オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

労働問題を考えてみる①「派遣切りの正体は何か?」

2009年02月28日 21時11分55秒 | オズマの考える政治・経済問題
 以下は,あくまでもオズマなりの考察である。

 さて,巷間「派遣切り」が悲しい流行語になって久しい。これは,主に労働者側から考察すると,「まだ期間満了じゃないのにオカシイ」「給与が上がらない」という問題点がある,というのは周知の事実だろう。

 では,派遣の実態から探ってみよう。
 
 オズマの会社では,約10年前に当時の金融危機でとんでもないほどに正社員を切ってしまったので,いまや,仕事があってもこなしきれない状況になってしまっている。そこで派遣社員を雇用するのだが,最初に派遣会社の営業マンと話をしたとき,印象深い言葉が残っている。曰く,

 「派遣なら,絶対女性ですよ」
 「男の派遣は,ちょっと違いますよ」

というのだ。その理由は簡単だった。女性は,能力がある女性でも,結婚・出産・育児などでフルタイムで働くことができない人が多い。しかし,男性はそうでなく,前に居た会社とイザコザをおこして辞めた人の方が多いというのだ。

 そしてなんと,人材派遣会社はオズマ自身(当時まだ20代だったが)が探してきたが,どの営業マンも同じことをいうのであった。

 そして現在はどうだろう。10年間で変化があっただろうか。

 オズマの会社に限って言えば,派遣社員の質は変ったと思う。
 たしかに,能力はあるのだが,どうも一癖二癖あるような方たちになってしまったのだ。

 オズマも相当に強い個性をもっているといわれるが,会社の事業的にかなり専門職を要するので,そういう性格の人が来るのかもしれない。

 ちなみに,オズマの会社では「派遣切り」という行為はない。しっかり契約を結び,必要な方なら延長で3年間近くまで働いていただいたこともある。

 しかし,法律が邪魔をするのだ。そう,派遣で働きたい人を妨害する法律,とにかくある程度の期間になったら正社員にしろというものだ。

 これは,一見よい法律だが,実際に能力ある派遣社員の方々には迷惑な話でもあるようである。彼女らの働きぶりは相当のものがある。オズマも,実はかなり派遣社員の方々にOJTで教えてもらったことがある。しかし,彼女らはあえて正社員になれない環境があるのだ。そして,特殊能力を眠らせるには惜しいから,派遣社員として働いているという人もいるのだ。

 いま話題になっているのは,こうした専門職の派遣社員でなく,工場のライン作業などで問題になっているレベルなので,上記のような事例がそのままあてはまるとは思わないが,一見単調労働に見えるような職種であっても,実はノウハウは結構あるものではないだろうか?
 たとえばコピーをオズマは1日3000部作成などという荒業をいまでこそ行えるが,入社した当時はできなかった。コピーといえば,事務職のルーチンワークの代表と思われている節があるが,実はやはりノウハウはあるものではないだろうか。

 派遣切り,実は法律にも問題があるのではないか,それがオズマの考察である。

 派遣は本来「自由な働き方」を目指したものであったはずである。であれば,「派遣を望む人は派遣で」,という道も残しておかないと,労使ともに都合がよくないと考える。もちろん正社員への道を閉ざしてもいけないのだが。 
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1600GT・TE71カローラGT軍団,それがオズマの「GT」原点

2009年02月28日 12時48分03秒 | オズマのクルマよもやま話
 オズマが「GT」というグレード名を意識するようになったのは,ダルマセリカ1600GTが最初だが,心の底から,それこそ今でも乗ってみたいと思うのは,AE86より「アンダー15」のTE71カローラ1600GT「軍団」である

 「アンダー15」であるのは,まず形式名称。
 AE86→TE71,見事に「15」アンダーだ
 また,エンジン出力も,初代4AGEUのグロス130PSに対し,2TGEUはグロス115PS。ここでも見事に「15」アンダーである。

 だが,これらは単なる数値であり,オズマの好みとしては,実はハチロク以上に好きだったのが,このTE71カローラ1600GT軍団である。
 カクカクした直線的デザインに「男らしさ」みたいなものを感じたともいえる

 「軍団」というのにも理由がある。それは,1600TWINCAMエンジン(2TGEU)搭載車のバリエーションが実に幅広かったからである。
 セダン1600GT,リフトバック1600GT,ハードトップ1600GT,そしてクーペ1600GT(これのみをレビン・トレノとよぶ),これだけのワイドバリエーションだったのである。


