昨日のお昼にメールで知らされた黒崎監督(と西ヶ谷ヘッドコーチ)の辞任。半ば覚悟は決めていたとはいえ、やっぱりこうして報道されるとショックな八百政でありました。昨日は町内の公民館で飲み会(祭の打ち上げ)があったため、夕方の民放ニュースを録画予約して、夫婦して飲み会の幹事役に徹しておりました。そんなことで、昨日は日本酒をいただきすぎて(参会者にサポ夫婦もおり、アルビ談義も結構盛り上がりました)、ブログの更新はお休みいたしました。
そして今朝を迎えたわけでありますが、さすが県民の新聞新潟日報は、「黒さんの辞任」を大きく扱っておりました。まずは冒頭の画像、一面であります。なんと新聞の一面に「黒崎監督が辞任」の大きな見出しですよ。さすがですね。
さらに、社会面には「続投を」「当然だ」というサポーターの相反する感想を見出しにし、黒崎監督の辞任に対するサポーターの様々な考え方が記事になっておりました。
そして、スポーツ欄ではもちろん、大きなスペースを割いてこのニュースです。
磐田戦でサポーターに向かって頭を垂れる黒崎監督の写真を使い、「遠い白星”私の責任”」「起用裏目 決定力欠く」「選手 寂しさと悔しさ」「上野代行 京都などコーチを歴任」「”自信薄れた”無念の表情」「新潟忘れない」「次節へ切り替え強調」「プロ意識全力で貫く~現役時代からチーム支え」などの見出しの下に記事が掲載されていました。
中でもボクにとって心に残ったのは、「選手一言」の中のウッチーのコメントです。今日の報道では、磐田戦でウッチーが負ったケガは全治8か月。つまりベテランウッチーは、今シーズンを棒に振ることになったわけです。そのウッチーの言葉だと考えると、よけい重みがありますよ、この言葉。
「この世界は結果がすべてだったりするので、仕方がない。監督だけでなく、選手を含めた全体の責任。これから先の試合に向けて、いい方向になるようにやっていかないといけない。」
それにしても、サッカー監督というのは過酷な仕事ですなぁ…。ボクらサラリーマンは、仕事で成果がなかなか出なかったり業績が上がらなくても即「クビ」ってことはないし、辞任を強いられることもない。まぁサラリーが違うのも確かでしょうが、ボク自身も仕事に対してより厳しい姿勢が必要だな…と反省いたしました。
そして、今日の新潟日報の極めつけはこれ。
なんと、アルビの監督辞任が「社説」でも取り上げられていました。社説でアルビ。さすが新潟日報です。「下を向かずに奮起しよう」という題名のこの社説の、結び文章を紹介しますね。
「アルビファンは”日本一のサポーター”といわれる。ふがいない試合にブーイングを出したい気持ちも分かるが、チームを温かい目で見守り、熱い応援を続けてほしい」
一見さんお断りとか言わないでくださいね。
今朝、新潟日報を読んで涙がでました。黒崎監督、選手時代から随分新潟に尽くしてくれた方だったんですね。
自分は何も知らず、ブーイングを投げつけてしまいました。なんて無慈悲で薄情だったんだろう。取り返しがつかない事をしてしまった気持ちです。
仙台のことをいうのもなんですが、清水元監督は、成績不振で首を切られましたが、その後も仙台のサッカー熱を冷まさないように仙台にジュニアユースのチームを作って、他チームからの監督のオファーも蹴って、サッカーの指導をし続け、サッカー文化を仙台に根付かせようとしています。
黒崎さんも、そんな新潟命みたいな、今後の活躍をしてくれると嬉しいなと思います。
コメントありがとうございます。
当ブログは”一見さん”大歓迎です。
ボクもアルビJ1からのサポーターですが、黒さんのことは県民として知っておりました。でも、今回の監督の辞任は、ある意味しょうがないことだろうな…と思っています。
>vegakumaさん
ほぅほぅ、仙台にはそんな方がいらっしゃったのですか。すばらしいですね。
黒さんが、またいろんな形で新潟に関わってくださるとうれしいですね。