WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

母の子育て

2004-12-30 | 人生妙なり
彼女が私を産んだのは24歳。
まさに高度成長期、なんでもアメリカの真似をする時代でした。
私は物心ついた3歳にして自分の部屋とベッドを与えられ、両親と一緒に寝た記憶はまったくありません。
おかげさまで、私は今でもスキンシップというものが非常に苦手です
(-_-;)
この「突き放す」育児が昨今、イケてません。子供を夜になったらベッドに放り込んで放っておくってのもイケてません。
スキンシップと対話。受容。
コレが今の育児の主流でありますが、
「そんな流行に惑わされるとは情けない。ビシバシ体罰で躾けるときはきちっと躾ける。昔の人はみんなそうしてきた」
と、母は申します。

20代で育児してたんだもんな~
今思い返すと、母の育児は完全主義で時にヒステリックだったような…

昨日も書いたように、私は音楽の夢を託されて、幼稚園の頃から毎日1時間ずつ、母が付きっきりでピアノの練習をしてきました。
私のピアノのテキストは、イライラした母の爪痕があったり、
私は怒る母に腕を引っ張られて脱臼したことも…

おかげさまで、私は音楽が大好きで、今も音楽とともに生きておりますが、ピアノの練習だけは今でも苦痛で苦手。

高校受験のとき、音楽の道へ進むからといって、勉強をおろそかにすることが許せなかった母は、成績が振るわない私を毎朝5時に起こして、勉強机に座らせました。
そのとき、彼女は一緒に起きて私の隣で、「写経」をしていました。
願掛けの写経ってヤツ…
大学受験前には、東京や大阪でのレッスン代を惜しみなく払うために、
必死で働きまくっていました。

母の恐るべきパワーは、子育てにも歴然と現れていたのです。
母は私を完璧に教育しようとして必死だったのだと思います。
その熱意だけは伝わってきたので、どうやら私は脇道にそれることなく、
人生途中で放棄することなく、
まっすぐに?育って来れたのかしら~~??

母の衰えることを知らないパワーは、Takの教育にも向けられています。
母にいわせると私の子育ては間違いだらけ、
Takはすでに失敗作だと言ってのけます…(-_-;)

そんな母ですが、子育てに関しても名言がひとつ。

「子供は親を超えて、親より立派になっていかないかん。
子供がみんな親を超えていったら、世界はよくなっていく。」

これは私の座右の銘のひとつに数えられます。
私はどうやって母を超えたらいいのだろうか。

母が負けず嫌いで、完璧な教育をしようとした反動からか
私は全く闘争心というものがありません。
「勝ち負け」ということに興味がありません。
だからいつまでたったもビンボーなのかもね(^_^;)
母は、卓球に燃えていますが、「勝負がはっきりと決まるところがいい」のだそうです。
だから、闘争心を掻き立てられて、「よしっ!この次は!!」と、目標がたてられる。
もっともなことだと思います。

しかし、音楽には「勝ち負け」がありません。
自分の納得、自分の中でよりよいものを創る。
結果、それが他人に受け入れられて、それが収入に結びついたとしても、
決して基準を他人の評価におく類いのものではありません。

そういう意味で、私は母とは全く違った土俵で生きていると思います。
母を否定している訳ではないけれど、
私は違うんだ!違う人間なんだから!という反発が心にあることは否めません。

母の価値観とは違ったところで生きて、母の歳になったときに、
私なりの「人生の果実」を味わっていられたら、
そのときに私はやっと母を超えたことになるのかもしれません。

その時になって、
「やっぱり母と私のしてきたことは、根っこは同じだったんだ。
実は同じ価値観の現れかたが違っていただけだった。」
と、気付くかもしれません。


===================


今年の日記はこれにて終わりです!
本日、夕方の新幹線にて帰省いたします。

最後になりましたが、今年はたくさんの災害がありました。
世界中の犠牲者のみなさまの御冥福をお祈りするとともに、
被災者の方々にこころからお見舞い申し上げます。

来年は良い年になりますように…

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母の人生

2004-12-29 | 人生妙なり
さて、今日はいよいよ真打ち「母登場」であります。
年末なので、これを書き上げなくては、年が越せません(^_^;)