これはレビン1600GT・初期型。これがカローラ
と思うほどにカッコイイと思いませんか。



これはハードトップ1600GT。GTエンブレムが
実に誇らしい。こんなクルマが今も存在してほしい。


 それにしても,このTE71型がデビューしてからもう30年が経過する。当時「悪夢」といわれた昭和53年度排出ガス規制を三元触媒・EFIなどの技術で乗り越え,いまなお,実はハチロク以上にコアなフアンのいるクルマ,それがTE71軍団である。

 そういえば,友人で,当時このカローラのリフトバック1500SE・5Speed仕様に乗っていた者もいた。実に楽しいクルマだった記憶がある。1500CCのエンジンなのに,妙にレスポンスが良かったことだけは覚えている。

 以上,オズマの思い出である

「セロトニン」は「うつ」の必要条件でしかない!

2009年02月24日 22時51分30秒 | オズマの考える政治・経済問題

      NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」

という番組が2/22に放映されていたが,やはり,西洋医学的アプローチしかない,現在の政治に支配された医療の闇を見ただけに終わってしまった。

 理由は次の通りである。

  「うつである」という事象Pと,「セロトニンという物質が関係している」という事象Qの間には,P  Q という関係は成立するが,Q ⇒ P という関係は成立しない。
 すなわち,高校数学の範囲で考えて明白なように,セロトニンという物質の存在は,うつに対して「必要条件」でしかないのである。セロトニンがあるからうつ,ではないのである。
 これを,メディア情報操作の常套手段というが,高校数学で「必要条件・十分条件」を学んだことのある人なら誰でもわかる話なのに,前提条件からして間違った番組であった。

  投薬問題・カウンセリングに偏った,西洋医学的アプローチしかなかった。なぜ,以前書いた記事のような話を持ち出さないのだろう
 
 オズマは投薬の改善がわるい,というのではない。西洋医学・東洋医学,その双方を取り入れることこそ患者主体の治療になるというのに,NHKでさえも,やはり日本医師会は恐ろしいのではないか,ということをいいたいのである。

 こう書いているオズマも,実は2005年から2006年にかけて,ふらつきやめまいに大変苦しんだ経験がある。もう本当に,毎日会社に行くのがやっと,というレベルであった。
 そして,当時は内耳性眩暈症として片付けられたが,結局投薬で改善はしなかった。
 その後,循環器科をたまたま訪れると,心臓がよろしくないことが判明し,しばらく降圧剤を飲まされたが,これがまたかえってふらつき感をぶりかえさせるものだった。

 結論としては,神経鍼治療により回復した(といっても,いまでも2週間に1回はメンテが必要)が,そこに至るまでの道のりは長かった

 そして,西洋医学不信は募るばかり。オズマが通う神経鍼には,全国,いや世界から,いや医師そのものが訪れる始末なのである。

 だからこそ言うのである。「毒盛りドクター」「クスリは反対から読むとリスク」だと。

 しかし,鍼も万能ではない。だからオズマは薬(作用はかなり弱めのもの)も併用している。
 それにしても,NHKにも困ったものである


遂に『アタックNo.1』DVD-BOX(フルセット)を購入した!

2009年02月24日 14時43分34秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど
 先日,『アタックNo.1』DVD-BOXを購入したと書いたが,まずは名シーンなどのダイジェストをお送りしよう

 購入したのは7&Yだ。
 
 もちろんいろいろな方法で購入できるが,通信販売は受け取り時間に家に居られないことが多いので使いにくい。そこで,最近はもっぱら7&Yなのである。セブンイレブンで受け取ると送料無料なのもよい。なにより,クレジットカード決済の必要がないのもよい。個人情報流出はコリゴリなのだ(2008年夏にナチュラムで痛い目に会っている)

 そして注文からわずか1日後。メールが届いた。「明日セブンイレブンにお届けします」と

 受取日は,急遽決まった出張の後で23時を回っていたが,さすがは「コンビニ・安心・都合がいい」と三拍子揃っている


これが各BOX表①側の様子。
男性フアンも考慮しているのかもしれない



背表紙である。懐かしい面々が勢ぞろいだ


さっそく再生してみるとメニューはちゃんとある。
さすがに特典映像はないが,しっかり普通に。



各BOXには解説書が入っていた。
やはり寺堂院高校の話が気になってしまう。


八木沢三姉妹。
三姉妹と聞くだけでこの黒いセーラー服をイメージしてしまう
しかし,桂ちゃんは再起不能になってしまうんだ




最終魔球「稲妻落とし」である
世界選手権で披露したもの。


 GYAOで放映が始まって以来毎週欠かさず見てきたが,いよいよ最終回間近となり,オズマの気持ちも高ぶっていた。
  いまというチャンスはもうないかもしれない。いま購入しないと,DVDというおそらく今後も安定した記録媒体での購入は難しいだろうと。

