Mars&Jupiter

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ジャン・シベリウスの交響詩「伝説(エン・サガ)」作品9を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2010-09-09 05:38:54 | ジャン・シベリウスの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1865年生まれのシベリウスの作品である。
彼の略歴はあまりにも有名な人物なので省略する。
長く続いてきた北欧編もこのシベリウスの作品で終わりにしたい。
交響詩「伝説(エン・サガ)」作品9は、
ロベルト・カヤヌスの依頼を受け、
1892年に作曲され、のち1902年には改訂されている。
聴いたCDはアンタル・ドラティ指揮、
ロンドン交響楽団の演奏によるもので、
高校時代レコードでよく聴いていた盤である。

曲の冒頭はさざ波を思わせるような弦楽器の音に、
木管楽器がリズミカルに絡み、幻想的な感じで始まる。
木管楽器によってまず一つ目の民謡風の主題が現れ、
これを弦楽器が受け継ぎ、繰り返すうちに盛り上がりをみせ、
ティンパニの叩く音に続き、弦楽器により民謡風の旋律が現れ、
弦楽器にもう一つの勇ましい感じの旋律が現れる。
その旋律は金管楽器も奏で、華やかに盛り上がりをみせていく。
再びティンパニの強く叩く音に続き、
今まで登場したそれぞれの主旋律が繰り返されていく。
やがて弦楽器のみが再びさざ波のように音を繰り返し、
ヴァイオリン・ソロが哀愁のこもった旋律を奏で、
オーボエやフルートなども入り室内楽風の音楽となり、
徐々にテンポを速め、金管楽器が加わり勇ましい感じの音楽となる。
そして、盛り上がりをみせたあと、オーボエやクラリネットなどが、
静かに伴奏する弦楽器の上で、最初の旋律を繰り返して演奏し、
幻想的な世界を醸し出し、最後は弦楽器のみが残り静かに終わる。

なお、今回までとりあげた北欧編のCD等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html
参考にしていただければ幸いです。

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