WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

おひとり様食生活6 昼ワインランチ

2023-12-29 | 宅飲み&うちごはん



暫く投稿が滞りました。
クリスマスは東京に行っていました。

知音(と私が勝手にいってるだけ)カッシーとのレコーディング
同窓生音楽部出身、東京昼酒うどんグループとの夜酒うどんの宴や、先輩のクリスマス合唱コンサート…

あまりにも楽しく幸せだったことは、別途ゆっくり書かせていただきます。


さて、遡って、今回はコールセンター時代のお友達とのランチワインの宴。
これも、大好きな「きのう何食べた?」を参考にお友達と2人で準備しました。




私は、レシピ通りに作る…ということが殆どなく、観たり読んだりしたレシピは体にざざっっっとインプットします。あとは勘でめっちゃ適当。
一方、お友達はきちんとレシピ通りに作る人。
まあ、その他、私の雑さと彼女の緻密さ…
何から何まで両極端…といってもいいほどの2人なのですが、このコンビネーションは、ものすごく素敵で私は好きなのです

この日の私の担当は「チキンのトマトシチュー」
「何食べ」の「チキンのトマト煮」からの暴走メニュー。
しかし、最後シュレッドチーズを入れてコクを出すというこのポイントは外せません。





お友達の担当はサワークリームの明太子和え。
これを軽くトーストしたバケットにたっぷり塗るのがたまらん!!
あとは、前回ご招待したお友達からの差し入れ「キャロット・ラぺ」や、生ハムメロン、りんご、チーズ…などなど、
そして、赤ワイン、白ワイン、ゆるゆるとやりました。

彼女は、書道をたしなむアーティストなのです。
経歴は数年…とのことですが、筆で書いた達筆のお手紙を下さったり、私をイメージした色紙を書いて下さったり、
高松中央公園で、ミニチュアの書道セット?で、お1人でその場の空気感を書にして楽しんだり…と、、、
私も、一時はコールセンター時代、1時間のランチタイムに「公園セッション」なるものをやっていました。
彼女も参加して下さったこともあります。同じ職場のお友達や、支店長もいらして下さったことも…
楽しかったなあ…
その同じ場所で、彼女は今、おひとり様で、書を楽しむ時間を過ごしたりもされていらっしゃるというのが、本当に素敵です。
「生活の中のアート」

さらに、彼女とは本や家族やひいては自分自身についての、心の奥ふっっっか~~い領域についての話で、地下水脈で通じるところがあります。
そういう人のこと、彼女はご自身の造語で「魂友」と仰います。

本当に語りまくって、とっても満たされまくりました。

「本」については、お互いに、恩田陸「蜜蜂と遠雷」がとても好きなこと。
そして、彼女は、この日、この本の番外編短編集のような「祝祭と予感」を貸してくださいました。
上京の行き帰りに飛行機やリムジンバスの中で読もうと思ってたけど、それはそれで別世界だったので、手にすることがなかった。
でも、また本編「蜜蜂と遠雷」を再読後、年末年始に読もうと思っています。

それからダメだった本。の話。
村上春樹「1Q84」
ファンの方、ごめんなさい。
私も、若かりし頃は彼は、独特の切り口や文体がすごく好きだったのです。
特に好きだったのは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
他にも結構読み漁った時期がありましたが、このたび、友人が貸して下さった「1Q84」は、最初は彼独特の文体に懐かしさを感じたけれど、
読み進めるうちに違和感をおぼえるようになっていった。
あー私が歳とったからなのかーー
途中で、山が険しすぎて、足が進まなくなるような感じで、先に進めなくなり、本は2冊読んだところでいったん友人にお返しして、残りは、自分で購入してやっとのことで読了しました。
当時、あんなに話題になった作品、短期間でものすごい勢いで増刷されていた…
だけど、今の私がダメだった理由は説明できるけど、この記事を読んで下さっている中には彼のファンの方たちもいらっやるかと思うので、書きません。

ただ、この作品のラストは、私としては、「こうなってほしい」という通りになり、最後までダメだったのではなかったです。

…とか、なんだか話題が逸れてしまっていますが、
そういう話をしながら、のんびりと心ゆくまでワインとともに語れる昼下がりは至福の時間でした。









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