1か月ほど前、建設中のリニア中央新幹線の内、地元近くの橋本の神奈川県駅(仮称)~片平非常口間を走って巡ってきましたが、その後、やはりその先の品川駅までの区間をそのままにしておくのは中途半端な気がしてきて、続きをやろうと思うようになり、先日の10/24(土)に巡ってきました。
コース的には前回の先をそのまま品川駅まで進めばよいのですが、やはりゴールは温泉にしたいと思い、品川駅をスタートしてこちらに向かって来るコースにしました。
残りの路線を巡るコースを考えてみると、路線上では24km程度ですが、走るコースでは33km程度あるようです。一度で巡れない距離ではないですが、長いと後半が雑になりそうな感じがしたので、2回に分けることにしました。
そして、1回目は品川駅をスタートし、北品川非常口、東雪谷非常口、等々力非常口(神奈川県)を巡り、その先の日帰り温泉をゴールとすることにしました。 (JR東海資料より)
これが、実際のガーミンのラン走行データです。当初は17km程の予定だったのですが、2回に分けたことによりコースの距離が減ったので、逆に追加の寄り道が増え、実際には23kmありました。多摩川を越える部分は橋が限られますので、かなり迂回する必要がありました。
リニア中央新幹線の始発駅であるJR品川駅の周辺図です。赤い部分がリニア新幹線の駅(ホーム)になりますが、現行の東海道新幹線ホームの地下になります。(JR東海資料より)
北側から見た断面図ですが、東海道新幹線ホームの左横(東側)から下に掘り進めることになります。(JR東海資料より)
JR品川駅東口の工事現場です。巡りランはここを9:20にスタートしました。
始めに寄ったのは複合施設「御殿山トラストシティ」内にある和風庭園の御殿山庭園。
JR品川駅の東口から来ると中々分かり難いルートの様で若干心配しましたが、特にまごつくことはなかったです。
「御殿山トラストシティ」の遊歩道を進みます。
御殿山庭園の地図です。「御殿山トラストシティ」は元々、明治~昭和の実業家である原氏の邸宅を再開発したもので、その庭園が御殿山庭園となっています。
池は窪地の様な所にあります。
あまり広くありませんが、人手の入った多くの樹木があります。
池の南端には滝がありました。
庭園の滝の上側からの眺めです。TVか何かの撮影を行っていました。講師がフリップボードを示しながら幕末期の話をしている様でした。奥の建物は東京マリオットホテル。
御殿山庭園横の跨線橋からみたJR線。品川駅方面を見ていますが、左端が山手線、右端が東海道新幹線になります。
続いて寄ったのは、東京十社でもある品川神社。門柱に龍の細工が施された石鳥居「双龍鳥居」があります。また、ここには都内最大の高さ約15mの富士塚である品川富士があります。
神社に上がる階段の途中に富士塚の入口があります。
ここは5合目で、6合目からは富士塚でも急になります。
富士塚の頂上です。
結構眺めは良かったです。向こうに見える線路は京浜急行線です。
社殿は生憎、屋根の葺き替えなどで工事中でした。
上から見た眺めです。
漸く、北品川非常口の工事現場に来ました。品川駅から路線上は約1kmですが、寄り道して来たので4kmありました。
ここは非常口と半地下の変電所が作られます。(JR東海資料より)
大きなクレーンが屹立していました。
今回巡った3か所の非常口(立坑)はいずれも地中連続壁工法という工法で行われています。(JR東海資料より)
ここの非常口はリニア新幹線トンネルを掘削するシールドマシンの発進場所になっているので、工事が早く、昨年(2019年)12月には立坑が完成し、現在は底部でシールドマシンの組み立てを行っており、来年(2021年)1月には掘削が開始される予定とのことです。(JR東海資料より)
目黒川の小さな橋を渡ります。
新幹線と広い製薬会社の研究センターの間を行きます。このような機会で無ければ、殆ど通ることのない道です。
密集した住宅街の細い道を何回か曲がってたどり着いた戸越公園です。
ここは元々は細川家の下屋敷だったところです。人家が密集したような周囲環境なのでオアシスといった場所なのでしょう。
庭園の池を半周程した場所から見たところです。
滝もありましたが、水源は?