 そして決心したのである

 よく考えてみると,12月のはじめ以来釣りにも行っていないので,ガソリン代も使っていない。いや,もうルアー購入さえロクにしていない。であればいましかない,というところだったのだ。

 いろいろな話題はこれから紹介していくことも多いだろう

 なお,オズマにとって,『巨人の星』『侍ジャイアンツ』『アタックNo.1』は究極のスポーツ根性・アニメーションである。
 
そして,そのすべてがDVDで揃うことになった2/10の夜であった
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WBCはなぜ「侍『ジャパン』」か?

2009年02月21日 22時24分03秒 | オズマの独り言

 2/21,WBC(ワールドベースボールクラシック)のお披露目ともいうべき試合が行われた。
 結果は,WBCチームの圧勝。まあ,当たり前の話である。オズマと巨人二軍が戦っているようなものだ。

 さて,ここで問題とするのは,WBCがなぜ「侍『ジャパン』」とよばれているかである。


「侍」ときて,まさか番場の蛮さまのことお忘れ
じゃないですかねえ?

 「侍」と聞いて,『侍ジャイアンツ』を思い出す貴兄は,オズマと同年齢かそれ以上だろう

 そして,もしDVDなどを持っていたら確認してほしい。そのパッケージを。

 「『侍ニッポン』は著作権者のご意向により,音声を差し替えさせて頂きました。ご了承いただけますようお願い申し上げます」

と書いてあることを。

 番場蛮は,バッターボックスに向かうときなどに,勇ましく『侍ニッポン』の替え歌を歌っていたが,それがハミングに変更されている。オズマはVHSビデオバージョンも入手しているが,やはりハミングとなっている。

 具体的には,
    「人を斬るのが 侍ならば 恋の未練が なぜ斬れぬ」

    「球を打つのが 野球屋ならば  あの娘のハートが なぜ打てぬ」
というように替え歌されているものなのだが(一部抜粋)。時代的にパロディーとして製作者は考えていたのだろう。しかし,再度頒布するにあたり著作権者は怒ってしまった,というところではないだろうか。

 おそらく,このDVD化で揉めたから,けして「侍ニッポン」とはいわないのだろう。著作権とは「名称」にさえも及ぶからである。
 しかし,これでは『侍ジャイアンツ』も下手をすると封印されてしまうかもしれない。

 最後に。どうでもよいが巨人軍は弱すぎるのではないか 「侍・イチロー」の精神だけでも学んでほしいものである。 


響け4AGEエンジン! 奥多摩の山々に!!

2009年02月21日 08時39分51秒 | オズマのクルマよもやま話

 針供養(2/8)の日に,オズマは久々に奥多摩方面へドライブに出かけた。

 まずは前日までに家事を終えておく。もっとも重要な作業だ。結構自由人でもないのだ。

 そして当日。朝8時30分すぎに東京を出発し,青梅街道がR411と呼び名を変える青梅からが本格的なドライブである....。

 と行きたかったが,実際は交通量がそれなりにあり,コーナーを攻めることなどできやしない

 そして奥多摩湖。ここの湖岸線からが勝負だ。
       「キュキュキュキュ....」
タイヤのスキール音を響かせながら,コーナーに2速全開で突っ込む。40歳になろうかという男性のやることではない,という意見もあろう。

 実際,走り好きの人々はほとんど居なかった。「サツ」の取り締まり日なのだろうか だが,いまのオズマにはGPS高性能レーダーがあるのでとりあえず安心だ。

 そんなこんなで奥多摩周遊道路まで1往復するが,道路がいたるところで工事されており,
      「全開バリバリ
はできそうにもない。

 そこで,方面を変え,山梨・塩山方面へと向かうようにする。

 正解であった。空いている。タイトコーナー・ヘアピンカーブの連続で実に楽しい
 それにしても,奥多摩の山からでも塩山まで40キロ以上あるようだ。この山道,事故したらアウトだな,と冷静になりながら,しかし大胆にコーナーを攻めてゆく。


