オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【書道師範からの贈り物】顔氏家廟碑!

2016年10月31日 21時44分32秒 | オズマの独り言

 会社に書道師範代が居られる。実に素晴らしい方で,背筋がしっかりした,それはもう及ばない存在ですらある。

 書道。僕は,高校時代の芸術科目にしていたが,その中で唯一好きだったのが顔真卿である。

 歴史に出てくる人物であるが,日本での彼の楷書に対する評価はあまり高くないように感じてきた。

 そんな話をしてみたのである。顔真卿の作品を臨書できませんか,と。

 すると,こうして書いてくださった。

 臨書は「デッサン」だという。つまりは,本人になりきり,その特徴をつかむ模写である。すべからく芸術は模写が重要であることは議論の暇を保つ必要がないが,この素晴らしさはどうだろう!

 なんと雄々しい書であろう。顔氏家廟碑は,弔いの意味があるとも聞くが,僕は王羲之や欧陽詢,褚遂良よりもはるかに親しみを感じる。

 これを,おそらく「好きであることに説明ができない」ということなのだろう。

 自身が書いたのは高校一年生。最初の授業でいきなり◎の連発。それだけは覚えている。ああ,この書は僕のためにある,僕はこの書に会えてよかったと。

 芸術にまったく疎いオズマであるが,『とめはねっ!』の影響もあり,書道再開の日はそう遠くない。

 師範代,徹底鬼コーチをよろしくお願いします。