週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

丸山選手、仙台へ

2006年07月12日 | アルビレックス新潟
昨年までアルビレックスに在籍していたDF・丸山良明選手が、正式にベガルタ仙台に移籍することが決定しました。丸さん、おめでとう

丸山選手といえばアルビレックス新潟の守備の要として、J2優勝&J1昇格の立役者となった選手です。しかし、一昨年、昨年とケガに泣き、昨年はケガが完治しないまま戦力外通告を受けました。その後、手術・リハビリ・復帰のための練習と地道に取り組んできての今回のベガルタ仙台への移籍決定です。一時は練習場所をシンガポールに移し、また最近では練習生として仙台で、復活にかけていました。相当不安で辛い時期を過ごしたことと思います。

丸山選手は自身の公式HPで次のように語っています。


約7ヵ月前のあのどん底の日、チームもなくこれから手術もある状況でした。
「俺はここで引退するのか?」
「本当にここで終えていいのか?」
「俺は本当に燃え尽きたのか?」
しばし思考が停止してしまうような重すぎる現実を抱え、これでもかと自問したのを本当によく覚えています。そんな僕の心に火をつけてくださったのはまぎれもなくみなさんでした。
「とてもじゃないけどここで止められない。諦められない」
「俺はまだ燃え尽きてない!!」
「必ずまたあのピッチに立ちたい!!」
その思いを胸に、みなさんの声援をエネルギーにやっとここに辿り着きました。


この文章からもわかるように、ボクが丸山選手に惹かれるのは、その誠実な人柄と前向きな生き方です。丸山選手は新潟から戦力外通告を受け再就職先が決まらない時点で、「お世話になった新潟に恩返しがしたい」と、「丸の恩返し企画」を実施しました。中学や高校のサッカー部員を相手に講演会をしたり、サポーター相手にトークショーを開いたり。それも1度や2度ではありません。ボクは丸山選手がシンガポールに旅立つ数日前に行われた最後の「丸の恩返し企画(長岡でのトークショー)」に妻と参加しました。今日の画像はその時の丸山選手と記念撮影した妻です(モザイクですいません)。その時の様子はここをご覧ください。

かつて応援したアルビ戦士たちがチームを離れることは悲しく切ないものです。萩村選手然り、山口選手然り、木寺選手然り、上野選手然り、幸治郎選手然り、菊地選手然り、秋葉選手然り、安英学選手然り。しかし、それぞれ新しいチームでサポーターに愛され活躍する姿を見るのは、これはまた嬉しいものです。ましてや丸山選手のようになかなか移籍先のチームが決まらなかった選手が、苦労して復活のスタートラインに着いた。こりゃぁもう、最高に嬉しいですよね。

そんな意味で、丸山選手がベガルタ仙台で新しい選手人生をスタートさせることに大きな喜びを感じます。そして心から応援したいと思います。シルビーニョ、中原、三田光。新潟と仙台はいろいろと縁のあるチームです。すばらしい選手を迎え、ベガルタサポも歓迎していることと思います。丸さん、がんばれ!

いつかアルビレックス新潟とベガルタ仙台がビッグスワンで対決する時が来たら、丸山選手に大きな拍手と「愛のブーイング」を送りたいと思います。丸さん、待ってるよ。対決はもちろんJ1でね。J2はいやよ。
コメント
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