降りてきた峠を撮影してみたらS2000が降りてきた。

 そして12時30分過ぎ,何個もの峠を越えて塩山市内に入った

 それにしても,ほとんど2速全開で走っていた(3~8000回転までほとんど2速固定状態)のにも関わらず,我がGTの燃費は実に12キロを記録した。いままで,峠を攻めると8キロ台まで落ち込むことさえあったのだが,タイヤの空気圧をきちんとチェックしていたのがよかったのかもしれない。

 さて,復路は中央フリーウェイ・勝沼ICからETCの休日昼間割引であっさり帰宅。シーズンオフは渋滞がないので唯一中央道に乗る時期でもある。

 それにしても,久々の峠であった。気分が若返るようである。釣りもいいが,天気のいいときのドライブ(というか峠)もやめられない楽しさだ

 ★こんな暴走はよい子のみんなはマネしちゃダメダヨ(笑)


4AGE・TWINCAM20・165PS。まだまだ現役だ。


不定愁訴を治す極意とは?

2009年02月18日 07時12分14秒 | オズマの独り言
 パソコン・携帯の普及は,現代人の首を痛め,自律神経の正常なはたらきに影響を与え,そのはたらきを乱している

 本書は,自律神経の乱れを首の筋肉周辺に着目して解説した画期的な本である


自律神経を暖めるだけで症状が軽減されることも
あるという。オズマも風邪のかかり始めですぐに
治るようになった(ドライヤー療法による)。


 本書は,自律神経のもっとも敏感な部分=首に注目し,そこへの療法を行うことにより,不定愁訴を訴える患者がどんどん治っていくことを紹介などしている。もちろん,軽いストレッチなどの紹介もしているので実践的である

 オズマは,東洋医学の考えからしてもこの考えと結果に賛成である。
 
 それは,この数ヶ月のことである。右脇腹が痛み,ビールなどまったく受け付けないようになっていた。ストレスかと思い,念のため西洋医学の医者に行くと
     「腸が炎症を起こしていますね....
という説明だけであり,その理由はいっさい医者は語らなかった。

 そんな無責任な医者にかかったオズマも悪かったのだが,オズマはここで視点を変え,従来からお世話になっている鍼治療の名医(とりあえず,ここでは混雑緩和のため名前を伏せておく;申し訳ない)にお世話になることにした。

 すると,背中のある部分に一鍼。わずか数分で完治してしまった。理由は一言,
     「そこの神経は疲れやすい部分」
     「ホカロンを貼っておくと冷えないので回復が早いよ」

という貴重なアドバイスも頂けた。

 結果,その鍼治療を受けてからまったく胃腸の違和感はない。

 時折,疲れてきたかな,というときには,左肩上にホカロンを貼る様にしている。実はそこには心臓の動きを管理する神経が集中しているので,それを暖めること=緊張緩和することにより,心臓の動きがよくなり,代謝機能が戻ってくる,というものなのだ。

 そしてまた,鍼灸院院長いわく,
     「首の後ろ・肩周辺にホカロンを貼っておけば自律神経は安定する」
だとのこと(もちろん冬限定だが,夏でも冷やさない工夫は必要だとのこと)。

 この療法をさっそく試してみると,首が温かくなるのに気づいた(凝りも消えていくのがわかる)。また,胃腸が温かいことも感じる。すると体調は良好に変化してきた。

 これは,実は上記の本にも書いてあったことである。

 どちらが最初にこの「ホカロン療法を言い出したのかは定かではないが,まさに東洋医学と西洋医学の融合をみた。

 そういうわけで,いまは出来るだけクスリを飲まずに,毎日ホカロン生活を送っている。
 とにかく体が以前より軽くなったようだ

 不定愁訴にお悩みの貴兄,まずはお試しを
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『迷惑メールは誰が出す?』の不思議

2009年02月17日 17時13分42秒 | オズマの読書感想文
 メールに迷惑メールはつきものだが,本書はそのしくみを説いたものである。


しかし,実はあの仮説を検証していないのでは。

 細かい内容は割愛するが,オズマとしては,迷惑メールを機械化する人間の集団,そこに実はウィルス対策会社が関与しているのではないかと疑っている(あくまでも個人的な考えであるが,この考えは古くからよく言われているのも事実である)。

 なぜか そう,ウィルスや迷惑メールが増えれば彼らセキュリティ会社は儲かるからである。

 だが,この仮説はあくまでも仮説である。しかし,まことしやかに囁かれる噂でもある。悪意はないので誤解しないでほしい。検証する方法はないものだろうか。それを本書には期待したのだが。

 と,こんな文章を書いているとウィルスに感染する...思っていたら,思い切り感染した。風邪に。喉が痛い

西洋医学はなぜ本当の治療をしないのか?