私の母は、今でこそ働くことをやめて、卓球三昧の日々を送っておりますが、
58歳で、妹が大学を卒業したのを期に自営の喫茶店を人手に渡すまで、ひとことでいって「働きまくる」人生を送ってきた人です。

最初の夫とは社交ダンスで知り合い、全日本優勝を期に脱サラして借金でダンス教室を開いて、ダンス教師として働きまくってその返済がやっと終わったところで、離婚。
ゼロから仕切り直しで、再婚したものの、2番目の夫は若かったので、金食い虫の私を音大に進学させるために、生保、内職、化粧品販売、事務、喫茶…ありとあらゆることをやっていたようでした。
私の大学進学にいよいよお金がかかる時になって、またもや母は喫茶店を開店するために借金。

今、自分がその頃の母の年令になってみて、あのパワーはいったいどこから出てきてたのか、改めて「スゴイ人だ」と思います。

母の名言のひとつ
「借金も財産や。信用があるからお金を貸して貰えるんや。」
「見栄をはることは、生きる目的。見栄を張って生きるためにお金を稼ぐんや。」
そういって、借金をしては、それを働きまくって返済するという生活がずっと続いていました。
商売人魂ってこういうのでしょうか?

母にしてみれば、娘を音大に進学させるのも「見栄」の一部だったかもと思います。
彼女にとって「見栄」というのは、半端なうすっぺらいものではなかったのだな。
自分が憧れてもかなわなかった音楽への道を、すべて娘に託したのでした。
家事はすべて祖母がしていました。
その祖母が、私が大学に入った年に「癌かもしれない」ってことになったとき、私は大学を断念することも覚悟しなければと思いました。
家事をする人がいなくなったら、母は働けなくなる、そしたら私の学費は捻出できない…という、
いつもいつもすべてがギリギリの状態でした。

母は、「清貧」ということばは嫌いだったのだと思います。
自分が子供の頃、母子家庭で貧乏で、とても悔しい思いをしてきたと思うので。
もう少し「必死」で働かずに質素に地味に暮らす選択もできたはずだと思います。
母の友人は、華々しい人たちで、…まあ、平たくいうとお金持ち。
彼女たちと対等に?付き合って、一緒に食事をしたり旅行したりするために
「働きまくる」ことは彼女にとって全く自然な行為だったようです。
「無理」とか「「背伸び」ではなかったのだと思います。
商売人魂の権化のような母は、「付き合い」をとっても重んじるので、
たとえば毎年お正月には、お友達が女将さんをやってる県内一の料亭の5万円のおせちを「おつき合い」で注文します。
(私はそれを食べに今年も帰省する)
妹の会社主催のファッションディナーショー?のチケットをまとめて購入してお友達に配ったり…

ようやく仕事から退いて、突然母が習い始めたのは、ピアノと声楽でした。
それから「卓球」。これは、高校の部活からですが、今や尋常なハマりかたじゃありません。
年に何度も日本各地の大会に出かけていきます。
独りで遠征に行くこともあります。
負けず嫌いの母にとっては、「老後の愉しみ」の域を超えて、「卓球=人生」のようにみえます。
働きまくってきた母は、今、最高に充実した老後を送っているようにみえます。
ちがうちがう、「老後」じゃないわ、アレは。
「余生」でもないし…「現役」そのものかも。
彼女の心は全く老いてはいません。
彼女はゼロから自分の手ですべてを切り開いて、今、その人生の果実を味わっている時なんだと思います。
スバラシイ…

傍には黙って見守る優しい夫がいるし…。これがまたうらやまし~~~

そんなワケで、私はほんとに心から、母は凄い人だと思っています。


しか~し! 彼女の娘達の教育に関しては、異義ありまくりなのであります!
これを書かずに年は越せないってもんよ!!
乞う御期待。

    つづく






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HAPPY BIRTHDAY

2004-12-28 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
たっくん、5歳のお誕生日おめでとう。

