小学教師の雑感・多感

通じるものがあれば幸いです。

ぜひ情報交換いたしましょう。

メリハリ・・・

2012年07月08日 | Weblog
先週は、授業参観と研究授業があり子どもも自分も頑張った。

来週からは、学習のまとめと成績付け。1学期の終わりも見えてきた。

少し気分は、ホッと一息。こんな時は体調を壊しやすいので気をつけよう。

学級通信の一部を紹介します。何事も、メリハリが大事ですね。

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先日の授業参観と懇談会には、たくさんの方に足を運んでいただき有り難うございました。特に授業参観では、30名もの方に参観いただきました。いろいろなご都合で、参観が難しい方もおられるとは思いますが、次の機会もどうぞよろしくお願いします。

授業参観の翌々日、子ども達はまたもや30名程の視線を感じつつ、授業にのぞむこととなりました。それは「研究授業」というもので、○○小学校の先生と大学の先生、教育委員会の方が参観される授業です。教科は算数。内容は少数の割り算。1より小さい数で割る内容について、数直線を活用して考えました。題材は、社会科や総合的な学習の時間で取り組んでいる「お米」。A店→10kg 5500円、B店→1kg 600円 C店→0.3kg 150円 。どの店が割安か・・・ということを考えました。子ども達は熱心に問題に取り組み、見事C店が割安だと解決できました。

大学の先生からは、「3年間、○○小学校に足を運んでいるが、話を聞く態度や学習に取り組む姿勢がどんどん良くなっている」というお褒めの言葉もいただきました。

翌日(昨日)の朝の会では、そうした内容を子ども達に伝えた後、「緊張感」という話もしました。

「授業参観と公開授業、どちらも本当に良くがんばりました。「ばね」をイメージしてください。ずっと縮まっている緊張状態だと広がろうとする大きな力を発揮します。逆に、ずっと伸びきった状態だと、弱ってしまいます。ばねは、伸びたり縮んだりしながら強さを保ちます。授業・学校も同じで、メリハリをつけることが必要です。7月に入り、夏休みも近づいてきました。「自由」な時間が増え「開放感」を味わうことも大事にして欲しいですが、目的や目標をもって過ごして欲しいです…」と夏休みのことまで、話が先走り過ぎた感もありましたが、7月も学習のまとめの時期として「メリハリ」を大切にしていきたいと思います。

活動

2012年07月07日 | Weblog
このブログで、何度も紹介している岡野守也先生のブログの最新記事「大型メディアへの意思表示」の冒頭は、こんな風にはじまる。

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時代が大きく変動しつつある中、書かなければと思うことは多いのですが、あきれて物も言えないという気分と、発言の対労力効果を考えてしまって、発言を怠っていました。

しかし、そろそろたとえムダでもちゃんと発言しなければならないと思いはじめました。
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本当に、あきれてものもいえない、がっかりした気持ちには同感です。

でも、こんな時だからこそ、ラディカルな視点が必要であり、岡野先生の発言に期待しています。

そんな思いを込めて、こんなコメントを残しました。



「活動」

言論活動だったり、不買活動だったり、教育活動だったり、政治活動だったり・・・

当たり前ですが、「活動」することで、世の中が変わるし、変えたいと思い、まずは「コメント活動」を今しています。

真に正当な政党、星のように輝く、私たちの新星党(しんせいとう)が創発することを強く願っています。

新党結成の主体になるエネルギーは正直なかなか湧きませんが、そうした党を希望する活動、発見する活動、サポートする活動に注力したいと思っています。

長い道のりかもしれませんし、爆発的に急に創発するかもしれません。その時に備えて、言論活動の継続を、どうぞよろしくお願いします。




皆さんも、伝えたい!いのちの意味―岡野守也の公開授業+αを、ぜひチェックしてみてください。

七夕の今日、「明るい未来」を心から願います。

生と死 ディベートは思わぬ方向へ?

2012年07月01日 | Weblog
明日の授業参観に向け、学級通信を書いた。

社会科で、「北海道と沖縄」「高地と低地」でディベートをする。

第1回戦では、沖縄は長生きできるから、高地は津波がくるから・・・

と、生と死がテーマに! いのちを根拠にするとは、子供たちやるな。

明日は保護者の前で、どんなディベートになるかな。

学級通信より、一部転載します。

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「ディベート」という言葉を、耳にされたことはありますか。
私が前に5年生を受け持った時の国語の教科書に、「インスタント食品とわたしたちの生活」という説明文がありました。インスタント食品について、「肯定派」と「否定派」に分かれ、ディベートをする方法が詳しく書かれていて、たいへん興味深い内容でした(今年度の教科書では、2学期に「討論」という言葉が出てきます)。
その「ディベート」を、社会科の「住みよいくらしと環境」という学習に活用しました。「北海道と沖縄」「高地と低地」のどちらに住みたいか。どちらがいいところか。
号車ごとに代表者を選び、代表者がクジを引いて、どの立場に立つか決めました。ディベートのおもしろいところは、自分が本当はそう思わなくても、その立場で話すということです。そういう意味では、「ゲーム」であるとも、話しました。

先週、どちらも1時間ずつかけて「試合」をしました。「北海道 対 沖縄」では、「沖縄は長生きできるから住みやすい」という内容に説得力がありました。「高地 対 低地」では、「津波や災害」が議論の焦点となりました。
本日の授業参観は、第2回戦です。前回、事情で参加できなかったり、やり方が十分理解できなかったりした子もいるようでしたので、改めて実施することにしました。

前回とは違い、1つの試合が20分程度と限られた時間ですが、子どもたちの意見に耳を傾けてください。そして、もしよろしければ、どちらが優勢だったか、右の6つの観点で審判役をお願いします。   
または、懇談会でご意見・ご感想をお聞かせください・・・懇談会のご参加もおねがいします!