「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20160728

2016-07-28 | 矮小布団圧縮袋

〇朝8時半から始まったのだが緊急の突貫作業で夜23時までかかる。
 深夜でも気温が下がらないんだなと外を帰りながら思う。
 そろそろコスモスもちらほら咲き始めていたりする道端である(キイロイトリが買物の途中で通った時)

 BGM:「隠蔽捜査」Main Theme (「隠蔽捜査」#11(終)BS TBS7/28 13:00~)
 今日が最終回で国会議員誘拐事件後編。後半の#6~#11は、通しで今回初めて見たところも多い。
 こういう「すべて解決しない感」「官僚は倒るる所に土を掴め」的な話で、後味良くないけどリアル感がある昨今なのか。これで終わらない感じを残して終わる。オリジナルキャラにしてはインパクト強くなった上條。いろいろ調べてみて知ったのだがこのTBSの方のドラマ、竜崎はもっと年取ってる感じとか伊丹はもっとスタイリッシュなはずだとか、原作ファンにするとイメージが結構「違う」と当時批判されていたらしい。だいぶentertainmentな部分も入ってはいるようだし。自分はドラマを読んでから小説を読んだのでさほどでもなくよかったのかもしれない(むしろなんか、文章で読んでイメージした時よりも、いくつかのキャラがドラマだと「可愛げ」になってた感)。これはこれでこういう話として時々見たくなるものの一つになりそう。
 最終回の場面(BGM:「決着」)でも、戸高さんが顔つきをほとんど変えないままでいて「目の表情が全然違う」し、署長が何も言わないで少し笑って去っていくのもおかしかった(この11回で随分、馴れていったもんである)。通常刑事ドラマだとこの巡査部長とか警部とかあたりの刑事が現場中心に捜査する主人公だったりするのが定番だろうと思うのだが、むしろキャリアから降格した署長が(時々葵の御紋的に伝家の宝刀をふるえる方法も知ってはいるが正義の味方な)主役で管理面や上層部交渉面なんかがドラマになってしまうところが今風かつ時代劇的なのかもしれない(いや、時代劇の方に、現代が近づいているのか)。それにしても、SITも警視庁も神奈川県警も管理官も厚労省麻取もなんとなくこの「変人」署長にだんだん、じわじわとやられていく。「人は、命令だけでは、動きません」(貝沼副署長)。まさしく考慮に値する意見だ。こ、これはもしかして竹脇無我主演「清水次郎長」(通称・無我長)のドラマ的に「男心に男が惚れる」「子分みんなが親分ファン♪展開」というやつだったのかっ?(20160728)
コメント