小学教師の雑感・多感

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葉っぱがお金に・・・世界のモデル 上勝町

2009年06月12日 | Weblog
先日、TBS系月曜ゴールデン枠にて、「おふくろ先生の診療日記2」が放送されました。



このドラマは徳島県上勝町の地域再生の物語を、実際の出来事を元に描かれていました。
とりわけ小林稔侍さんが演じておられた営農指導員の「横川さん」の人物像は、「株式会社いろどり」の「横石知二氏」がモデルとなって作られています(もちろん、かなりの脚色はありましたが・・・)。

木の葉によってビジネスを興そうと町の人たちを説得するも、「葉っぱをお金に変えるなんてタヌキじゃあるまいし!」と断られる場面や、職を辞そうとしていた矢先に大量の嘆願書が集まる感動の場面などは、実際にあったお話だと伺っています。
(でも本当に、葉っぱを持ったタヌキが町のキャラクターになっているのがおもしろいです!)



上勝町が「葉っぱビジネス」と称して料理のつまものの「いろどり」ブランドを確立し、市場シェアの7割を獲得するまでのサクセスストーリーは、今までにも数々の本やメディアで紹介されてきました。
そこには地域にある物・いる人を活用し、そこに住む人々の手で内部から地域の活性化を図ろうとする住民の思いの力や、なんでも「できる」と信じて邁進していくリーダーへの強い信頼があったようです。

まさに上勝町はドラマのようなまち作りを体現してきました。ですから、そのままの出来事がドラマになるんですね。

上勝町は今、持続可能なまちづくりのモデルとして、日本のみならず世界のお手本になろうとしています。その高い理想の元、リーダーである笠松和市町長は昼夜を問わず全国を奔走しておられます。



大都市圏から遠く離れた人口2000人の町に、なぜ4700人近い視察者(2008年度)が訪れるのでしょうか?
「ゼロ・ウェイスト宣言」によるゴミの削減はどのように可能になったのでしょうか?
そして地方の目指すこれからは・・・?更に国の政策としてやっていくべきことは・・・?


この度、笠松和市町長を講師にお招きし、これらのことをたっぷりと語っていただきます。
7月19日(日)13時から16時半、横浜市スポーツ医科学センター・大研修室にて開催いたします。
(参加費・・・ 一般:1500円 会員:1000円)

質疑応答の時間もご用意してあります。先着100名の定員ですので、-こちらの受付フォーム-からぜひお申し込みください。

(以下の画像をクリックすると詳しい内容がご覧になれます)


今週末(6月13,14日)、お台場メディアージュで徳島・上勝フェアがあります。
横石さんのトークセッションもあるので、興味のある方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、上記の広告がどこかに置いてありますので、良かったら探してみてください!