週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

復興への思いはひとつ

2011年06月19日 | アルビレックス新潟

昨日の仙台戦のロスタイムショックからようやく立ち直りつつある八百政です。今日は日常会話の中で頻繁に声が裏返り、周りの失笑を買っておりました。昨日はいつも以上に大きな声を出して必死で応援したゲームっていうことですよね。いつもそうしているつもりなんですが、ボクの声帯は正直であります。まぁそれだけ両チームともに熱い戦いだったってことでしょうね。ドローだったけど「ナイスゲーム!」と言いたい!

さて、昨日のゲームはいろんなところで「震災復興」がアピールされており、Jリーグや関係者の復興に向けた積極的な姿勢が感じられ、そしてボクらサポーターもそれに積極的に応え、とてもヨカッタと思っています。冒頭の画像は、ゲーム前に購入した震災復興ステッカー(300円)であります。アルビの選手達も復興祈念Tシャツを着ての選手入場でした。

松之山の小学生たちの「翼をください」の合唱もヨカッタですね。ボクも一緒に大声で歌わせてもらいました。フォーク小僧の八百政にとって「翼をください」は、青春時代の愛唱歌(もちろんギターを片手にね)であります。

チアの皆さんのダンスの曲は「ジュピター」でありました。新潟県民、特に中越地震で被災した長岡や魚沼の人間にとって、この「ジュピター」は特別な思いのある曲です。泣けてきます。長岡市民としては長岡祭りの震災復興花火「フェニックス」のBGMにこの曲が流れてきた時にゃぁ、感涙にむせぶのでありますよ。そんな8月の花火のことなども頭の中に思い描きながら、チアの皆さんの踊りを拝見しました。「希望」のメッセージもヨカッタです。

ビッグスワンに向かう正面通路には、東北大震災の写真も掲示されていました。多くの人が足を止めて、食い入るように展示を見ていました。写真ってすごいですね。1枚の瞬間を切り取った画像が、何百文字のテキストよりも人々にインパクトを与えるわけですからね。

カナールでは伊達政宗や上杉謙信も登場し、何やらパフォーマンスをやっておりました。こういうお楽しみも嬉しいですね。ビッグスワンに来た人たちを楽しませようって気持ちが伝わってきます。さすが新潟日報サンクスデーであります。武将に扮した皆さんは、ハーフタイムに競技場内も練り歩いていました(なぜかレルヒさんも一緒に歩いていました)。

一番ヨカッタのは、アルビG裏からの「がんばれ!東北!」のコールと、それに呼応する仙台サポからの「アルビレックス!」のコールのやり取りでした。市陸や五十公野でのサテライトのゲームみたいでしたが、ボクはこういう雰囲気大好きです。ゲームの前に清々しい気持ちにさせてもらいました。

まぁそんなわけで、「復興祈願」という意味では昨日の仙台戦はとても意義のあるゲームだったと思います。だからこそ、せめて3万人は入って欲しかったです。2万人台が当たり前になってきているこの状況。なんとかせねばなりません。

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2 コメント

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復興への思い (Mpapa)
2011-06-19 23:16:24
おっしゃる通りで、「復興への思い」が我が事として一番理解できる新潟県民にとって、試合前の一連のセレモニーは、アルビの試合前の高揚感より、感傷的な気持ちの方が強かったなぁ。「3.11」の重さがこれでもかと目の前に現れ、松之山の子供たちの歌は、ちょっと辛かった。攻撃的な気持ちが後ろへ行っちゃたまま試合開始の感じでした。新潟日報的なセンチメンタル演出は、アルビの気勢を削いじゃったかも・・・?次は負けられません!
そのとおり (三条のオレンジ・オヤジ)
2011-06-20 21:59:36
いつも、八百政さんの文章には、優しさを感じております。私も思わず「翼をください」を大きな声で歌っていました。被災地経験のある新潟ゆえの思いやりのあるエールの交換でした。

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