小山田桜台ジョギングクラブ

尾根緑道、小山田緑地、小山内裏公園周辺をフィールドとしている走友会です。
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第4回 伊豆大島マラソン 12月13日(土) タイム 4時間30分

2014-12-15 08:32:34 | Weblog

伊豆大島マラソンのレポートです。

大会直前になって、腰を痛めてしまい、おまけに、予約していたフェリーが不具合により欠航との報せを受け、すっかり戦意を喪失し、欠場を決意しましたが、前日に急転直下、船が予定通り運行する事になり、
折角だから、観光だけでもして帰ろうと云う訳で、12日金曜日、22時竹島桟橋出向の客船に搭乗しました。

 近くで見ると、ちょっと怖いキャプテンたちばな

 乗船前のサルビア丸

部屋は一等客室で、当初は、男性3人だけでしたが、後から、若いOLらしき4、5名のグループが入ってきて、ちょっとびっくりしました。
聞くところによると、本来は、調布空港発の飛行機で大島に渡る予定だったが、こちらも当日に機体の不具合が見つかり、欠航となったため、客船に切り替えたそうで、彼女達も、大島マラソンのハーフの部に参加予定との事。
出だしから波乱ずくめのマラソン大会です。

 

 レインボーブリッジと東京タワー

朝6時に大島到着。空はまだ日の出前で、強風が吹き荒れています。
予定では、大会会場のある元町港に入港する筈が、荒波の為、8キロ以上離れた岡田港に入港となり、そこからバスで移動との事。
幸い、同室だった男性が、元町在住の方で、岡田港に置いてある車に、便乗させて頂ける事になりました。

大会会場は、小さな港の待合所ですが、如何せん、参加人数は500名前後のマイナーな大会なので、大した混雑もありませんでした。
この時点では、走るか、走らないか決めかねていましたが、まあ、制限時間も7時間もあるので、痛みが出るようなら引き返すつもりで、出走を決めました。
ところが一つ問題があり、帰りの船は、2時30分の岡田港発が最終で、それに乗る為には、1時10分発のバスに乗らなければならないことが判明しました。
8時30分スタートなので、遅くても4時間30分で戻ってこなければなりません。
走り始めて、1時間以内に、先に進むか、引き返すか決断をする必要に迫られることになりました。

 強風が荒れ狂う元町港 

 

 受付会場

そんな不安を抱えながら、8時30分スタート。
兎に角、腰の痛みが出ない速度で慎重に走り出しました。
幸い、追い風のお蔭で、楽にキロ6分程度のペースを刻むことができました。
10キロの通過が、56分ちょっとで、体も温まってきて、腰の痛みも感じなくなってきたので、そのまま先に進む決断をしました。
13キロ過ぎから約5キロで、一気に高度差350メートルを駆け上がる急登が始まります。
かなりきつい坂ですが、いつものトレランで山を登っているイメージで走る事で、気分が楽になります。
坂を上りきって、20キロの通過が、1時間57分。腰の状態は問題なく、体力も充分に残っており、残りのハーフは、下り基調なので、このまま行けば4時間切りは固いと思いましたが、少々甘い考えだった事を後から思い知らされることに。。。

中間点を過ぎると、30キロまでは、下りが続きます。
30キロの通過タイムは2時間50分なので、この時点ではまだサブフォーを確信していました。
ところが、30キロから再び始まる上り坂と強烈な向かい風でなかなかペースが上がらず、35キロ付近では、ガス欠状態となってしまいました。
後から気がついたのですが、34キロ付近にエイドステーションがあったのですが、先を急ぐ余り見落としていたようです。
35キロを過ぎるとさらに傾斜と風がきつくなり、おまけに兵糧攻めによる低血糖状態となり、ついに力尽き歩いてしまいました。
中間点を過ぎてからの急な下りで足にもずいぶん来ているようです。
サブフォーは絶望的になり、次の目標は、1時10分発のバスに間に合わせる事です。
やっとの思いで、39キロ地点のエイドステーションに辿りつき、そこで、一口ゼリーや、ラムネ菓子、飴などをしこたま補充して、再び先を急ぎます。
多少、体力が回復したので、残りの3キロを走りきり、1時ジャストにゴール。そのまま、記録証を受け取り、荷物預かり所から受け取った荷物を抱えランニングウエアのままバスに飛び乗り、2時30分発の高速ジェット船に乗り込むことができました。

 帰りの高速ジェット船

 窓越しの夕日と富士山

今回のマラソンコースは、自分が今まで走った中で、一番過酷なコースでした。
優に、武相マラソン2回分の登りと、強烈な向かい風の洗礼をまともに受けるドMの人なら泣いて喜ぶ大会なので、今後の発展を祈るばかりです。

2日前には、靴下を履くこともままならないほどの腰痛だった事を考えると、完走できただけでも上出来だと思いますが、途中、思いのほか調子が良かっただけに30キロ過ぎの失速が悔やまれます。

もう少し修行を積んで、大島マラソンでのサブフォーを目指したいと思います。

マジェスティ―

 

 

 

 

 

 

 

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多摩御陵ラン

2014-12-07 14:50:35 | Weblog

以前に行った多摩御陵の雰囲気が良かったので、昨日(12/6)にまた行ってみました。

本当は甲州街道のイチョウの黄葉が見頃の時に行きたかったのですが足を故障してできず、先週の酒匂川で普通の道路なら問題ないことがわかったので出かけました。


通常、この方面に行く際には絹の道を通って行くのですが、脚が不安だったのでなるべく短くかつ舗装路を行くコースにしました。


始めは首都大学東京の南側にある松木日向緑地の西端の池のからです。


ここはモミジの紅葉が見事ですが、少し残っていました。(画像的には少し赤が飽和しています)


