Mars&Jupiter

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マニュエル・ポンセのピアノ協奏曲を聴く

2010-05-17 05:17:15 | 古典~現代音楽メキシコ編
昨日はウォーキングを休みました。
途中聴いた曲は1882年生まれのポンセの作品。
彼の略歴については以前触れているので省略する。
ピアノ協奏曲は、1910年から12年にかけて作曲された。
副題は「ロマンティック」ともよばれるようで、
ショパン、シューマン、リストを讃えて、
ロマン派風の伝統的19世紀スタイルで作曲された。
1912年作曲者自身のピアノにより初演された。
聴いたCDは、ホルヘ・フェデリコ・オソリオのピアノ、
エンリケ・バティス指揮、メキシコ州立交響楽団の演奏によるものである。

第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、ショパン風の序奏に続き、
流れるような旋律に続き、ショパン風の主題がピアノによって登場する。
いかにもロマン派的なこの楽章は短い展開部を終わり、
主題が再現され、続けて第二楽章に入っていく。
第二楽章アンダンテ・エスプレッシーヴォは、
おだやかで優しい感じのオーケストラの前奏に続き、
ピアノが叙情的な旋律を情熱的に奏でていき、最後にカデンツァが置かれ、
ピアノの繊細な部分とダイナミックな部分が発揮される。
第三楽章ヴィーヴォは、オーケストラとピアノの掛け合いにより、
主題が軽快に扱われ展開されていき、最後は堂々と華やかに終わる。

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