年賀状がやっとできた。
大掃除はまだ殆ど手付かず状態
しかも、あさって帰省するというのに、新幹線の切符をなくしてしまって、
何時間も探し続けているけど、未だに見つからず
…というぐちゃぐちゃな最中、Takの5回めの誕生日を迎えました。

彼は私がプレゼントを買ってくれることなんか全然期待してません。
せめてセブンイレブンで「ガンダム」のおもちゃを買ってくれたら嬉しいな♪
という程度。
日頃からおかあさんはお金がないと言い聞かせているので…
なんと健気な子よ(ToT)

サンタさんに「デカレンジャーロボ」を貰ったときなんか
「やった~!おかあさんはこんなの絶対買えないもんね!」だと(-_-;)

朝、枕の中身のビーズみたいなヤツがこぼれたので、片付けようとしたら、
Takが一緒にやろうとして、よけいこぼして散らかしたので、頭をひっぱたいてしまいました。
「もう!邪魔だからあっちいってなさい!!」
「はい…」
彼は隣の部屋の押し入れの前でうずくまって泣きそうになっていた。
さすがに私は「しまった!」と思ってすぐに抱き締めて謝った。

「ごめんねたっくん、お母さんが悪かった。
たっくんはお手伝いしてくれようとしたんだよね。
ちょっと失敗しただけなんだよね。
それなのに、叩いたりして、痛かったね。
今日はたっくんのお誕生日だから、ずーっと優しくするからね。
楽しく過ごそうね。」
「いいよー(注:ごめんねに対し)」といって泣きながら抱きついてきたTak。

一緒に昼寝をして、一緒に夕飯食べて、それ以外はずっと年賀状と家事にかかりきっていたのに、聞き分けよくひとりで遊んでいたTak。
夕飯のあとでセブンイレブンの「ガンダム」を買って、銭湯にいきました。
たったそれだけですごく嬉しそうだったなあ。

銭湯の露天風呂で
「今日は柚子がはいってないの?」
「柚子は冬至のときだけに入れるのよ」
「とうじって、お酒つくる人のことでしょ?」
「それは、おんなじとうじでも別のことばなんだよ」
なんだか今日はいっぱい話したような気がするなあ。
…日頃の会話がいかに少ないかってことだな。

ささやかな1日
そして、Takにとっては終日母独占の平和で楽しい1日が終わって
幸せに眠りについたのでした。

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年賀状

2004-12-27 | よしなしごと
今、やっと年賀状の印刷をやってます。
これがなかなかやっかいで… プリンターの調子が悪い!!
ちょっと油断すると、黒くなるはずのところが緑だったり真っ赤だったり。
まだ130枚中50枚めぐらいなのに、もう10枚も失敗してるし…( ̄_ ̄|||)
あ~~新しいプリンターがほしいなあ…
お金ないし(T_T)

でもでも、来年はがんばって働くぞ。
実は先日、職場でとっても嬉しいニュースが!
試験に合格したら、業務内容が変わって9時からの勤務になると決まっていたのですが、それがこれまでどおり、時間帯を選べることに…
「ほんとですかぁ~!?」
って、なんだか嬉しくて涙ぐみそうになったわ。
新しい業務に馴染めるかどうかはわからないけれど、とにかく、
始業時間が早すぎて、9割がたザセツするだろうと思って、
新年早々、また求職活動始めなきゃなーと思っていた私にとっては、
このうえない朗報でありました。

ひとり親世帯と、Wワークのツラさです。
プライオリティ、他の仕事や家事育児とのバランス…
9時始業なんて、独りだったらなんでもないのにな。

とにかく今年は年の半ばで失職してから、転職を繰り返して、正味3ヵ月ぐらいはぷう太郎だったもんな~。
銀行口座が青ざめるほどマイナスになったって無理もないよなー。
一応、来年には、このままうまくいけば元の収入プラスアルファになる予定。
マイナスがなくなるのは春ごろかなあ…♪

しかし、今年も決して悪い年だったとは思いません。
素敵なこともありました。
なによりも音楽仲間に支えられてきたことが。
これ以上書くと、年賀状の文面になってしまうので、これくらいで
(^_^;)
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もてなしの原点

