宴会となった。

二日目は宇久島泊。ここはちゃんとした大きな施設で、使用料は観光協会に電話したらお姉さんが電動自転車で集金に来た。水洗トイレもあるので安心。夕方、明るいうちからクルーザーのデッキで陽気に飲んでるグループに招かれ、みんなで合流。東京からの三人組。ヨットは西海の施設に置いてるらしい。あとから大分のひとり航海の73歳が加わって大盛り上がり。ヨット係留代の話では、神奈川に置いてる人はなんと年100万ぐらい、あとの人は30万とか、こちらの湊浜漁港組は3万、大分も3万とやっぱり地方はラクだね。てか、首都圏が異常なんだなあ。そんなこんないろんな話も出て。

夕食はホテルのご飯とお風呂が使えるので自炊なし、ゆっくり浸かって美味しい海の幸を存分に味わった。

フラワームーンの満月が昇る港での二泊目。後半へ続く。

 

 

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ヨット、百花繚乱♪

2022-05-11 14:50:20 | 生物、自然

7日のヨットは青空。出だしはかなりの北西の風で東に向かって行く時はう~ん…と踏んばり、けっこうきつかった。斜めになって水はジャッパンジャッパン入るしスピード出るし。浜崎の先の鹿家を過ぎて半島の先を越して糸島半島に向かおうとどんどん進んだら、先っぽからずらーっと漁業のブイと旗とが広範囲に並んでいてこれ突っ切るのはキケンなので止めて西に向かい、高島のずーっと北を迂回して戻ってきた。帰りは舵取り交代したのでやっと写真撮れた。疲れたけど面白かった。

帰りにハーバーの水槽を見てたら、N君が、エビ、持って行きますか?いっぱいいますよと言うので、欲しい!と頼んだら網持って桟橋に方へ。急いで車に積んだバケツを取りに行ったら、ぶすっとした相方が。早く帰りたい様子なので、はあ、腹減ってるなと思ったけどエビもらわんと。しばらくして4匹の透明エビをもらってから帰ってきた。

この時期は庭も町も浜もそこら中百花繚乱♪

うちのプランターに植えた使い残しのネギやコマツナは元気に花をつける。

ギョリュウバイ、この仲間はマヌカハニーの元らしいけど、セイヨウミツバチも日本ミツバチもアシナガバチも来る。薄いピンクのバラはこのごろ咲き出した。白い小花が咲くハクチョウゲはこの家に元からあったもので、あちこちに挿し木して増えてる。ローズゼラニウムはものすごく広がって増えたなと思うと突如枯れたりするので、絶やさないように気を付けてる。ローズマリーと同じく風呂に入れたりいろいろ利用できるし。

これは町田川沿いの遊歩道植え込みのシャリンバイ。いい匂い。

一時はほとんど消えてた西の浜のハマヒルガオも少し挽回しつつあるような。でも夏の花火大会前の砂浜整備でブルドーザーの被害に会うんだよね。前は石垣の防波堤のあたり一面に咲いてた。お城の石垣工事の石置き場にされてから大半は消えた。

花の時期は次々と入れ替わり、四季のある日本の自然ってすごいなと思う。

 

 

 

 

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