週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

みんなの心がひとつに

2007年10月08日 | アルビレックス新潟

今日の画像は、サポ仲間のMさん(週アル常連)が大宮戦に向けて「気合い入れて作ってきましたよ!」という新ゲーフラであります。ゲーム前のオーロラビジョンにも映し出されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

苦しいときこそ
    
みんなが一つに
    
なれるとき

Mさんの願いが込められたこの新ゲーフラ。6つのハートの中には「12」のサポーターズナンバーが書き込まれ、さらにそれぞれのハートがしっかりと繋がれています。またゲーフラの各辺の中央には「N」「W」「E」「S」のスタンド各エリアを表すアルファベットが。「ゴール裏だけでなく、スタジアムすべてのエリアのサポーターの心を一つにして、苦しい時だからこそ選手を必死に応援しよう!」という、Mさんの熱い願いがこのゲーフラには込められています。いいね、このゲーフラ。選手に対してだけでなく、僕らサポーターに向けたメッセージ入りのゲーフラっていうのは、もしかして初めてなんでは?Mさん、グッジョブ

ホームで3連敗。リーグ戦ではチーム最多タイの4連敗。離脱者も多く、チームは勝てない日々が続きました。状態が悪い時の組織っていうのは、それまで多少我慢していた部分が一気にほころび出てくるものです。チームの不振に対する鬱憤やストレスが、不平や不満となって表出してきます。アルビサポも例外ではなく、やれ「水をまくのがどうのこうの」とか「ブーブーラッパがどうのこうの」とか「それが原因で殴った殴られた」とか、ボクは詳しくは知らないけど、ネット上でもさまざまな意見交換(や鬱憤晴らし)が行われていたようです。

今回の大宮戦。キックオフ前のG裏で、ボクは2人のアルビ要人の姿を目撃しています。1人は中野社長。N席抽選の方針変更の説明時にも自ら登場し、サポーターに向かって20分も語りかけたという中野社長。今回の前述した一連の出来事に関しては、社長の所にもメールが相当送られているらしいです。社長自らゴール裏の様子を視察するその姿に、組織のトップとしての責任感を垣間見ました。さらにもう1人、キックオフ直前に僕がトイレに行った時にすれ違ったのは、間違いなく池田弘会長でした。池田会長、中野社長という組織のトップ2人が、自ら足を運んでゴール裏に飛び込んでくるその姿勢。素晴らしいと思いました。

残念ながら大宮戦の観客数は4万人には届かず、38507人でした。しかし、G裏の応援ムードは(特に僕たちの周りは)最初から最後まで熱気に溢れていました。そして、劇的なエジのロスタイムのゴール。涙と鼻水まみれになって泣き笑いしながら、あたりかまわずのハイタッチ。鈴木監督がインタビュー「最後はサポーターの声援があって、得点できた。選手も声援に応えようと頑張った。」と答えている通り、僕らとしても「必死の応援が最後の場面の演出に一役買うことができたかな?」とある意味で自己満足もしています。

こういうゲームですから、ホイッスルが鳴った直後に席を立って帰路につく人などG裏にはほとんどおらず、ゲーム後の選手挨拶を拍手と大歓声で迎えました(鼻水と涙まみれの絶叫とともにね)。しかもそれはゴール裏だけでなく、メインでもバックでも同様の光景が見られました。「勝利ゲームの感動と興奮は、駐車場の渋滞に勝る」ということが実証されたわけです。

ゲーム後のショップも大繁盛でしたよね。僕らも勝利記念グッズを購入したしました。またカナールを始め、いたるところで祝勝会がおこなわれ、ゲーム後もアルビ談義で大いに盛り上がるサポーターはそれこそ相当な数だっただろうと思います。わが家も帰りのスーパーで、発泡酒ではなくビールを購入。ちょっと贅沢なおつまみも買い込んで、自宅のキッチンでテレビ録画のゲームを見ながら祝勝会でした。アルビの勝利は、間違いなく新潟の経済効果を高めています。

Mさんのゲーフラ「苦しいときこそ  みんなが一つに  なれるとき」は、ここでまさに現実のものとなりました。「苦しさ」があるからこそ「勝利の感動」が大きくなり、「みんなの心が一つになった感激」を味わうことができるのだろうと思います。こんな経験をしちゃったら、もうアルビレックスから離れることなどできやしません。アル中人生は永遠に続いていくのであります。

  ふっふっふ…シセ  

コメント (11)
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