2004-12-26 | 美味礼讃
クリスマスの喧噪がおわって、しっぽり奥多摩温泉民宿1泊にいってきました。

「蛇の湯温泉たから荘」
ここの夕餉のことを書きたくて…

ひとことでいうと、「素朴でいて心のこもったもてなし」。
秘境の宿…といったおもむきだし、何の飾り気もない、古くからひっそりと佇んでいたであろう宿。
実はわたし、遠い昔にここを訪れたことがあった。
でも、「なんかよかったような…」程度にしか記憶になくて。

昨日の夕餉…
厚ぼったくて見るからに安っぽい瀬戸物の器に
ありがちな冷めた和えものや煮物が並べられて。
ところが、そのひとつひとつ、「えっ?」っていうような隠し味や香りがあって、
お箸をすすめるごとに心がほぐれていく…っていう感じ??
これだったんです。私、以前に訪れたときも、きっと同じことを味わっていた。
でも、ここのお料理はとりたてて「自己主張」をすることもなく、
私の中では「なんかよかった…」ってことで位置付けされていたんだな。

もちろん、「冷めた和え物と煮物」だけじゃありません。
あたたかいお料理はタイミングをみはからって次々出てくるし。
それも「気合いはいってます!」っていう自己主張がなくて。
どこまでも「私たちはお客さまの語らいの脇役です」っていう感じ…

だけど、私もだいぶ自分の料理にも年期がはいってきたので、
これは!?ってのは逃さなくなったのよ。
前八寸の、たった一切れのさつまいもの甘露煮?みたいなヤツの、この隠しスパイスはなんぞや!? な~~んて(^_^;)
パプリカ、山椒、柚子、八角(アニス)、わさび、シナモン、などなど、
口に含んだとたんに意外な香りがするのは、ほんとに楽しうれしかった。

でもやっぱり、こんな秘湯の温泉宿で、夕餉のかくし味の分析するなんて邪道ってもんよ。
「なんかよかった」
「なんかおいしかった」
…また来たいな。

こういう宿って、、、、いいですよね。
また、すぐ帰りたくなる故郷みたいで。
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メリークリスマス♪

2004-12-24 | よしなしごと
仕事から帰ってきて、必死で準備をして、今夜は我が家にお友達を招いてクリスマスパーティー。
…その前に、途中下車して、サンタさんのプレゼントを買って…
これもギリギリセーフって感じだったのかも。
まったくあわただしくて、ドタバタと終わってしまったクリスマスイヴ。

あ~~、疲労困憊。

あしたは檜原村温泉民宿いって参ります。
だら~~っとしてこようっと!!

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コンタクトなくした…

2004-12-23 | アーティスト魂
朝、起きてコンタクトを入れようとしたら、
片方しかケースに入っていない!!
あ~~またまた全取り替えだ!
残されたほうは、急激に視力が衰えて取り替え必至だったヤツ。
お金が足りなくて喘いでるとこなのに…
なんて運がわるいんだ~~(T_T)しおしお…

さて。

私の「うた」について書きたいのです。

私のうたは、Aメロって部分…つまり導入部分の詞がとってもいいワ
って、自画自賛でありますが、、、

「わたし達のカンケイはファミレスのパーキングから入り口まで
10メートル手を繋いで歩いた ただそれだけ」

「オリオンの季節になったね
君とビルの非常階段で見上げた都会の空」

「真夜中に目をさますと 月の光が カーテンの隙間からこぼれおちて
冷たい床に 光の水たまりが浮かんでいた」

ここで世界をつくりあげる…ってのが得意だったのに
最近さっぱりできないんだよな~~
できるのはサビばっかり(-_-;)

「出会いも別れも偶然じゃない
全部自分の手で 選んできたんだ」

いきなりこんなのがメロディーと一体となって出てくるんだけど、
これって、もうこれで全てじゃん!
これに何をつけ足せというの!?
(しかし、もがき苦しんでいつか日の目をみさせますから)

新曲をメンバーに初めて公表する時って、すご~く恥ずかしい。
「クサいぞ」
とか、
恋のうたの場合
「誰のことだ!?」
とか思われそうで(^_^;)

もう長いこと新曲を公表してないので、期待が高まる?中、
産み落とすのは「ふんばり」がいるなあ。
やっぱ、高齢出産ゆえ??