東急大井町線の戸越公園駅を通過しました。踏切を渡るわけではなく画面の左へ行きます。
地図で緑道を見つけたので、少し遠回りをして通りましたが、特にどういうこともない緑道でした。
荏原町商店街を抜けました。結構、賑やかな商店街でした。
東急大井町線と東急池上線が交差する旗の台駅前を通過しました。
洗足池に来ました。初めてですが思っていたより大きい感じがしました。
池の袂にある妙福寺と掲示板です。
勝海舟夫妻の墓です。勝は江戸総攻撃中止/江戸城無血開城を西郷隆盛に直談判するため、本陣のある池上本門寺へ向かう途中、この池のほとりで休息したことが縁で、ここに別邸を建て晩年を過ごしたそうで、西郷も訪れてきたことがあるそうです。
勝夫妻の墓所の隣にある西郷隆盛留魂祠。勝が西南役で没した西郷の死をいたみ、三回忌に自費で建てた西郷隆盛留魂詩碑などがあります。
西郷隆盛留魂詩碑付近の案内板です。
洗足池は湧水池で、周辺は湧水の多い土地の様で、主要な湧水からの水路が洗足池に流れ込むところです。その水路には大きなコイが泳いでいました。
入口の反対側付近から見た洗足池です。池にはスワン型ボートが目立ちますが、このボートは大きく少し目障りです。遊園地の様で風情が損なわれ、この池には似つかわしくないと思います。(個人の感想です。)
洗足池の西側の池月橋付近からの眺めです。
東雪谷非常口の工事現場に来ました。
東雪谷非常口の周辺図です。右上に洗足池があります。(JR東海資料より)
この付近で12時近くなり、暑くもなって、少し疲れ、13時頃にゴール地点に着くのは無理と判断して、ここで昼食としました。昼食を取った後は、コーラのカフェイン効果もあるのか元気が出て、田園調布方面に向かいました。
田園調布2丁目の通りです。丁度、この通りの下辺りをリニア中央新幹線が通ります。
東急東横線の田園調布駅に来ました。ここは地下駅になったので中央に見えるのはシンボルとして再建された旧駅舎です。この駅舎の中を通って西側に抜けられます。
駅の西側には花壇と池があり、ここを中心として放射線状に並木通りが伸びています。画面左側(KFC側)の並木通りを通って行きます。
イチョウ並木を進みます。あちこちにギンナンが落ちていました。
放射状の道路と交わる同心円状の道路。落ち着いた雰囲気です。しかし、通る車はやはり高級車が多いですね。
但し、田園調布を渋沢栄一は特に高級住宅地としてが売り出したわけではなく、関東大震災の後に地盤が丈夫で交通が便利だということで要人が住み始めため、そうなったと「ブラタモリ」で説明されていました。
住宅街を抜けて宝来公園に来ました。この中を通って行きます。
続く多摩川台公園です。多摩川に沿った細長い公園です。案内図で下側が多摩川ですが、この図の左端の広場辺りをリニア中央新幹線が通って多摩川をくぐります。また、ここは多摩川の河岸段丘である国分寺崖線の南端部になります。
その広場ですが、結構、人出がありました。
ここは古墳の上に作られた公園の様です。多摩川台古墳群として2基の大前方後円墳と8基の古墳がありますが、木が植えられていて表示がないと普通の凹凸のある丘陵としか感じられません。南側の亀甲山古墳は都内最大の古墳です。
この公園は高台にありますが、木が多くあまり眺望は利かず、唯一ここ位が遠くを見渡せます。等々力緑地方面を見ています。
園内を下って行きます。
多摩川台公園から東急東横線を挟んで反対側にある多摩川浅間神社です。なお、この神社は浅間神社古墳の上に建てられているそうです。
前の写真の階段を上がってからは、富士塚の様な作りになっていて、途中に溶岩などが配置されています。
本殿は浅間造という建築様式です。浅間神社は全国に多くあります(1300社以上)が、この建築様式のものは数えるほどで、ここは都内で唯一の神社だそうです。普通の社殿の奥に2階建ての社殿が見えています。比較的建築された時期が新しいこともありますが、女神の木花咲耶姫命が祭神なので、何となく優美に見えます。(写真が少しブレていて申し訳ありません。)
境内の西側には見晴台があって見事な眺望が得られます。多摩川浅間神社に寄ろうと決めた時は知らなかったのですが、ここは映画シンゴジラのロケ地でした。私も映画を楽しみましたが、あの中で多摩川河川敷に自衛隊の戦車部隊が並んで迎え撃つ場面がありましたが、その時の前線司令部が置かれた所です。
