Mars&Jupiter

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リムスキー・コルサコフの「クリスマス・イヴ」組曲、西谷から二俣川まで

2007-12-23 08:31:41 | クリスマス特集・その他
昨日は、西谷駅から二俣川まで歩きました。
昨日聴いたのはリムスキー・コルサコフの
「クリスマス・イヴ」組曲である。
この曲は、1903年に完成した作品で、
同名の歌劇の中から組曲用に編曲したようだ。
主人公が冒険の中で遭遇するさまざまな場面を描写し、
舞曲や賛歌、教会の鐘の音などが流れ。
クリスマス・イヴの日を祝う村の様子が描写される。
チャイコフスキーの歌劇「チェレヴィチキ」と同じ
物語を脚本として使っているようである。

第1曲の聖夜は、幻想的な感じで始まる。
雪がゆっくりと降り積もっていくような情景を想像させる。
第2曲は舞曲風で、フルートが愛らしい旋律を奏でる。
主題はさまざまな形で変奏され、
もう一つの行進風の主題とからみあっていく。
第3曲悪魔のクリスマスは、いかにも最初から悪魔っぽい。
ロシア民謡風の旋律が現れ、勇ましい感じで盛り上がる。
最後に金管楽器が活躍するファンファーレ風の音楽が登場し、
そのまま第4曲ポロネーズへと続いていく。
第4曲は題名通りの舞曲で、華々しい音楽である。
第5曲の真夜中のミサとキャロルへの行列は、
第3曲の主題が登場し、ロシア的な魅力があふれ、
コラール風の旋律と教会の鐘の音が鳴り響き、
クリスマス・イヴの様子が描写され、静かに終わる。

なお、前回のカール・オルフの作品に関するCDの情報は、
私のHPの以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html
作曲家紹介カール・オルフ編を参考にしていただければ幸いです。
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