でも産んだうたは、子供とちがって勝手に育ってくれる♪
がんばろ~~っと!!
↑これがいいたかっただけです。
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「こんなに愛させてくれてありがとう」

2004-12-22 | アーティスト魂
(Tさんごめんなさい パクりました)

今日はレッスンのハシゴでした。
かなりハードだった~
でも往復の車の中で、かなりいい感じでうたができそうになってるところ。
これはスゴイことだぞ!

(できそうになったけど、完成に至らず葬り去られたり、暗礁に乗り上げたままっつーのはいっぱいあるんですが…)

最近ネット繋がりのお友達が何人かできました。
とっても嬉しい出会いです。

ネットで出会う人って、実体がなくて、ある時は怒濤のように語りあって、
ふとある時から途絶えて、そのうち相手の名前も忘れてしまう…
そんなことが当たり前の世界。

そんなネットの世界も経験しながら、私はやっぱり「ナマ身で動いている」自分を見て、感じてくれる人を何よりも大切にしなくてはいけないと、、、思っています。
ナマ身の自分がコミュニケーションできる人の数にはおのずと限りがあると…

ですが、いろんな経緯で私をみつけてくれたネットのお友達も、私のナマ身の日常の、とっても大切な一部であります。
そんな心づもりでひとりひとりおつき合いをしていきたいと思います。

私は、いつぞやも書いたけど、このブログを立ち上げた目的は、
実はま~平たく言えば「新曲をつくるため」
みたいなもんだった。
でも、1ヵ月経ってもそう簡単にはいきません。
「まあいいや、ボチボチやるか」
そんな今日このごろでしたが、
ネットでおともだちになった人たちのいろんな言葉がすーっすーっと入ってきて、
それが混ざりあって、ついに目的と結びつきそうかも。

「こんなに愛させてくれてありがとう」

「コレだな」って思ったの。
信じることや、伝えること…
このところブログの中で書いてきたことがついに「うた」となって
日の目をみるときは近いかもね。
帰省中に新曲をつくるって「宣言」もしたし…
なかなか実りある年末年始になりそうな予感。

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オペラシティのクリスマス

2004-12-21 | よしなしごと
試験がおわった~♪
はやくも2ケ所間違い発覚済み。
これにケアレスミスを加えても、まっ、落ちるってことはないでしょう。まあ、こんなもんでしょう。
 会場は新宿都庁の裏だったので、ふと歩きながらフラミンゴGが浮かびました。

注:昨日は舞い上がって実名報道をしてしまいましたが、今後は

    フラミンゴG(Guitar)
B (Bass)
D (Drums)
P (Piano)
Vo♀ Vo♂ これで統一したいと思います

いきなりTELして「これから試験なんだけど、終わったらランチしない?」
いつもこんなパターンで、昼の新宿に出没したときには声をかけると彼は絶対断らず出てきてくれる。
Gとランチビールをするのはいつもオペラシティ。
彼の自宅(仕事場でもある)から徒歩10分。
平日の昼下がりはとっても閑散としていて、贅沢な空間なんだ。
子育て中の身分としてはものすごく至福のひとときなのである。
ランチビールに留まらず、いつも2件めにはHUBにいって、「スコーピオン」だとかなんとか、「最強カクテル」とかいうヤツをオーダーしていたんだけど、
最近は、昼下がりのHUBはなんだかアフタヌーンティータイムになってしまって、ビールしか飲めないよ。それだけがちょっと残念。

オペラシティのイルミネーション、きれいだった~~♪

Gとふたりで会う時は、バンドの話はほとんどせずに、だいたいが介護と育児を主体とする世間話…っていうのもなんだか生活っぽくてミョ~にいいなあ。
こないだLIVEが終わったばかりだってのに、今日もバンド系の話は10%ぐらいだったかな(#^_^#)
バンドではぶつかりまくるので、バンドを離れたときぐらい、ふつーの話題にしましょうよ…っていうバランス感覚??
そういいつつ、結成当時からずっとコンスタントに付き合ってくれてるのは彼ひとりなんです。
これからもよろしくね…と、ヒソカに合掌する私。

