WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

TAKAMIの歌にモデルはいるのか

2024-03-18 | アーティスト魂


先日、ものすごく久々にミュージシャン友達ミホコさんのLIVEにいきました。
ていうか、LIVEが久々で、ミホコさんのLIVEは初めて。

このところ、年末あたりからたて続けに不意の出費が続きまくり、家計が大きく赤字に転落しているので、
超絶節約生活をせねばならず、ライヴも自粛してました。さらにまだ自粛中。ごめんなさい。特にメンバーのみなさま。

ミホコさんは、ギター&ヴォーカルで、保育園に通う2人の子供さんのお母さんで、
仕事を続けながら子供を育てながら、ライヴ活動もされているところが嘗ての私とめっちゃ重なるところがあり、この日をとても楽しみにしていました。
以前は同じ職場だったので、お互いのCDを交換したこともありました。
彼女の歌は、「生きる」ことについての大きく暖かなな意思が感じられて、コアな部分をシシンプルに表現しているところがとっても素敵なのです。
他の出演者の方たちにもそれは共通していたように感じました。


一方、私は「恋のうた」だらけ。
なんで私、こんなに恋のうたばっかり作ってるんだ?
私にも「生きる」意思はあるよ。「生きる」こだわりあるよ。

だけど、それを歌詞で表現するということをあまりやってこなかったなあ。
今思いつくのは「樹のうた」くらいかな。
自分の生きたい生き様を、樹の成長になぞらえて歌ったもの。
「いつまでも歌っていたい、 愛が溢れ出して止まらない」
なんて一人称では絶対言えないよ。こっぱずかしい。主人公は🌳(君)
シャイですから私、、、



あとは、殆どが「あなたと私」の歌だな。
恋の歌はこっぱずかしくないのか!?
「あなた」は恋人だったり、友達だったり、飲み友、夫婦や、好きな人、秘密の恋のひと、たった今別れた人、1年前に別れた人、これから出会う人、亡くなった最愛の人、
‥などなど、相手のことを思う歌が殆どだなあ。
たぶん、きっとこれからもそうだろうなあ。
これについては、TAKAMIの歌は実話なのかとか、モデルがいるのか‥な方向に発展していきそうなので、本日はこのことについて語ってみようかと、、、。


私のうたに…モデルは、、わりとまあ、います。
このうたはこの人との出来事や、感じたことから始まった…ってのはあるんだな~~実は。
だから、私の中では、「この曲はこの人とのかかわりの中からできた歌」ってのはまあ結構あるのであります。

◇プラトニックな両想い
「私たちのカンケイはファミレスのパーキングから入口まで10メートル手を繋いで歩いた だだそれだけ」
ただそれだけ。
「え~~!!」っていうちょっとした事実からどんどん発展していったのだった。
最終的には、私は私ではなく、創作となって、うたう時にはこの歌の主人公になりきるのであります。

◇オリオン
「別々の場所で夢を叶えよう」
「僕は今は満天の星の輝く空の下」
この2人はもともとはフツーにお友達と私なのだけど、彼はネパールに赴任した。オリオン座のことなんか話したこともない。
これもまた創作が膨らんで恋人なストーリーとなった。

◇クラウン
「あなたの白いきれいな顔」
…な男子がいた。ただそれだけ。


ピエール=オーギュスト・ルノワール『 白衣のピエロ 』



まあ、1曲ずつ書いてると、際限ないのですが、殆どは、なんかそんな「きっかけ」があって、発展していくのです。
こーゆーの、歌にしたくなるんだよね~~~ん!!

だから、「モデル」とはいっても、それはきっかけに過ぎず、出来上がったときには、全くその人の歌ではなくなっていて、
私も、出来上がった歌の主人公になりきって歌う。
だから、全くこっぱずかしくないんだよ。

だから、ご本人に「コレはオレの歌だな」と思われることは一部除いて殆どありません。
殆ど…ということは、ちょっとだけはあります。結構具体的な描写があったりして。
♪「ご機嫌でお料理したり、突然不機嫌になって、真夜中に部屋を出てったり」などという事実。
でも、それも「うた」となってしまえば、モデルご本人様は、「自分のことをうたっている」などど悦に入ったりする余地はありませんのです。

これを「芸のコヤシ」というのだろうか?? うーん、どう思います??

ま~~私は、いろんなシーンをカットして、それを膨らませていろんな創作をしてきたと思う。
べったりそのまんなま歌というのは、1曲もない。


話は先日のLIVEに戻りますが。
また、別の男性ヴォーカルが、母親への感謝の思いを歌っていました。
うーん私もそろそろ母の歌を作ってみようか、、、と、聴きながら真面目に思った。
しかし、この方のような曲には絶対ならないぞ私は。
母と私は反りが合わないのだ。
彼の素直な感謝の歌を聴きながら、私だったら‥と色々溢れてきた。
そんな中で、まず歌いたいのは母の名言だ。私には、一生忘れられない母の名言というのがある。
そして、母とは感じ方も価値観も全く違う私は、この男性ヴォーカルの方のような「ひたすら感謝しかない」みたいな歌詞は絶対書けない。
きっと「あなたとはこんなに違う私だけど、違う道を歩いて行くけど、あなたの言葉はいつまでも忘れない」
みたいなのになるのかなあ。よくぞ彼の1曲を聴きつつ、その間にここまで自分の思いをまとめたもんだ!
…しかしこれは「ホンネ」の歌になる予定。かなりこっぱずかしい。
でも、今年米寿を迎える母への感謝をこめて、そろそろ作るべきな気がしてきた、、、




ミホコさんのステージは、CDやSYOさんのスタジオで遊んだ時のひたすら楽しかった時間とは違って、
彼女の存在感、確信感?のようなものが漲っていて、素敵だったなー。
ステージに立つってコレだよね。
私は躊躇いなくこんな確信漲るステージを作ってこれたかなあ‥‥

私は、次回LIVEのピアノは、自分で弾くことにしたのです。
もうそろそろ、私とピアノ、また繋がったらいいんじゃない?
SYOさんと出会う前の、東京フラミンゴ時代から、私はピアノはピアニストまゆこちゃんに委ねていたのでした。
キーボードはかずみちゃんに…

SYOさんと出会ってからはさらに…
もう長い長い間、ピアノ放棄状態だったのでした。
でも、ここにちゃんとあるんだ、ピアノ譜。自分で弾こうよ、、、、うん。そうしよう、、、

私のうたを自分で弾き語ろう。
母の歌をつくろう。
もう残された時間は、これまで費やしてきた時間よりうんと少ないのだ。

そして、1回ごとのステージを「確信」をもってうたいたいよ。
私の音楽人生も、実りのとき、収穫のときに差し掛かっている。

音楽のハーベストタイムだ、、、


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