上の画像は、札幌戦で決勝ゴールを決めた亜土夢であります。今季初ゴールが、貴重なアウェイでの勝ち点3を決めるゴールとなりました。やっぱりこの人、何かを持っています。勲や高徳と同様に「新潟県出身選手」ということももちろんありますが、体格的には必ずしも恵まれないながら、ひたむきなプレーでチームの貢献するその姿は、アルビレックスのプレースタイルを象徴するかのようです。間違いなく、アルビサポみんなが大好きな田中亜土夢選手、なのであります。
今週の火曜日に新潟日報に掲載された「えのきどいちろうコラム:新潟レッツゴー!」でも、そんな亜土夢の魅力をえのきどさんが語っていました。
●あの子はね、走り回って疲れて途中で下がっても、絶対、試合終了時、チームメイトに水を持っていくの。
●「ここのどら焼きが美味いよ」と言ったときの亜土夢の目の輝きったらなかった。(中略)この選手は本当に甘いものが好きだと思った。
●件の札幌戦ではチームで一番走っていた。
●決勝弾だけの貢献度ではない。スペースを作る、守備の要となる。この1,2年で、チームの柱に成長した。いや、「柱」は動かないイメージがあるから、チームの駆動輪か。
札幌戦でヒーローとなった亜土夢が、明日の浦和戦でも引き続きヒーローになる可能性は少ないかもしれません。いや、むしろ他の選手がヒーローとなった方が、チームとしては勢いづいていいのかもしれません。理想は、いろいろな選手が次々にヒーローになることですからね。
だけど亜土夢は、明日もチームのために走り回ってボクらをワクワクさせてくれるでしょう。これだけは間違いない。そしてボクらは、精一杯「♪レッツゴー田中亜土夢♪」と、ゴール裏で声を張り上げるのであります。
明日の浦和戦、絶対に勝つぞ!