そのため、いわゆる「聖地巡礼」で訪れる人も多いようです。
丸子橋と後方の武蔵小杉方面です。
北側の東急東横線の鉄橋と等々力緑地方面です。
丸子橋を渡って神奈川県に入ります。ゴールまで6km程になります。
丸子橋から振り返って見ています。右側のこんもりした森が多摩川浅間神社、その左に長く続く緑が多摩川台公園です。
多摩川の土手を1km程北上します。
等々力非常口の工事現場に来ました。
等々力非常口の周辺図です。等々力緑地(の隣り)にあります。(JR東海資料より)
等々力緑地の池と後方のサッカー 川崎フロンターレの本拠地である等々力陸上競技場です。
大きな工場の横を通ります。
JR南武線を武蔵新城付近でくぐりました。画面の左方向へ進みます。
そして、大きな変電所の脇を通り、14:20に漸くゴールの溝口温泉「喜楽里」に到着しました。
温泉で汗を流してから、巡ってきたルートを振り返りながら飲むビールはうまいですね。
今回は寄り道を少し欲張りすぎたなという感じですが、今まで馴染のなかった東京南西部を巡れたのが良かったです。天候にも恵まれました。
トレイルF
昨日(10/16)、2年ぶりに尾根緑道で親睦駅伝を行いました。
参加者は用事や故障で6名と少し寂しく、今回は現役を引退したランナーばかりという感じでした。
日差しも出て、天気は予報より良いようでした。3名×2チーム編成でいつもの5kmコースで行いました。なお、このうち第2走はウォーキングです。
9:15にスタートしました。今回はこの排水溝がスタートラインです。
行ってらっしゃーい!
このコースはスタートが上り坂なのできついですね。ここで頑張りすぎると後がだめになります。
Bチームのスコブル会長がもどってきました。最近走っていないとのことでしたが「昔取った杵柄」なのか、早かったです。
2走(歩)にバトンタッチです。
最後の上りで歩きが入り、残念ながら抜かれてしまったAーム1走の文ちゃん。
Aチーム2走(歩)のスタートです。
タイムを確認。
かなり頑張ったようで思った入り早く、Aチーム2走(歩)の千鳥足さんがウォーキングで戻ってきました。
直ぐ続いて、Bチーム2走(歩)のマーちゃんも戻ってきました。
Aチームアンカーのエイツリーさんが出発しました。
Bチームアンカーの私が戻ってきました。余裕の顔の様ですが、お恥ずかしいタイムにもかかわらず5kmを歩きが入らず走れたので嬉しかったのです。
まもなくBチームゴールです。
Aチームアンカーのエイツリーさんが笑顔で戻ってきました。
Aチームがゴールです。
私も含め、各メンバー、現在の持てる力を夫々発揮されたと思いましたが、記録はお見せできるようなタイムではないので会報で確認してください。
終了後、新しくオープンした日帰り温泉「森乃彩」へ移動し、汗を流して乾杯しました。このために頑張ったようなものです。
途中で、カワさんとエイツリーさんの奥さんも合流しました。
駅伝だからこそ、各メンバー頑張って予想より良いタイムが多かったようです。
私も最近では珍しく5kmを歩きが入らずに走れました。
一人で走ると中々こうはならないので、たまにはこういう機会が必要ですね。
気温も走るのに最適という感じでした。
参加された皆さん、お疲れさまでした。
トレイルF
先日の土曜日(10/3)に現在建設中のリニア中央新幹線の内、約5km毎にある非常口をたどりながら近隣の区間を巡ってきました。
巡った区間は、橋本の神奈川県駅(仮称)~片平非常口間です。その間に上小山田非常口と小野路非常口があります。
(JR東海資料より)
そもそもリニア中央新幹線は地中深く通り、駅も近くにはなく、非常口だけが尾根緑道そばの桜美林球場の奥の方の草むらにできるということで余り関心はありませんでした。
しかし、今年の6月に長池公園から斎場に向かう道路を走っていたら、そこに上小山田非常口工事用道路ができる旨の表示を見つけて驚きました。非常口ができるのは、ここから谷を挟んでかなり離れた(500m程)ところのはずです。
土木工事会社と霊園の間に新たに道ができ、中央新幹線非常口という驚きの表示が。
これで、今まで関係がないと思っていたリニア中央新幹線が身近に感じられ、興味が湧いてきて、6月に行った川崎隧道ランの様に巡ってみようかと思いました。