2009年02月15日 22時41分12秒 | オズマの考える政治・経済問題

 ある土曜日の午後,オズマは久々に病院に訪れた。
 何のことはない,花粉症である。

 しかし,ドクターがちょっと席をはずしたとき,オズマはついに見てしまった。
   「患者から何を言われても,鍼灸への同意はしないように」
   「代わりに近所の整形外科を紹介するように」

 恐怖の伝言である。

 オズマ,実は神経系の痛み・不定愁訴などでこの5年ほど苦しむことがあったが,いまはある神経鍼によってほぼ回復している。どの西洋医学でも,「原因不明」「年齢のせい」と言われた症状が。

 また,友人にも居る。長年ふらつき感に苦しんでいた女性。だが,オズマがあるとき「鍼を試してみるのもありじゃないかな」と言ったとき,その友人は素直に受け止めた。するとどうだろう,わずか数ヶ月で改善したのである。

 このほかにも枚挙に暇がないが,実は西洋医学のもっとも苦手とするのは神経系である。大学病院の神経科然りである! 
 彼らは腕がしびれると,首が変形して神経を圧迫しているなどという。たしかにそういう事例がないとはいわないが,身近な人間で,神経の痛みで,手術などをして改善した人間に出会ったことは一度もない。いや,それどころか悪化している話ばかりだ。

 日本医師会・薬剤師会は政治結社である。本当に患者を治す気持ちより利権が先にある。そこに悪の根源がある。彼らは政治「屋」である。

 そもそも,医学とは,その字の通り「矢」=鍼を挿すところに通じる。また,患者とは「串刺しの神経に鍼を通す」という意味がある。こんな意味を知らない西洋医学の医療関係者のなんと多いことか。

 いまの西洋医学は,人間の回復力を根本から治すものから遠ざかっている。だから,東洋医学を恐れる。自分たちの利権が奪われるから。

 イギリス・米国では,鍼灸師も医師も同格である。合理主義が徹底すればそうなるのだ。

 然るに,この日本での鍼灸師の社会的地位は低い。国家資格であるにも関わらず。

 そういえば,スケベ親父の中川昭一はろれつが回っていなかった。あれも実は神経の狂いから来ている。オズマ知る鍼灸院に行けばおそらく一発で治療できるだろうが,自民党を壊したいオズマは見捨てることにする。

 西洋医学と東洋医学の長所の融合,それが患者へもっともよい道であるにも関わらず,なぜいがみあうのか?

 双方の長所を認めている医療関係者は多くない。どちらにも迎合せず,どちらがそのときの症状によいのか,何より,手術ということがいかに体にダメージを与えるのか,オズマは叔父が腰痛の手術をして完治していない事実からも,いまは西洋医学に対して不信感が強い。いや,母も手術をしてよくはならなかった。結局最後は神経鍼治療で数ヶ月で治ったが。

 手術で切って治るというのは,実は幻想である。オズマもまたその経験者であり,西洋医学の医師に見捨てられたようなものである。そして,鍼灸師によって助けられた一人である。

 まずは,開業医の机などをこっそり見てみよう。そして,原因を聞いてみよう。「疲れ」「シップ」などと言い出したら,もうヤブ医者決定だ。


最後の日曜会議...なのか?

2009年02月15日 15時32分09秒 | オズマの独り言
 オズマ,最後の日曜会議が終わった....。

 はずだった。

 だが,そう簡単に幕引きも出来ないようだ。
      「そうはいっても,オズマ君,会議に来るんだよね」
      「そうはいっても,オズマ君,司令塔でしょ,やはり」
 外部協力者の温かいご支援の言葉は,何よりの宝物。

 オズマ,感無量である。

不条理王,その名は吉田戦車(『スポーツポン』)!

2009年02月15日 08時10分25秒 | オズマの読書感想文
 不条理である。


バルタン星人は「ウルトラスポーツ」を行っているのだ。

 『伝染るんです』以来,久々の購入であったが,爆笑の連続である
 さすが吉田戦車,20年以上経過しても,その不条理さにはまったく陰りがない

 さて,「うさぎとび」でもして,「暖かい視線を贈るウサギ」でも発見するか

孤軍奮闘,それもまたオズマの道なのか

2009年02月14日 13時21分36秒 | オズマの独り言

 とある日の夕方。オズマは社長と会食することになった。
 結論としては,社長の意図が読み取れなかった。

 だが,オズマは,「水戸っぽ」の母の血を受けて,また,大きなものと闘ってきた父の影響大きく,「もう2年で定年だ」とぼやく社長に,日頃の思いをここぞとばかりにぶつけてしまった