ところで、今日は冬至ですって~?
ゆず湯とかぼちゃの日だね。

これからTakを迎えにいって、鶏ごぼう鍋をふたりで食べて、銭湯のゆず湯に入ってくるわ♪

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夜明けのホットミルク

2004-12-21 | よしなしごと
今日は仕事の資格試験。昨日はお勉強のために仕事、お休みをいただきましたが、
結局ぼ~~っっとしてただけで、なんにもしませんでした。
これから一夜漬けならぬ、即席着けで勝負に臨みたいと思います。

さすがに昨夜は酒を抜きました(^_^;)
べんきょーしなきゃ…と思ったのもあるけど、実は昨日は明け方にも気分よく飲んでたので、さすがに胃腸がぐったりしてしまった~。

これからの予定は、Takが起きるまで3時間勉強。
Takを保育園に送ってから、記憶を定着させるために2時間寝る。
電車の中で直前チェック。

こんなんでこれまでの人生乗り切ってきたので、
まあ、なんとかなるでしょう(^_^;)
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おつかれさま!

2004-12-20 | アーティスト魂
メンバーのみなさん、お疲れさまでした!
家に帰って、Takを寝かし付けて目がさめたら5時(-_-;)
今、おふろにお湯を入れてるところ…
ぺたんこになった髪がまだハードスプレーでばりばりのまま…という状態です。

いや~~今日は楽しかったね。
帰りの車、まゆこちゃんと名人とTAKESHIさんと4人のドライヴは最高に楽しかったです。
私ひとりでビール2本ぶん酔っぱらっていたので、もしかして私だけがめっっちゃ楽しくて、
あとの3人はわりと楽しかったね…って程度かもしれないけど
(^_^;)
LIVEのMDを聴きながら帰りました。
打ち上げドライヴって感じ?
飲み足りなくて、途中のコンビニでスミノフBLACK ICEってヤツを買いました。
(本日の画像)
そしたらなんと、栓抜きで開けるヤツだった。
酔っぱらいのわたしは「え~~っ?手で開けられないの? ダッシュボードに栓抜きってついてないのぉ~? 灰皿で開かないかなあ~?と大騒ぎしたあげくに、やっぱり開かないとわかって、みんなで次のコンビニに寄ってくれて、別の1本を買ってしまった。みんなホント優しいなあ~こんな我が儘を許してくれるなんて(#^_^#)
ちなみに他の3人はアルコールを摂取していません。
サントリー山崎仕込み水仕立て… これがまたとってもウマかった!!
あくまでも「ラッパのみ」気分だったので、ビンにこだわった私でありました。

ドライヴの話題はもちろん、今日のLIVEのこと。
今日の最終リハで、急にゆみゆみが「こう歌いたい」と発言しました。
謙虚なゆみゆみの珍しい自己主張なので、よしっ!てな感じで
「ここは3拍めで一時停止しよう」ってことになったのでありますが、
いざ本番となると「おっとおっと~~ここは止まるんだった~~」ってな感じで、
ぴしっと揃わず、ぞろぞろと幼児の遠足のような一時停止…
こういう時って、ちゃんと覚えててやった人は「おいおい…」って、一瞬ムッとしたりするんだよね…(^_^;)一瞬ね。
そういう私も、別の曲ではブレイク2拍が追加されたのを忘れて飛び出したり、
まあ、とんでもないこといろいろありました。
そんなこんなを聴きながら大笑いしながら振り返るのって楽し~~!!

そして、酔った勢いで、お正月の帰省中にポップでキュートな新曲をつくると宣言してしまったワタシ。
それから、「樹のうた」のカデンツァをアフリカンにやるとも…
あ~~次が楽しみだなあ。
これだからLIVEはやめられないっす!