池の脇を登ってヤッ君のマンション横を通って行きます。


中山方面に向かう道を進みます。


中山のT字路をそのまま直進し、ここを入ります。


白山神社への長くて急な階段。漸く登りきると、何だ!と思う所です。


途中で見る里山風景の眺め。


白山神社です。


白山神社から北野台を16号に下ってゆきます。


16号で京王高尾線を越えたところで、左に入りま、そこから京王線に沿って行きます。


八王子の名刹である、臨済宗の禅寺の廣園寺に着きました。


奥に続く道です。


山門です。4棟が都の指定文化財になっています。


境内の杉木立です。中々、立派なお寺でした。奥に大きな枝垂れ桜がありましたので、その季節にまた訪れたいですね。


園寺から先に進むと、夢街道駅伝でめじろ台から散田町に向かう道に出ます。
前から広い道だと思っていたのですが、戦前に京王高尾線の山田駅から多摩御陵に向う御陵線という鉄道があって、その軌道がここを通っていたそうです。


前の画像の道をそのまま進むみ中央線と甲州街道を越えると、南浅川に出ます。
ここの遊歩道である「浅川ゆったりロード」を西に向かいます。
画面の奥に多摩御陵への道が通る、南浅川橋が見えます。


南浅川橋です。御陵に向かう橋なので立派です。



南浅川橋から多摩御陵に向かう道は広く、またの両側にはケヤキが植えられていて若葉の頃は見事です。今は剪定されている様です。


多摩御陵に着きました。御陵の前は広い広場(正確には正門と総門の間)になっています。駐車場は左隣にあります。
駐在所や事務所がありますが、誰でも何もせずそのまま入ることができます。


多摩御陵は、今では正確には多摩陵と武蔵野陵ということになります。



多摩陵の右側に武蔵野陵があります。
ただ、現在は奥で高尾街道への取り付け道路を建設中のため、表参道が通常止めとなっていて残念でした。


表参道が通れないので、こちらの北参道を行きます。


昭和天皇の武蔵野陵です。激動の時代を苦労された方です。


高い木の左が武蔵野陵、右側が皇后の武蔵野東陵です。


こちらは大正天皇の多摩陵です。時代的にこちらの方が立派な陵となっています。


前の画像の所から、通行止めの表参道を振り返って見たものです。
両側に北山杉が並んでいて荘厳な雰囲気があります。

多摩御陵は大正天皇の陵だけだった時は参拝する人が少なく、入ると静かで別世界のような荘厳な雰囲気があったのですが、今はただの名所という感じでした。また、意外とカップルなど若い人が多くいました。


多摩御陵の隣にある綾南公園です。東京オリンピックの時は自転車競技場(仮設)がありました。


前の画像のすぐ右にある南浅川の古道橋から下流の南浅川橋方面を見た光景です。左が綾南公園です。


この辺はかなり水が澄んでいます。


南浅川沿いに高尾街道まで行き、そこから旧甲州街道を戻りました。
現甲州街道から1本北側の道ですが、ここは広いのに交通量が少なく静かです。


前の画像もそうですが、千人同心の屋敷であったという黒塀の立派なお宅が何軒もあり、中々雰囲気のよい道です。


甲州街道のイチョウ並木は多摩御陵付近では殆ど散っていて、追分交差点近くだけ残っていました。
なお、この追分交差点から高尾駅までのイチョウ並木は、多摩御陵の造営を記念して植えられたものです。


甲州街道を追分交差点まで戻ってきたのは、この近くに甘納豆のおいしい店があるとのことで、寄ってみたかったためです。
知る人ぞ知る有名店だそうです。
店と言っても道路に面しているわけではなく、住宅街の車も入れない路地の奥にあります。
この画像の奥になりますが、甘納豆を作っている横で販売しているという感じです。


お多福豆と大納言小豆を買いました。これはお多福豆です。

ここから帰路に着きましたが、甘納豆のビニール袋を下げては走り難く、歩きが混じります。
途中でラーメンを食べて5時間ほどで戻りましたが、八王子駅を過ぎた辺りで、みぞれに降られました。
往復で約29kmでしたが、よいコースだったので、桜の咲く頃か若葉の頃にまた行ってみたいと思います。

トレイルF

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酒匂川ラン

2014-12-01 12:15:46 | Weblog

昨日のシゲさん企画の酒匂川遡上ランの模様です。参加者6名でした。


小田急の蛍田駅から10時前スタートしました。


丹沢山地に向かって酒匂川サイクリングコースを行きます。
天気は晴れの予想でしたが、山の上の方はかなり厚い雲に覆われていました。


酒匂川沿いは、松並木が結構続きました。


山に大分近づいてきました。紅葉の季節です。


中間地点付近の「酒匂川ふれあい館」で休憩です。


山に近づいたところで、左にカーブして行きます。


酒匂川サイクリングコースはここで終了です。


現在地の確認です。


この辺は柑橘系の果物があちこちに成っていました。


洒水の滝に向かいます。


紅葉がきれいでした。


モミジのじゅうたんです。


洒水の滝。さすが日本の滝百選の滝で見事でした。落差50m位でしょうか?


傍の名水百選の湧き水です。


きれいなグラデーションの紅葉です。



こちらはイチョウです。

ここから山北駅に向かい、「桜の湯」で汗を流し、駅前で乾杯しました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。

トレイルF

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