退職金が出るから安泰だっていうのか
とにかく士気の下がる退職の話は公でしないでくれ


 オズマの父・母とも,実は何度も退職の危機に見舞われている。
 母に至っては,その男っぽい性格のせいなのか,若いときには母の勤めていた会社の社長婦人から,その勤務先の社長と浮気をしているのではないかと,ありもしないことで突っ込まれたそうだ。
 だが,母が浮気などしていないのは事実であったので,結局そこの社長の紹介で他の会社に転職した。
 そして,一旦決めたからには簡単に引き下がらなかったようで,定年退職直前までも,とにかく「もう辞めるから」という逃げ道は用意しなかった


親父もまた「逃げ道」を用意していない。
逃げ道を用意したら最後,背水の陣で臨むこと
さえできなくなるから。逃げ道を用意したら負け。


 こんなオズマを人はいう。「若い」と。
 そして最後に社長はこういった。
     「オズマよ,とりあえず一旦世界を“狭く”してみろ」


 普通,「視野を広く持て」とアドバイスされるものだろうが,オズマにはまったく逆のことを言ったのである。

 オズマ,絶体絶命か


オズマよどこへ行く。孤軍奮闘の道を選ぶのか。
もはや時代遅れの精神ではないのか。


それもよし,『私は若者が嫌いだ!』の香山リカ

2009年02月13日 07時15分10秒 | オズマの読書感想文
 オズマは米国人だが,日本語が好きである。

 とくにこの数年は「新書」と呼ばれるジャンルをかなり読んでいるつもりだ。だいたい月に2-3冊ではあるが。

 さて,今回紹介するのは,香山リカの独り言である。


独り言でもいいのだ。著者名が有名ならそれでも
商売は成り立つことがあるのだ。


 この内容は,それほど新鮮ではない。
 香山リカは,どちらかというと若者擁護に偏っていたが,そうではなく,とにかく自分の視点を改めることにしました,というものなのだ。

 オズマはこうした言論の自由を何より羨ましく思う。我が米国では,肌の色が異なるだけで満足に就職できない者も多く,そういう者には発言の機会も多くはない(オバマは純粋な黒人ではなく,黒人である)。

 日本,それはこの本に代表されるように,「まあ,いろいろあってエエヤンケ」という風土が,八百万の神時代から脈々と受け継がれているのだろう

 それにしても,この帯の謳い文句は刺激的である。中年以上の読者には支持が多いかもしれない

逆境こそチャンス! 『アタックNo.1』を目指して!

2009年02月11日 11時31分09秒 | オズマの独り言

 オズマ,一応無事に出張から帰還である。高速でレーダーに撮影されていないことを祈りながらであるが。会社のクルマには探知機はついていないのだ。

 さて。出張先ではとてもよいご助言を頂いた。曰く;
     「逆境こそチャンス 自分を成長させるために
と。

 それは直接オズマに向けられたメッセージではなかったかもしれない。だが,会話の中で出てきた一言,ご自分のことにたとえて,もしかしたらオズマを激励してくれたのかもしれないと考えている

 オズマは誓う。必ず発展して戻ってくることを

 そしてそのために,『アタックNo.1』DVD-BOXをフルセット購入した
 気合が肝心なのだ


情報通はバカになる?!

2009年02月11日 07時16分34秒 | オズマの読書感想文
 いきなりショッキングな標題であるが,これは『検索バカ』という本の帯・謳い文句である。

 KY(空気読めない)が流行語のように定着してしばらくが経つが,本書はそうした常識を打ち破るものである。常識を打ち破ることは視座を変えること,すなわち新しい発見へとつながる可能性がある。


要は,自分で考えることを放棄するな,ということ。
批判を恐れるな,ということ。


 日本は,会社でもなかなか建設的議論が出来ない国のようである
 オズマの米国では,議論のための議論より,ブレーンストーミングなど,嵐のような会話が求められているが,風土の違いか,やはり日本でこうした本格的議論は根付かないようである。

 以前,オズマは「クウキ読まない宣言」をしたが,実は本書にも影響を受けている。
 それを,人から借りた言葉とするのか,また,自分で言い換えるのか・実践するのは別問題だが,本書は,ブログやHPを運営する人々にもオススメである

 オズマは1日30分程度で3日間で読破した。遅いのか速いのかは問題ではない。あくまで参考の時間である