いや~~もちろん、「満足」と「不満」は私のなかで一応整理されつつあるのですが、
まっ、今日のところは「楽しかった!!」ってことで、それでは、お風呂にはいって寝ます。
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ちょっとまってね

2004-12-18 | よしなしごと
なんだかここ2、3日で、ブログの参照数が倍ぐらいに増えてるのです…

一昨日からの流れでいくと、今夜はいよいよ「真打ち、母登場」となるハズですが、
なにしろ、明日がLIVE本番、ここでワタクシの人生に最大の影響をおよぼし続ける母のことなんて書いてる場合じゃないですから。
今もクリスマス気分で本番の衣装とか着ちゃってイメトレしている最中ですので、しかも、これから大急ぎでTakを保育園に迎えにいって、ごはん食べさせてフロ入れて、
Takの実父に預ける手はずであります。
お泊まり面会ってヤツです。
ここでも「実父」っつー単語が出るなあ~~(-_-;)
全くなんだかややこしくて落ち着かない日々なのであります…

では、よい週末を!
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養父

2004-12-17 | 人生妙なり
昨日もちょっと書きましたが、私の母は、私の実父と離婚して、間もなく7歳年下の若いオトコと結婚しました。それが私の養父であります。
(今どきの7歳下はどってことないけど、当時はかなり画期的!?だったと思う)
養父と私の年齢差は17歳。 私が11歳のときでした。
28歳で11歳の女の子の戸籍上の父親になった養父。
彼は、私に決して父親ヅラをしませんでした。
かといって兄貴ヅラもしませんでした。
何歩も後ろに下がって、「後見人」みたいな感じで、私の「教育」に関しては一切口出しをしませんでした。
これが「多感な」私にとっては、よかったんだと思います。
私は実質「父親」がいないぶん、母親だけをターゲットに「反抗期」に衝突しまくっていたのですが、母と私の間に養父が割って入ることもありませんでした。

母と私は、私の「成績不振」でいつも喧嘩になっていたような気がします。
人に負けることが大嫌いだった努力家の母親は、私が音楽に進むからといって勉強をおろそかにすることが許せなかったのです。
だた一度だけ、「お母さんが泣いとったぞ…」と、ボソッと養父が言ったことがありました。「娘の教育」に踏み込んできた、たった一度の出来事だったと思います。

それから月日は流れて、養父と母の間に生まれた妹が大学を卒業するときに、
妹の卒業演奏会を見にいきがてら、家族で、たぶん一生に一度の豪勢な関西旅行をしました。京都、滋賀、伊勢、温泉豪遊旅行。
そのときに、滋賀のホテルのバーで、養父とふたりだけで飲みました。
母や妹について、他愛もない話をしましたが、内容は覚えていません。
だた、バーで父と飲む…っていうのが、初めてだったので、なんとなくうきうき嬉しかった。
ちょっと照れくさかったかも…

養父はほんとうにいい人なのです。
よくぞ、反抗期のイガ栗のようにとんがりまくった私にブチ切れずに、
何歩も引いてて見守り続けてくれたと思います。
父親と心でみとめて感謝しながら、他人よりももっと他人…という、妙な距離感の養父。

養父は、母親をとても愛しているんだろうなあ…と思います。
あんなに言いたい放題、我が儘で勝手気ままな母親なのですが、養父にとってはかけがえのない人なんだろうな…
妹がある日、親子3人でカラオケスナックに行ったとき、話の流れで
「お母さんが死んだら悲しい」という話題を父は涙ぐみながら語ったそうです…
なんて羨ましい母!!
私達娘にとっては、ほんとにこうるさくて、絶対一緒に住まないほうがよくて、
母子の距離を保つのに気を使いまくる母親なのに( ̄_ ̄|||)

養父のおかげで、母も、私達娘も幸せなんだと思います。

私が離婚して、Takを連れて養父の姓に戻ったとき、「跡継ぎができた」と喜んだ父。全然血の繋がってないTakを「跡継ぎ」だなんて思ってくれるんだ…

でも、この先、も~~しかしたら、Takにも養父が現れるかもしれないよ。
そんなことになったらお父さんの跡は継げなくなるけど、私がお父さんをどんなに好きだったか、
「養父」ってどんなに大きな存在だったかを、きっちりTakに伝えたいと思います。
跡を継ぐって…思いを受け継いでいくってことだもんね。