但し、神奈川県駅(仮称)から品川駅までは37kmあり、その路線に沿って走ると多分50~60kmはありますので、巡る範囲は神奈川県駅(仮称)から片平非常口の先の日帰り温泉を目指すことにしました。路線上で13.5km程度、実際のラン走行距離で20km程度と予想しました。
ガーミンの実際のラン走行データです。片平非常口まで20km、全ラン走行距離は22kmでした。
スタートは橋本の神奈川県駅(仮称)からで、上り方面に向かいます。
リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)の位置です。 (JR東海資料より)
ちなみに、逆に下り方面に神奈川県駅(仮称)を出た後は4km弱で初めて地上に出て、圏央道の相模原IC付近で相模川を渡るようになります。
神奈川県駅(仮称)新設工事。駅の部分が少し掘削されています。最終的に30m程、掘り下げるようです。(京王線車中より撮影)
8:50。橋本駅前歩道橋から神奈川県駅(仮称)新設工事現場を見ています。
広いですし、リニア中間駅では唯一の地下駅なのでスペースは十分あり、将来、高層ビル含め大規模開発するそうです。「第2の新横浜」になるかと言われています。
その新設工事現場をぐるっと回ってみました。
神奈川県駅(仮称)新設工事現場の出入口です。単なる工事の表示だけかと思いましたが、ユニークなリニア新幹線の絵までありました。「望外の喜び」です。
工事期間は2027年の3月末までとなっています。なお、リニア中央新幹線は通称で、正式名称ではリニアは付かないそうです。
別の方向から新設工事現場を見ています。後方のビルと重なって見難いですが、画面左下では旧相原高校の校舎を壊しています。
イチョウ並木のある通りを進みます。
道を曲がって住宅街に入るとキンモクセイの香りが漂ってきます。
随分、花が付いています。
橋本駅から少し下って来て、境川に来ました。
前の写真にも写っていますが、ヒガンバナが多く咲いていてきれいでした。
町田街道に出て尾根幹線との合流点に来ました。
斎場に向かい、坂を上って行きます。
霊園横のヒガンバナの群生です。
トンネルを抜ければ斎場ですが、トンネル上の尾根緑道に上がってみます。
尾根緑道に上がった理由はキンモクセイです。丁度このトンネルの所に緑道を挟んで両側に結構大きなキンモクセイがあります。
6月に「こんな所にリニア新幹線非常口の工事用道路が!」と驚いた上小山田非常口の北側工事用道路入口です。
工事現場までは500m程離れています。
こちらは上小山田非常口工事のため、拡幅した尾根緑道の側道です。左側の凹んだ所が工事現場の西側入口となります。
西側の尾根緑道側工事現場入口です。
小山田非常口周辺図です。 (JR東海資料より)
北側の工事用道路は当初計画にはなく、工事用車両を分散するため後から追加されたようです。
しかし、北側は谷なので、図にあるように2か所に橋を架けるという大掛かりな工事です。
(JR東海資料より)
小山田非常口(小野路非常口も)は、ニューマチックケーソン工法という工法で掘削されるそうです。
ケーソン(函)の底部を地下水の侵入を避けるため気圧を高めた空気を送りながら掘削してケーソンを沈下させ、上部地上付近でそれに合わせてケーソンを継ぎ足してゆく工法です。
上小山田非常口の完成図です。 (JR東海資料より)
始めは漠然と直径10数m、深さ20~30m位かなと思っていましたが、スケールが違いました。これだけの深さはビルにすると、オフィスビルとマンションでは違いますが30階建位に相当します。すごいですし、これだけでも排出する土砂は相当なものになりますね。これは上小山田非常口の例で、深さは場所により若干違いますが、いずれも100m近くはあります(大深度地下トンネル)。なお、実際には非常口本体以外に付帯建物も建築されます。
地上でケーソンの底部を作っている様です。(当日の写真は若干ブレたようなので、これは1週間程前の写真です。)
(国土地理院WEBサイトより)
2017年8月の写真で、画面中央がリニア新幹線の非常口にあたる部分ですが、まだ何も見えません。画面下部の扇形部分は桜美林の野球場です。
こちらは「こころのホスピタル」前の道路の突き当り部分で、上小山田非常口の北側工事用道路が画面の左右方向に通る部分です。奥に見える細い道が、私も時々通るトバ谷戸へ下る道ですが、今後も通れるのでしょうか?
その細い道の拡大ですが、測量用のポールが見えます。尾根筋の道なので左右から工事用道路の橋が架かってきます。前に掲げた小山田非常口周辺図で分かります。
細い道を奥に進んだところです。
更に進むと視界が開け、里山風景が広がってきます。私が好きな場所です。
谷戸に下って行きます。
谷戸に下ってきました。ヒガンバナがきれいです。
小山田小学校です。奥に見える校舎の裏側をリニア新幹線が通ります。今日は丁度運動会だったようです。
小学校の横でヒガンバナが少し群生していました。
一方、小学校の傍で稲刈りも行われていました。
大泉寺です。この門前辺り(と言っても100m程度の地下)をリニア新幹線が通ります。
小山田緑地です。当初は寄るつもりはなかったのですが、JR東海のリニア中央新幹線のルート紹介ムービーに近隣では尾根緑道と共に紹介されていたので寄ってみました。実際には北側が少し新幹線にかかる位です。
小山田緑地の隣りにある白山神社。丁度、神社の下あたりをリニア新幹線が通るようです。
小山田緑地そばの田んぼでは半分程度稲刈りが終わっていました。
ならバイ谷戸です。リニア新幹線はここを画面の左後方から右前方に抜けてゆくことになります。
6年前(2014年7月)の写真です。この谷戸の炭焼き小屋の先でボーリング調査を行っていました。
当初は温泉かなと思っていたのですが、発注者が鉄道関係だったのでこの付近にリニア新幹線が通ることを思い出しました。
万松寺です。ここの裏側をリニア新幹線が通ることになります。
稲穂が実った万松寺の西側に広がる万松寺谷戸です。
万松寺近くのヒガンバナの群生です。
小野路の小野神社です。
小野路非常口の工事現場に来ました。
ここは非常口だけでなく、トンネル掘削を行うシールドマシンの発進場所にもなるので着工が早く(2016年)、予定では立坑は掘削終了の時期です。
2019年10月の小野路非常口の写真です。 (国土地理院WEBサイトより)
ここは着工が早かったので、既にグーグルマップにも載っています。
真光寺の集合住宅前のキンモクセイの生垣です。キンモクセイの香りに包まれながら、緩やかな下り道を下って行くのは気持ちが良いです。
池のある広袴公園に漸く着きました。ゴールに近づきました。リニア新幹線は丁度この池の下を手前から向こうに通ることになります。
神明社を上がって尾根道に出ます。
尾根道に上がると里山の雰囲気がありました。
この畑の向こう側が目的地です。
この写真の奥に見える辺りにリニア新幹線の片平非常口ができることになります。ここの本体工事はまだです。
リニア新幹線の片平非常口周辺図です。 (JR東海資料より)
(国土地理院WEBサイトより)
2019年10月の写真ですが、画面中央で丸く見える部分辺りに非常口が作られます。
なお、上辺で半分見えているのが川崎フロンターレのグランドです。
非常口工事用道路整備が行われていました。前の片平非常口周辺図で緑色の線が大きく右に曲がる部分です。
サッカーの川崎フロンターレの麻生グランドです。
緑の芝生です。
川崎フロンターレのグランドから下って来て出くわした、整備中の非常口工事用道路です。片平非常口周辺図で緑色の線の最後(右端)の部分になります。
下ってきた片平川に掛かっていたフロンターレ橋です。地元で名前を公募して選定したようです。チームカラーに合わせた塗装とのこと。
フロンターレ橋。
漸く、13時過ぎにゴールの日帰り温泉の「湯快爽快くりひら」に着きました。
ミッションコンプリートのご褒美です。
リニア中央新幹線のルートは良く考えられていますね。約5km毎の非常口が上手く空地にかかるようになっています。
今回、疲れはあまり感じませんでしたが、寄り道などしたので、やはり時間が掛かりました。
ルートは車が少ない里山が良い感じですが、どうしても前半に時間を掛けてしまいますね。
今回は、終始ヒガンバナとキンモクセイの香りに包まれたランでした。
風もなく結構暑かったですが、ゴールが温泉なので良かったです。
トレイルF