…でっ!! その養父の妻である私の母親のことを書かずにこのハナシを終えるワケにはいきまへん! やっぱり連載ってことで… 
             =つづく=
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父親

2004-12-16 | 人生妙なり
私には実父と養父がいます。
どちらも私にとって、かけがえのない父親なのです。
実父とは、10歳のときに別れました。
小学4年生の私にとって家族の崩壊は晴天の霹靂でした。これはずっと私の中で尾を引いていると思います。

実父とは大人になってから再会したものの、そんなに頻繁に会うことができません。お互いに忙しいので。
実父は78歳ですが、今でも現役で社交ダンスの教師です。
フルネームで検索すれば、ネットのところどころに出てくるのが私にはヒソカに誇らしいのですが(#^_^#)

まあ、そんなこんなを話せば長くなってしまうのでまたの機会にしますが、このたび実父から携帯に留守電が入っていました。
「もしもし、おとうさんです…」(讃岐弁的イントネーション)
これって、、、なんか嬉しかったなぁ~~…永久保存したかった!
用件は、事務的なことだったのですが(だからこそ)、せっかちな父は(この血を私は受け継いでいるんだなあ…というのもナニゲに嬉しかったりする)私が研修でTELに出られない数時間の間に、何度もTELしてきて、挙げ句の果てに「おとうさんです…」なんてメッセージを残したのです。

日本人男性の平均寿命に達した父。
まだまだ生きていそうではあるけど、私が父に会えるのは、あと何回でしょうか?
「その時」は急にやってくるだろうと、覚悟はしています。
自分の息子には、「たっくん、大好きだよ」と臆面もなく言える私ですが、
親に向かって「お父さん、ありがとう」っていうのは、めっちゃ勇気がいるなあ~…照れるしなあ~言いたいなあ~言えるかなあ~…と思ったまま、もしかしたら永遠にお別れしてしまうってことになるのかも、、、

養父もです。
実父と過ごしたよりもずっと長い年月を私の「父」でいてくれた養父。

感謝の気持ちをどうやって言葉にしたらいいのかわかりません。
なかなか養父のことを、照れくさいこともあって「お父さん」とは呼べなかったけど、最初からずっといい人だなあ…ってわかってた。
今では、その養父も「お父さんやけど…」とTELしてきます。

私にしてみれば、「得した気分♪」とでもいうのかなあ…
二人の父親。
「父親」に対する思いをふた通り、たっぷりどっぷり味わっているような感じかも…

でっ!その二人の父の妻である(あった)私の母親ですが、
全く説教臭くて、3分以上会話すれば必ず説教が始まります!!勘弁してくれ~!
やりたい放題、晩年の人生を自由奔放に謳歌しまくっている人です。
ある意味ではめっっっちゃうらやましい!! 私も真似したい!!

親について語り始めたら、連載が始まってしまうかも…
それも結構いいかもね~~!?!?
Comments (4)
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片付かない!!

2004-12-15 | よしなしごと
先日から、時々「部屋を片付けなくては!」というようなことを書いている割には、
ちっとも片付きません。
いつぞや、1日30分でも片付けようかなあ…というようなことを書いたと思うけれど、30分では、1日分の片づけもできません。
片付けや掃除は、嫌いではないハズなのに~~
ここに引っ越してきてから、3年弱なのに…どうしてこうもモノというのは増えるのでしょうか!!
何でも捨てられずに取っておく性分でもないのに~~~

忙しくて、気分が落ち着かなくて、部屋も片付かない…
あ~~これって最悪かも。

LIVEが終わって、試験が終わったら、もうすぐにクリスマスですね~
そして、Takのお誕生日…
イベント続きで全然落ち着かない!!

でもでも、その合間を縫って、奥多摩、檜原村の温泉民宿いってくるぞ~~
その日を楽しみに、がんばろう!

今日は軽く締めます。


P.S.
訪れて下さったみなさん、私のブログのコメンテイター?はとっても素敵な人たちばっかりなので、ぜひぜひあちこちのコメントも覗きにいってくださいね。

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